RESTORE ステートメント (Transact-SQL)

BACKUP コマンドを使用して作成された SQL Database のバックアップを復元します。

製品を選択する

次の行で、興味のある製品の名前を選択すると、その製品の情報のみが表示されます。

構文表記規則の詳細については、「Transact-SQL 構文表記規則」を参照してください。

* SQL Server *  

 

SQL Server

このコマンドを使用すると、次の復元シナリオを実行できます。

  • 完全データベース バックアップからデータベース全体を復元する (完全復元)。
  • データベースの一部を復元する (部分復元)。
  • 特定のファイルまたはファイル グループをデータベースに復元する (ファイル復元)。
  • 特定のページをデータベースに復元する (ページ復元)。
  • トランザクション ログをデータベースに復元する (トランザクション ログ復元)。
  • データベース スナップショットでキャプチャされた時点にデータベースを戻す。

その他のリソース

構文

  • 引数の説明の詳細については、RESTORE の引数に関するページを参照してください。
--To Restore an Entire Database from a Full database backup (a Complete Restore):
RESTORE DATABASE { database_name | @database_name_var }
 [ FROM <backup_device> [ ,...n ] ]
 [ WITH
   {
    [ RECOVERY | NORECOVERY | STANDBY =
        {standby_file_name | @standby_file_name_var }
       ]
   | ,  <general_WITH_options> [ ,...n ]
   | , <replication_WITH_option>
   | , <change_data_capture_WITH_option>
   | , <FILESTREAM_WITH_option>
   | , <service_broker_WITH options>
   | , \<point_in_time_WITH_options-RESTORE_DATABASE>
   } [ ,...n ]
 ]
[;]

--To perform the first step of the initial restore sequence of a piecemeal restore:
RESTORE DATABASE { database_name | @database_name_var }
   <files_or_filegroups> [ ,...n ]
 [ FROM <backup_device> [ ,...n ] ]
   WITH
      PARTIAL, NORECOVERY
      [  , <general_WITH_options> [ ,...n ]
       | , \<point_in_time_WITH_options-RESTORE_DATABASE>
      ] [ ,...n ]
[;]

--To Restore Specific Files or Filegroups:
RESTORE DATABASE { database_name | @database_name_var }
   <file_or_filegroup> [ ,...n ]
 [ FROM <backup_device> [ ,...n ] ]
   WITH
   {
      [ RECOVERY | NORECOVERY ]
      [ , <general_WITH_options> [ ,...n ] ]
   } [ ,...n ]
[;]

--To Restore Specific Pages:
RESTORE DATABASE { database_name | @database_name_var }
   PAGE = 'file:page [ ,...n ]'
 [ , <file_or_filegroups> ] [ ,...n ]
 [ FROM <backup_device> [ ,...n ] ]
   WITH
       NORECOVERY
      [ , <general_WITH_options> [ ,...n ] ]
[;]

--To Restore a Transaction Log:
RESTORE LOG { database_name | @database_name_var }
 [ <file_or_filegroup_or_pages> [ ,...n ] ]
 [ FROM <backup_device> [ ,...n ] ]
 [ WITH
   {
     [ RECOVERY | NORECOVERY | STANDBY =
        {standby_file_name | @standby_file_name_var }
       ]
    | , <general_WITH_options> [ ,...n ]
    | , <replication_WITH_option>
    | , \<point_in_time_WITH_options-RESTORE_LOG>
   } [ ,...n ]
 ]
[;]

--To Revert a Database to a Database Snapshot:
RESTORE DATABASE { database_name | @database_name_var }
FROM DATABASE_SNAPSHOT = database_snapshot_name

<backup_device>::=
{
   { logical_backup_device_name |
      @logical_backup_device_name_var }
 | { DISK
     | TAPE
     | URL
   } = { 'physical_backup_device_name' |
      @physical_backup_device_name_var }
}

<files_or_filegroups>::=
{
   FILE = { logical_file_name_in_backup | @logical_file_name_in_backup_var }
 | FILEGROUP = { logical_filegroup_name | @logical_filegroup_name_var }
 | READ_WRITE_FILEGROUPS
}

<general_WITH_options> [ ,...n ]::=
--Restore Operation Options
   MOVE 'logical_file_name_in_backup' TO 'operating_system_file_name'
          [ ,...n ]
 | REPLACE
 | RESTART
 | RESTRICTED_USER | CREDENTIAL

--Backup Set Options
 | FILE = { backup_set_file_number | @backup_set_file_number }
 | PASSWORD = { password | @password_variable }
 | [ METADATA_ONLY | SNAPSHOT ] [ DBNAME = { database_name | @database_name_variable } ]

--Media Set Options
 | MEDIANAME = { media_name | @media_name_variable }
 | MEDIAPASSWORD = { mediapassword | @mediapassword_variable }
 | BLOCKSIZE = { blocksize | @blocksize_variable }

