Dynamics CRM 2016 新機能: 強化された Excel エクスポート
みなさん、こんにちは。
今回は Microsoft Dynamics CRM 2016 の新機能より強化された
Excel エクスポートについて紹介します。
概要
今回のリリースで、Excel エクスポートは以下の点が強化
されました。
- エクスポートされるファイル形式
- Excel エクスポートボタンの見直し
エクスポートされるファイル形式
これまでは XML 形式でファイルはエクスポートされており、
Excel で開く際に警告が表示されるという問題や、モバイル版の
Excel では開けないという制限がありました。
今回のリリースからは、ネイティブ形式となり、Excel 2007 以降の
デスクトップバージョン、Excel オンライン、および他の Excel
クライアントなどで開くことが出来ます。
エクスポート時にはフォーマットが維持されるため、Excel 内で
計算した後、再度インポートすることが可能です。
エクセルエクスポートボタンの見直し
今回のリリースでは Excel エクスポートボタンを一度クリック
するだけでデータがエクスポートできるようになりました。
これまでは一度メニューが開き、そこから選択していたため、
より素早いデータエクスポートが可能です。
より詳細な説明については、以下のリンクをご参照ください。
[Excel へのデータのエクスポート]
https://www.microsoft.com/ja-jp/dynamics/crm-customer-center/export-data-to-excel.aspx
まとめ
ネイティブ形式のエクスポートは以前より要望が多かった機能の
1 つですが、今回のリリースで実現して嬉しい限りです。特に
モバイルでも開ける事は、外出時にデータを確認したい場合に
便利ですので、是非お試しください!
- 中村 憲一郎
※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。
Comments
Anonymous
January 28, 2016
DCRM onlineでは、エクセル2007は対応していないと伺っていたのですが、2016から対応可能になったのでしょうか。Anonymous
January 31, 2016
コメントありがとうございます。 今回から Excel がネイティブ形式で出力されるようになりましたので、xlsx 形式のファイルが開けるものであれば操作が可能となります。ちなみにこの変更は Microsoft Dynamics CRM 2015 Update 1 からですが、設置型は Microsoft Dynamics CRM 2016 からとなります。
- 中村 憲一郎