オートコネクト

Visio 2007 のデータ接続関連の機能を続けて紹介してきましたが、テーマに並ぶ図面作製機能の拡張であるオートコネクトを紹介します。 

オートで始まる機能 Office 製品ではお馴染みですから、だいたいどのような機能かはお分かりになると思います。これは特にフローチャートを作成するときに役に立つ機能です。 

まずは画面ショットをご覧ください。フローチャート テンプレートで図形をドロップしたところです。図形のまわりに青い矢印が浮き出ています。

この矢印の 1 つをクリックすると…

このように自動的にコネクタと次の図形が接続されて描画されます。常に元の図形と整列された状態で、また図形間の間隔も一定になるように描画されます。

次に描画される図形は、ステンシルの中で選択されている図形です。微調整の必要なしにクリックを繰り返すだけで、きれいに並んだフローチャートがほんの数秒で作成可能です。

 

この機能はフローチャートだけでなく、ネットワーク図などでも利用可能です。

非常にシンプルな実装で実現しており、図形間隔の調整など複雑な設定はできません。