--Data Transfer Options
 | BUFFERCOUNT = { buffercount | @buffercount_variable }
 | MAXTRANSFERSIZE = { maxtransfersize | @maxtransfersize_variable }

--Error Management Options
 | { CHECKSUM | NO_CHECKSUM }
 | { STOP_ON_ERROR | CONTINUE_AFTER_ERROR }

--Monitoring Options
 | STATS [ = percentage ]

--Tape Options.
 | { REWIND | NOREWIND }
 | { UNLOAD | NOUNLOAD }

<replication_WITH_option>::=
 | KEEP_REPLICATION

<change_data_capture_WITH_option>::=
 | KEEP_CDC

<FILESTREAM_WITH_option>::=
 | FILESTREAM ( DIRECTORY_NAME = directory_name )

<service_broker_WITH_options>::=
 | ENABLE_BROKER
 | ERROR_BROKER_CONVERSATIONS
 | NEW_BROKER

\<point_in_time_WITH_options-RESTORE_DATABASE>::=
 | {
   STOPAT = { 'datetime'| @datetime_var }
 | STOPATMARK = 'lsn:lsn_number'
                 [ AFTER 'datetime']
 | STOPBEFOREMARK = 'lsn:lsn_number'
                 [ AFTER 'datetime']
   }

\<point_in_time_WITH_options-RESTORE_LOG>::=
 | {
   STOPAT = { 'datetime'| @datetime_var }
 | STOPATMARK = { 'mark_name' | 'lsn:lsn_number' }
                 [ AFTER 'datetime']
 | STOPBEFOREMARK = { 'mark_name' | 'lsn:lsn_number' }
                 [ AFTER 'datetime']
   }

引数

引数の説明については、RESTORE の引数に関するページを参照してください。

復元シナリオについて

SQL Server ではさまざまな復元シナリオがサポートされています。

  • データベースの全体復元

    最初に完全データベース バックアップを行い、次に必要に応じて差分データベース バックアップ (およびログ バックアップ) の復元を行って、データベース全体を復元します。 詳細については、データベースの全体復元 - 単純復旧モデルに関するページ、またはデータベースの全体復元 - 完全復旧モデルに関するページを参照してください。

  • ファイル復元

    マルチ ファイル グループ データベースのファイルまたはファイル グループを復元します。 単純復旧モデルでは、ファイルは読み取り専用のファイル グループに属している必要があります。 完全なファイル復元を行った後で、差分ファイル バックアップを復元できます。 詳細については、ファイル復元 - 完全復旧モデルに関するページ、およびファイル復元 - 単純復旧モデルに関するページを参照してください。

  • ページ復元

    個々のページを復元します。 ページ復元は、完全復旧モデルと一括ログ復旧モデルでのみ利用できます。 詳細については、ページ復元 - SQL Server に関するページを参照してください。

  • 段階的な部分復元

    プライマリ ファイル グループと、1 つ以上のセカンダリ ファイル グループの復元から始めて、データベースを段階的に復元します。 段階的な部分復元の最初の段階では、RESTORE DATABASE を PARTIAL オプションで実行し、このとき、復元する 1 つ以上のセカンダリ ファイル グループを指定します。 詳細については、段階的な部分復元 - SQL Server に関するページを参照してください。

  • 復旧のみ

    データベース内でデータの一貫性が保たれており、単にデータを使用可能にするだけの場合に行います。 詳細については、データを復元しないデータベースの復旧に関するページを参照してください。

  • トランザクション ログの復元

    完全復旧モデルまたは一括ログ復旧モデルで、目的の復旧ポイントに戻すには、ログ バックアップの復元が必要です。 ログ バックアップの復元の詳細については、トランザクション ログ バックアップの適用 - SQL Server に関するページを参照してください。

  • Always On 可用性グループのための可用性データベースの準備

    詳細については、 可用性グループに対するセカンダリ データベースの手動準備 - SQL Server に関するページを参照してください。

  • データベース ミラーリングのためのミラー データベースの準備

    詳細については、ミラーリングのためのミラー データベースの準備 - SQL Server に関するページを参照してください。

  • オンライン復元

    Note

    オンライン復元は、SQL Server の Enterprise Edition でのみ実行できます。

オンライン復元がサポートされている場合、データベースがオンラインになっていると、ファイル復元とページ復元は自動的にオンライン復元になり、段階的な部分復元の最初の段階の後で行われるセカンダリ ファイル グループの復元もオンライン復元になります。

Note

オンライン復元には、遅延トランザクションを使用できます。

詳細については、オンライン復元に関するページを参照してください。

RESTORE のオプションに関するその他の注意点

廃止された RESTORE キーワード

次のキーワードは、SQL Server 2008 では廃止されました。

廃止されたキーワード 代替キーワード 代替キーワードの例
LOAD RESTORE RESTORE DATABASE
TRANSACTION LOG RESTORE LOG
DBO_ONLY RESTRICTED_USER RESTORE DATABASE ... WITH RESTRICTED_USER

