Note
Access to this page requires authorization. You can try signing in or changing directories.
Access to this page requires authorization. You can try changing directories.
こんにちは。
Windows プラットフォーム サポートの丸山です。
本日は、弊社にて調査中の “システム構成” ツールに関する不具合についてご紹介させていただきます。
もし、お使いの環境でも類似の事象が発生しておりましたら、本ブログ記事をご参考いただけますと幸いです。
※2017/12/26 追記:本事象が Windows Server 2016 環境でも発生することを追記いたしました。
■ 発生する事象について
Windows では、msconfig コマンドを実行すると、“システム構成” ツールが起動して、Windows の起動時に開始するサービスを一部無効化したり、デバッグ機能を有効にして、Windows 起動時のトラブルシューティングを行うことができます。
また、“システム構成” ツールを起動すると、通常の環境では “全般” タブの “スタートアップの選択” にて “通常スタートアップ” が選択された状態となっています。
ところが弊社では、一部の環境にて “システム構成” ツールを起動すると、“全般” タブの “スタートアップの選択” にて “スタートアップのオプションを選択” が選択されているという事象が報告されております。
本事象は以下製品をお使いの場合に発生することが確認されております。
- Windows 8
- Windows 8.1
- Windows 10
- Windows Server 2012
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2016
■ 弊社製品開発部門による調査結果について
上記に記載いたしました問題は、製品開発部門による調査の結果、本事象は弊社製品の不具合であることを確認いたしました。
しかしながら、本動作につきましては、”システム構成” ツールの表示上の問題であり、設定内容は正しく反映されていることから、現時点での修正は見送られております。
一度 “通常スタートアップ” を選択して “OK” または “適用” を押下しました場合には、次回 “システム構成” ツールの起動時に “スタートアップのオプションを選択” が選択されている場合にも、”通常スタートアップ” の設定は有効でございますため、ご安心ください。
本ブログが皆様の問題解決に少しでもお役立ちできますと幸いです。
--
丸山 健一 (マルヤマ ケンイチ)
Windows プラットフォームサポート担当
日本マイクロソフト株式会社