ListIndex プロパティ

ListBox または ComboBox で現在選択されている項目を識別します

構文

オブジェクトListIndex [= Variant ]

ListIndex プロパティの構文には、次の指定項目があります。

パーツ 説明
object 必須です。 有効なオブジェクトです。
Variant 省略可能。 コントロールで現在選択されているアイテムです。

注釈

ListIndex プロパティは、リストの中で現在選択されている行のインデックスを示します。 ListIndex の値の範囲は、-1 からリスト内の行の合計数よりも 1 少ない数 ( ListCount - 1) までです。 行が選択されていない場合、 ListIndex は -1 を返します。

リスト ボックス ( ListBox) コントロールまたはコンボ ボックス ( ComboBox) コントロールでいずれかの行を選択すると、そのインデックス番号が ListIndex プロパティに設定されます。 たとえば、リストの 1 行目を選択すると、 ListIndex プロパティには 0 が設定され、2 行目を選択すると 1 が設定されます。

注:

MultiSelect プロパティを使用して複数の選択を許可する ListBox を作成する場合、ListBoxSelected プロパティ (ListIndex プロパティではなく) によって、選択した行が識別されます。 Selected プロパティは、ListBox に含まれる行と同じ数の値を持つ配列です。

リスト ボックスの各行の Selected の値は、その行が選択されている場合は True、選択されていない場合は False になります。 複数選択が可能な ListBox の場合、ListIndex は、行が現在選択されているかどうかに関係なく、フォーカスがある行のインデックスを返します。

ListIndex 値は、コンボ ボックスまたはリスト ボックスの BoundColumn プロパティを 0 に設定することでも使用できます。 BoundColumn が 0 の場合、コンボ ボックスまたはリスト ボックスが連結された基になるデータ ソースに、ListIndex と同じリストのインデックス値が格納されます。

関連項目

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。