RESTORE LOG

RESTORE LOG にファイル リストを含めて、ロールフォワード中にファイルを作成することができます。 この機能は、データベースへファイルを追加するときに書き込まれたログ レコードが、ログ バックアップに含まれている場合に使用します。

Note

データベースで完全な復旧モデルまたは一括ログ復旧モデルを使用しているときは、多くの場合、データベースの復元前にログ末尾のバックアップが必要になります。 RESTORE DATABASE ステートメントに WITH REPLACE 句または WITH STOPAT 句が指定されていない場合、最初にログ末尾のバックアップを行わずに、データベースを復元しようとするとエラーが発生します。これらの句は、データのバックアップ終了後の時間またはトランザクションの指定が必要となる句です。 ログ末尾のバックアップの詳細については、ログ末尾のバックアップに関するページを参照してください。

RECOVERY と NORECOVERY の比較

ロールバックは、RESTORE ステートメントの [ RECOVERY | NORECOVERY ] オプションで制御されます。

  • NORECOVERY では、ロールバックを行わないように指定します。 これにより、ロールフォワードをシーケンス内の次のステートメントに進めることができます。

    この場合、復元シーケンスでは他のバックアップを復元してそれらをロールフォワードできます。

  • RECOVERY (規定値) では、現在のバックアップのロールフォワードが完了した後にロールバックを実行するように指定します。 これ以上バックアップを復元できません。 必要なバックアップをすべて復元したら、このオプションを選択します。

    データベースを復旧するには、復元されるデータセット全体 ("ロールフォワード セット") とデータベースの間で一貫性が保たれている必要があります。 ロールフォワード セットがデータベースと一貫性を保つことができる時点まで十分にロールフォワードされていない場合は、RECOVERY を指定すると、データベース エンジンによってエラーが生成されます。 復旧プロセスの詳細については、「復元と復旧の概要 (SQL Server)」を参照してください。

互換性サポート

以前のバージョンの SQL Server を使用して作成された mastermodel および msdb のバックアップを、SQL Server で復元することはできません。

Note

SQL Server のバックアップは、バックアップが作成されたバージョン以前の SQL Server に復元することはできません。

SQL Server の各バージョンでは、以前のバージョンとは異なる既定のパスが使用されます。 そのため、以前のバージョンのバックアップが既定で保存されていた場所に作成されたデータベースを復元するには、MOVE オプションを使用する必要があります。 新しい既定のパスについては、「SQL Server の既定のインスタンスおよび名前付きインスタンスのファイルの場所」を参照してください。

以前のバージョンのデータベースを SQL Server に復元すると、データベースが自動的にアップグレードされます。 通常、データベースは直ちに使用可能になります。 ただし、SQL Server 2005 (9.x) データベースにフルテキスト インデックスがある場合、アップグレード プロセスでは、upgrade_option サーバー プロパティの設定に応じて、インポート、リセット、または再構築が行われます。 アップグレード オプションがインポート (upgrade_option = 2) または再構築 (upgrade_option = 0) に設定されている場合、アップグレード中はフルテキスト インデックスを使用できなくなります。 インデックスを作成するデータ量によって、インポートには数時間、再構築には最大でその 10 倍の時間がかかることがあります。 また、アップグレード オプションがインポートに設定されており、フルテキスト カタログが使用できない場合は、関連付けられたフルテキスト インデックスが再構築されます。 upgrade_option サーバー プロパティの設定を変更するには、 sp_fulltext_serviceを使用します。

データベースが最初に SQL Serverの新しいインスタンスにアタッチまたは復元されるとき、データベース マスター キー (サービス マスター キーにより暗号化されたもの) のコピーはまだサーバーに格納されていません。 OPEN MASTER KEY を使用して、データベース マスター キー (DMK) を暗号化解除する必要があります。 DMK の暗号化が解除されると、 ALTER MASTER KEY REGENERATE ステートメントを使用して、サービス マスター キー (SMK) で暗号化された DMK のコピーをサーバーに提供することにより、将来、自動的に暗号化解除することも可能となります。 データベースを以前のバージョンからアップグレードした場合、新しい AES アルゴリズムを使用するように DMK を再作成する必要があります。 DMK を再作成する方法の詳細については、ALTER MASTER KEY に関するページを参照してください。 DMK キーを再作成して AES にアップグレードするのに必要な時間は、DMK によって保護されているオブジェクトの数によって異なります。 DMK キーを再作成して AES にアップグレードする作業は、1 回限りで済み、今後のキー ローテーション方法には影響を与えません。

