既存のブループリントの割り当てを更新する方法

重要

2026 年 7 月 11 日に、Blueprints (プレビュー) は非推奨になります。 既存のブループリントの定義と割り当てを Template Specsデプロイ スタックに移行します。 ブループリント アーティファクトは、デプロイ スタックの定義に使用される ARM JSON テンプレートまたは Bicep ファイルに変換されます。 アーティファクトを ARM リソースとして作成する方法については、次を参照してください。

ブループリントが割り当てられたら、割り当てを更新できます。 既存の割り当てを更新する理由は次のとおりです。

割り当ての更新

  1. 左側のウィンドウにある [すべてのサービス] を選択します。 [ブループリント] を探して選択します。

  2. 左側のページから [割り当てられたブループリント] を選択します。

  3. ブループリントの一覧で、ブループリントの割り当てを選択します。 次に、 [割り当ての更新] ボタンを使用するか、ブループリントの割り当てを選択して保持 (または右クリック) し、 [割り当ての更新] を選択します。

    [割り当ての更新] ボタンが強調表示された [ブループリント割り当て] ページのスクリーンショット。

  4. 元の割り当てからすべての値が事前入力された状態で、 [ブループリントの割り当て] ページが読み込まれます。 ブループリント定義のバージョンロック割り当て状態、およびブループリント定義に存在する任意の動的パラメーターを変更できます。 変更が完了したら、 [割り当て] を選択します。

  5. 更新された割り当ての詳細ページで、新しいステータスを確認します。 この例では、割り当てにロックを追加しました。

    変更されたロック モードを示した、更新されたブループリントの割り当てのスクリーンショット。

  6. ドロップダウン リストを使用して、他の割り当て操作に関する詳細を確認します。 選択した割り当て操作によって、マネージド リソースのテーブルが更新されます。

    割り当て操作とその状態を示した、更新されたブループリントの割り当てのスクリーンショット。

割り当ての更新の規則

更新された割り当てのデプロイでは、いくつかの重要な規則に従います。 これらの規則は、既にデプロイされているリソースに対する動作を決定します。 要求された変更と、リソース デプロイまたは更新されているアーティファクト リソースの種類によって、実行されるアクションが決まります。

  • ロールの割り当て
    • ロールまたはロールの割り当て先 (ユーザー、グループ、またはアプリ) が変更された場合は、新しいロールの割り当てが作成されます。 以前にデプロイされたロールの割り当ては、そのまま残ります。
  • ポリシーの割り当て
    • ポリシーの割り当てのパラメーターが変更された場合は、既存の割り当てが更新されます。
    • ポリシーの割り当ての定義が変更されると、新しいポリシーの割り当てが作成されます。 以前にデプロイされたポリシーの割り当ては、そのまま残ります。
    • ポリシーの割り当てのアーティファクトがブループリントから削除された場合、デプロイ済みのポリシーの割り当てはそのまま残ります。
  • Azure Resource Manager テンプレート (ARM テンプレート)
    • テンプレートは Resource Manager によって PUT として処理されます。 このアクションはリソースの種類ごとに異なるので、ブループリントによって実行された際のこのアクションの影響を判断するには、含まれる各リソースのドキュメントを参照してください。

割り当ての更新時に考えられるエラー

割り当てを更新する際に、実行時に障害を発生させるような変更を行ことがあります。 例としては、既にデプロイされているリソース グループの場所を変更する場合が挙げられます。 Resource Manager によってサポートされている任意の変更を行うことができますが、変更によって Resource Manager でエラーが発生する場合は、割り当てにおいても障害が発生します。

割り当てを更新できる回数に制限はありません。 エラーが発生した場合は、エラーを特定して、割り当てに対して別の更新を行います。 エラー シナリオの例を次に示します。

  • パラメーター不良
  • オブジェクトが既に存在している
  • 変更が Resource Manager でサポートされていない

次のステップ