解説

オフライン復元を実行しているときに、指定したデータベースが使用中の場合、RESTORE を実行してしばらくするとユーザーは強制的に切断されます。 プライマリ ファイル グループ以外のオンライン復元では、復元するファイル グループがオフラインにならなければ、データベースの使用を続けることができます。 指定したデータベース内のデータはすべて、復元されたデータに置き換えられます。

1 つのプラットフォームから別のプラットフォームへの復元操作は、異なる種類のプロセッサ間でも、オペレーティング システムでデータベースの照合順序がサポートされていれば実行できます。

エラーが発生した場合は RESTORE を再開できます。 また、エラーに関係なく RESTORE を続行するよう指示することもできます。この場合は、復元可能なデータが復元されます (CONTINUE_AFTER_ERROR オプションを参照)。

RESTORE は、明示的または暗黙的なトランザクションでは使用できません。

損傷した master データベースの復元は、特別な手順を使用して行われます。 詳細については、システム データベースのバックアップと復元に関するページを参照してください。

データベースを復元すると、復元中のデータベースのプラン キャッシュが消去されます。 プラン キャッシュが消去されると、後続のすべての実行プランが再コンパイルされ、場合によっては、クエリ パフォーマンスが一時的に急激に低下します。

可用性データベースを復元するには、SQL Server のインスタンスにデータベースを復元した後、そのデータベースを可用性グループに追加します。

バックアップの圧縮と圧縮解除のための統合アクセラレーションとオフロード

SQL Server 2022 (16.x) では、操作の圧縮アルゴリズムを識別する ALGORITHM が導入されています。 詳細については、バックアップの圧縮に関する記事を参照してください。

詳細については、「復元操作」を参照してください

URL から復元

URL は、Microsoft Azure Blob Storage または S3 互換オブジェクト ストレージの場所とファイル名を指定するために使用される形式です。 Microsoft Azure Blob Storage はサービスですが、実装はディスクやテープと似ており、すべてのデバイスで一貫したシームレスな復元エクスペリエンスを実現できます。

相互運用性

データベースの設定と復元

復元を実行すると、ALTER DATABASE を使用して設定できるデータベース オプションの大半は、バックアップの終了時に有効となっていた値にリセットされます。

WITH RESTRICTED_USER オプションを使用すると、ユーザー アクセス オプションの設定の動作がオーバーライドされます。 ユーザー アクセス オプションの設定は、WITH RESTRICTED_USER オプションを含む RESTORE ステートメントの後で、常に設定されます。

暗号化されたデータベースを復元する

暗号化されたデータベースを復元するには、データベースの暗号化に使用された証明書または非対称キーにアクセスできることが必要です。 証明書または非対称キーがないと、データベースは復元できません。 このため、バックアップが必要である間は、データベース暗号化キーの暗号化に使用する証明書を保持しておく必要があります。 詳細については、「 SQL Server Certificates and Asymmetric Keys」をご覧ください。

vardecimal ストレージ対応データベースの復元

バックアップと復元は vardecimal ストレージ形式で正常に機能します。 vardecimal ストレージ形式の詳細については、sp_db_vardecimal_storage_format に関するページを参照してください。

フルテキスト データの復元

完全復元を実行すると、フルテキスト データは他のデータベース データと共に復元されます。 標準の RESTORE DATABASE database_name FROM backup_device 構文を使用すると、フルテキスト ファイルはデータベース ファイルの復元の一部として復元されます。

RESTORE ステートメントでは、フルテキスト データに対し、代替位置への復元、差分復元、ファイルとファイル グループの復元、ファイルとファイル グループの差分復元を行うこともできます。 また、RESTORE ではデータベース データと同様にフルテキスト ファイルだけを復元することもできます。

注意

SQL Server 2005 (9.x) からインポートされたフルテキスト カタログもデータベース ファイルとして扱われます。 これらの場合は、フルテキスト カタログをバックアップするための SQL Server 2005 (9.x) の手順をそのまま適用できますが、バックアップ操作中の一時停止と再開は必要なくなります。 詳細については、「フルテキスト カタログのバックアップと復元」を参照してください。

SQL Server 2022 への復元と自動削除機能

以前のバージョンの SQL Server 2022 (16.x) にデータベースを復元する場合は、データベースで sp_updatestats を実行し、統計の自動削除機能の適切なメタデータを設定することをお勧めします。 詳細については、統計の自動削除オプションに関するセクションを参照してください。

SQL Server ビッグ データ クラスター

サーバー設定のインスタンス レベルでの構成、またはデータベースの可用性グループへの手動での追加などの一部の操作は、SQL Server インスタンスへの接続が必要です。 可用性グループに属するデータベース内での sp_configureRESTORE DATABASE、または DDL コマンドのような操作は、SQL Server インスタンスへの接続が必要です。 既定では、ビッグ データ クラスターには、インスタンスへの接続を有効にするエンドポイントが含まれません。 このエンドポイントは、手動で公開する必要があります。

手順については、プライマリ レプリカのデータベースへの接続に関するページを参照してください。

メタデータ

SQL Server には、各サーバー インスタンスのバックアップおよび復元動作を追跡する、バックアップおよび復元の履歴テーブルが含まれています。 復元を実行すると、バックアップ履歴テーブルも変更されます。 これらのテーブルについては、バックアップの履歴とヘッダーの情報に関するページを参照してください。

REPLACE オプションによる影響

REPLACE は頻繁に使用すべきではありません。使用するのは十分に検討した後のみに限定してください。 通常、復元により、誤ってデータベースを別のデータベースで上書きしてしまうのを防ぐことができます。 RESTORE ステートメントで指定したデータベースが現在のサーバーに既に存在し、指定したデータベースのファミリ GUID がバックアップ セットに記録されているデータベースのファミリ GUID と異なる場合、そのデータベースは復元されません。 これは重要な保護機能です。

REPLACE オプションは、通常は復元によって実行されるいくつかの重要な安全性チェックをオーバーライドします。 オーバーライドされるチェックは次のとおりです。

  • 別のデータベースから取得したバックアップで既存のデータベースに復元することに対するチェック。

    REPLACE オプションを使用すると、バックアップ セットに含まれているどのデータベースでも既存のデータベースを上書きできます。このことは、指定したデータベース名がバックアップ セットに記録されているデータベース名と異なる場合でも当てはまります。 これにより、誤ってデータベースを別のデータベースで上書きしてしまう可能性があります。

  • ログ末尾のバックアップを行っておらず、STOPAT オプションを使用しない場合に、完全復旧モデルまたは一括ログ復旧モデルを使用してデータベースに復元することに対するチェック。

    最近書き込まれたログをバックアップしていないので、REPLACE オプションを使用すると、コミットされた作業が失われる可能性があります。

  • 既存のファイルを上書きすることに対するチェック。

    たとえば、間違った種類のファイル (.xls ファイルなど) や、別のデータベースによって使用されているオンラインになっていないファイルを誤って上書きしてしまう場合があります。 復元されたデータベースが完全であっても、既存のファイルが上書きされた場合はデータが失われている可能性があります。

復元をやり直す

復元の結果を元に戻すことはできませんが、ファイル単位で最初からやり直して、データ コピーとロールフォワードの結果を取り消すことができます。 最初からやり直すには、目的のファイルを復元して、もう一度ロールフォワードを実行します。 たとえば、間違って必要以上のログ バックアップを復元し、予定の停止ポイントを過ぎてしまった場合は、復元シーケンスを再開する必要があります。

復元シーケンスは途中で中断でき、影響があったファイルの内容全体を復元することで再開できます。

データベースをデータベース スナップショットに戻す

データベースを元に戻す操作 (DATABASE_SNAPSHOT オプションを使用して指定) では、ソース データベース全体をデータベース スナップショットの時点に戻します。つまり、指定したデータベース スナップショットの時点で保持されていたデータでソース データベースを上書きします。 データベースを戻すスナップショットは、現時点で存在する唯一のスナップショットである必要があります。 その後、この操作ではログが再構成されます (したがって、後でこのデータベースをユーザー エラーの時点にロールフォワードすることはできません)。

失われるデータは、スナップショットの作成時点よりも後に行ったデータベースへの更新内容だけです。 この操作を行った後のデータベースのメタデータは、スナップショット作成時点のメタデータと同じになります。 ただし、スナップショットに戻すと、すべてのフルテキスト カタログが削除されます。

データベース スナップショットに戻す操作はメディアの復旧を目的としたものではありません。 標準的なバックアップ セットとは異なり、データベース スナップショットはデータベース ファイルの不完全なコピーです。 データベースまたはデータベース スナップショットが壊れた場合、スナップショットに戻すことはほぼ不可能です。 戻すことができても、データベースまたはデータベース スナップショットが壊れている場合は、問題が解決しない可能性が高くなります。

元に戻す操作の制限

元に戻す操作は、次の状況ではサポートされません。

  • ソース データベースに読み取り専用のファイル グループまたは圧縮されたファイル グループがある。
  • スナップショットの作成時にオンラインだったファイルがオフラインとなっている。
  • 現在、複数のデータベース スナップショットが存在する。

詳細については、「データベースをデータベース スナップショットに戻す」を参照してください。

セキュリティ

バックアップ操作では、オプションで、メディア セットとバックアップ セットにそれぞれパスワードを設定できます。 メディア セットまたはバックアップ セットにパスワードが設定されている場合は、RESTORE ステートメントで正しいパスワードを指定する必要があります。 これらのパスワードを設定しておくと、SQL Server ツールを使用して不正に復元操作が行われたり、メディアにバックアップ セットが不正に追加されたりするのを防ぐことができます。 ただし、パスワードで保護されたメディアは、BACKUP ステートメントの FORMAT オプションで上書きできます。

重要

パスワードによる保護は強力なものではありません。 権限の有無にかかわらず、ユーザーが SQL Server ツールを使用して不適切な復元を行わないようにすることを目的としています。 その他の手段によるバックアップ データの読み取りやパスワードの置き換えを防ぐわけではありません。 この機能は、Microsoft SQL Server の将来のバージョンで削除されます。 新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正することを検討してください。 バックアップ保護に最適な方法は、バックアップ テープを安全な場所に保管するか、バックアップしたディスク ファイルを適切なアクセス制御リスト (ACL) で保護することです。 ACL は、バックアップを作成するディレクトリのルートに設定する必要があります。

アクセス許可

復元するデータベースが存在しない場合、ユーザーは RESTORE を実行できる CREATE DATABASE 権限を持っている必要があります。 データベースが存在する場合、RESTORE 権限は既定で、sysadmin および dbcreator 固定サーバー ロールのメンバーと、データベースの所有者 (dbo) に付与されます (FROM DATABASE_SNAPSHOT オプションを使用する場合、データベースは常に存在します)。

RESTORE 権限は、サーバーでメンバーシップ情報を常に確認できるロールに与えられます。 固定データベース ロールのメンバーシップは、データベースがアクセス可能で破損していない場合にのみ確認することができますが、これは RESTORE の実行時に必ずしも保証されないため、db_owner 固定データベース ロールのメンバーには RESTORE 権限は付与されません。

次の例ではすべて、データベース全体のバックアップが既に実行されていることが前提です。

RESTORE の例を次に示します。

Note

その他の例については、復元と復旧の概要に関するページにリストされている復元方法に関するトピックを参照してください。

A. 完全なデータベースを復元する

次の例では、AdventureWorksBackups 論理バックアップ デバイスからデータベース バックアップ全体を復元します。 このデバイスの作成例については、「バックアップ デバイス」を参照してください。

RESTORE DATABASE AdventureWorks2012
  FROM AdventureWorks2012Backups;

Note

データベースで完全な復旧モデルまたは一括ログ復旧モデルを使用しているときは、ほとんどの場合、SQL Server ではデータベースの復元前にログ末尾のバックアップが必要になります。 詳細については、ログ末尾のバックアップに関するページを参照してください。

[例の先頭に戻る]

B. データベースの完全および差分バックアップを復元する

次の例では、Z:\SQLServerBackups\AdventureWorks2012.bak バックアップ デバイスから、データベース全体のバックアップを復元した後、差分バックアップを復元します。 復元するデータベース全体のバックアップはデバイス上の 6 番目のバックアップ セット (FILE = 6) で、差分データベース バックアップはデバイス上の 9 番目のバックアップ セット (FILE = 9) です。 差分バックアップが復旧されると、データベースがすぐに復旧されます。

RESTORE DATABASE AdventureWorks2012
    FROM DISK = 'Z:\SQLServerBackups\AdventureWorks2012.bak'
    WITH FILE = 6
      NORECOVERY;
RESTORE DATABASE AdventureWorks2012
    FROM DISK = 'Z:\SQLServerBackups\AdventureWorks2012.bak'
    WITH FILE = 9
      RECOVERY;

[例の先頭に戻る]

C. RESTART 構文を使用してデータベースを復元する

次の例では、サーバーの電源異常による割り込みを受けた RESTART 操作を、RESTORE オプションで再起動します。

-- This database RESTORE halted prematurely due to power failure.
RESTORE DATABASE AdventureWorks2012
    FROM AdventureWorksBackups;
-- Here is the RESTORE RESTART operation.
RESTORE DATABASE AdventureWorks2012
    FROM AdventureWorksBackups WITH RESTART;

[例の先頭に戻る]

D. データベースを復元しファイルを移動する

次の例では、データベース全体とトランザクション ログを復元し、復元したデータベースを C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL13.MSSQLSERVER\MSSQL\Data ディレクトリに移動します。

RESTORE DATABASE AdventureWorks2012
    FROM AdventureWorksBackups
    WITH NORECOVERY,
      MOVE 'AdventureWorks2012_Data' TO
'C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL13.MSSQLSERVER\MSSQL\Data\NewAdvWorks.mdf',
      MOVE 'AdventureWorks2012_Log'
TO 'C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL13.MSSQLSERVER\MSSQL\Data\NewAdvWorks.ldf';
RESTORE LOG AdventureWorks2012
    FROM AdventureWorksBackups
    WITH RECOVERY;

[例の先頭に戻る]

E. BACKUP および RESTORE を使用してデータベースのコピーを作成する

次の例では、BACKUP および RESTORE の両方のステートメントを使用して、AdventureWorks2019 のコピーを作成します。 MOVE ステートメントは、データとログ ファイルを指定の位置に復元します。 RESTORE FILELISTONLY ステートメントは、復元するデータベース内のファイル数と名前を判断するために使用します。 データベースの新しいコピーは、TestDB という名前になります。 詳細については、RESTORE FILELISTONLY に関するページを参照してください。

BACKUP DATABASE AdventureWorks2012
    TO AdventureWorksBackups ;

RESTORE FILELISTONLY
    FROM AdventureWorksBackups ;

RESTORE DATABASE TestDB
    FROM AdventureWorksBackups
    WITH MOVE 'AdventureWorks2012_Data' TO 'C:\MySQLServer\testdb.mdf',
    MOVE 'AdventureWorks2012_Log' TO 'C:\MySQLServer\testdb.ldf';
GO

[例の先頭に戻る]

F. STOPAT を使用して特定の時点に復元する

次の例では、データベースを 12:00 AMApril 15, 2020 の状態に復元し、複数のログ バックアップが関連する復元操作を行います。 バックアップ デバイス AdventureWorksBackupsにおいて、復元するデータベース全体のバックアップはデバイス上の 3 番目のバックアップ セット (FILE = 3)、最初のログ バックアップは 4 番目のバックアップ セット (FILE = 4)、2 番目のログ バックアップは 5 番目のバックアップ セット (FILE = 5) です。

RESTORE DATABASE AdventureWorks2012
    FROM AdventureWorksBackups
    WITH FILE=3, NORECOVERY;

RESTORE LOG AdventureWorks2012
    FROM AdventureWorksBackups
    WITH FILE=4, NORECOVERY, STOPAT = 'Apr 15, 2020 12:00 AM';

RESTORE LOG AdventureWorks2012
    FROM AdventureWorksBackups
    WITH FILE=5, NORECOVERY, STOPAT = 'Apr 15, 2020 12:00 AM';
RESTORE DATABASE AdventureWorks2012 WITH RECOVERY;

[例の先頭に戻る]

G. トランザクション ログをマークまで復元する

次の例では、トランザクション ログを ListPriceUpdateというマーク付きトランザクションのマークまで復元します。

USE AdventureWorks2012
GO
BEGIN TRANSACTION ListPriceUpdate
    WITH MARK 'UPDATE Product list prices';
GO

UPDATE Production.Product
    SET ListPrice = ListPrice * 1.10
    WHERE ProductNumber LIKE 'BK-%';
GO

COMMIT TRANSACTION ListPriceUpdate;
GO

-- Time passes. Regular database
-- and log backups are taken.
-- An error occurs in the database.
USE master;
GO

RESTORE DATABASE AdventureWorks2012
FROM AdventureWorksBackups
WITH FILE = 3, NORECOVERY;
GO

RESTORE LOG AdventureWorks2012
  FROM AdventureWorksBackups
    WITH FILE = 4,
    RECOVERY,
    STOPATMARK = 'UPDATE Product list prices';

[例の先頭に戻る]

H. TAPE 構文を使用して復元する

次の例では、TAPE バックアップ デバイスからデータベース バックアップ全体を復元します。

RESTORE DATABASE AdventureWorks2012
    FROM TAPE = '\\.\tape0';

[例の先頭に戻る]

I. FILE および FILEGROUP 構文を使用して復元する

次の例では、2 つのファイル、1 つのセカンダリ ファイル グループ、および 1 つのトランザクション ログを格納している MyDatabase という名前のデータベースを復元します。 このデータベースは、完全復旧モデルを使用しています。

データベース バックアップは、MyDatabaseBackups という名前の論理バックアップ デバイス上のメディア セットにある 9 番目のバックアップ セットです。 次に、MyDatabaseBackups デバイス上にある次の 3 つのバックアップ セット (1011、および 12) にある 3 つのログ バックアップを、WITH NORECOVERY を使用して復元します。 最後のログ バックアップを復元した後、データベースを復旧します。

Note

すべてのログ バックアップが復元される前に復旧してしまわないように、復旧は別のステップとして実行します。 復旧プロセスの詳細については、「復元と復旧の概要 (SQL Server)」を参照してください。

RESTORE DATABASE には、2 種類の FILE オプションがあることに注意してください。 FILE のように、バックアップ デバイス名より前の FILE = 'MyDatabase_data_1' オプションでは、バックアップ セットから復元するデータベース ファイルの論理ファイル名を指定します。 このバックアップ セットは、メディア セット内の最初のデータベース バックアップではありません。したがって、メディア セット内での位置は、FILE=9 のように WITH 句の FILE オプションを使用して示されます。

RESTORE DATABASE MyDatabase
    FILE = 'MyDatabase_data_1',
    FILE = 'MyDatabase_data_2',
    FILEGROUP = 'new_customers'
    FROM MyDatabaseBackups
    WITH
      FILE = 9,
      NORECOVERY;
GO
-- Restore the log backups
RESTORE LOG MyDatabase
    FROM MyDatabaseBackups
    WITH FILE = 10,
      NORECOVERY;
GO
RESTORE LOG MyDatabase
    FROM MyDatabaseBackups
    WITH FILE = 11,
      NORECOVERY;
GO
RESTORE LOG MyDatabase
    FROM MyDatabaseBackups
    WITH FILE = 12,
      NORECOVERY;
GO
--Recover the database
RESTORE DATABASE MyDatabase WITH RECOVERY;
GO

[例の先頭に戻る]

J. データベース スナップショットに戻す

次の例では、データベースをデータベース スナップショットに戻します。 この例では、現在、データベースに 1 つだけスナップショットが存在することを想定しています。 このデータベース スナップショットを作成する方法の例については、データベース スナップショットの作成に関するページを参照してください。

注意

スナップショットに戻すと、すべてのフルテキスト カタログが削除されます。

USE master;
RESTORE DATABASE AdventureWorks2012 FROM DATABASE_SNAPSHOT = 'AdventureWorks_dbss1800';
GO

詳細については、「データベースをデータベース スナップショットに戻す」を参照してください。

[例の先頭に戻る]

K. Microsoft Azure Blob Storage から復元する

次の 3 つの例では、Microsoft Azure ストレージ サービスを使用します。 ストレージ アカウント名は mystorageaccountです。 データ ファイルのコンテナーは myfirstcontainer と呼ばれます。 バックアップ ファイルのコンテナーは mysecondcontainer と呼ばれます。 保存されているアクセス ポリシーは、各コンテナーの読み取り、書き込み、削除、および一覧表示権で作成されています。 SQL Server 資格情報は、保存されているアクセス ポリシーに関連付けられている Shared Access Signature を使用して作成されています。 Microsoft Azure Blob Storage を使用した SQL Server のバックアップと復元に固有の情報については、「Microsoft Azure Blob Storage を使用した SQL Server のバックアップと復元」を参照してください。

K1. Microsoft Azure ストレージ サービスからデータベースの完全バックアップを復元する
Sales のデータベース バックアップ全体 (mysecondcontainer にある) は、myfirstcontainer に復元されます。 現在、Sales はサーバーに存在しません。

RESTORE DATABASE Sales
  FROM URL = 'https://mystorageaccount.blob.core.windows.net/mysecondcontainer/Sales.bak'
  WITH MOVE 'Sales_Data1' to 'https://mystorageaccount.blob.core.windows.net/myfirstcontainer/Sales_Data1.mdf',
  MOVE 'Sales_log' to 'https://mystorageaccount.blob.core.windows.net/myfirstcontainer/Sales_log.ldf',
  STATS = 10;

K2. Microsoft Azure Storage サービスからローカル ストレージにデータベースの完全バックアップを復元するSalesmysecondcontainer にあるデータベースの完全バックアップは、ローカル ストレージに復元されます。 現在、Sales はサーバーに存在しません。

RESTORE DATABASE Sales
  FROM URL = 'https://mystorageaccount.blob.core.windows.net/mysecondcontainer/Sales.bak'
  WITH MOVE 'Sales_Data1' to 'H:\DATA\Sales_Data1.mdf',
  MOVE 'Sales_log' to 'O:\LOG\Sales_log.ldf',
  STATS = 10;

K3. ローカル ストレージから Microsoft Azure Storage サービスにデータベース バックアップ全体を復元する

RESTORE DATABASE Sales
  FROM DISK = 'E:\BAK\Sales.bak'
  WITH MOVE 'Sales_Data1' to 'https://mystorageaccount.blob.core.windows.net/myfirstcontainer/Sales_Data1.mdf',
  MOVE 'Sales_log' to 'https://mystorageaccount.blob.core.windows.net/myfirstcontainer/Sales_log.ldf',
  STATS = 10;

L. スナップショット バックアップから復元する

SQL Server 2022 (16.x) で導入されています。 詳しくは、「Transact-SQL スナップショット バックアップを作成する」をご覧ください。

L1. 完全バックアップを復元する

RESTORE DATABASE Sales
  FROM DISK = 'D:\MSSQL\Backup\SalesSnapshotFull.bkm'
  WITH METADATA_ONLY;

L2. バックアップを復元してトランザクション ログを適用する

RESTORE DATABASE Sales
  FROM DISK = 'D:\MSSQL\Backup\SalesSnapshotFull.bkm'
  WITH METADATA_ONLY,
  NORECOVERY;

RESTORE LOG Sales
  FROM DISK = 'D:\MSSQL\Backup\SalesLog.trn'
  WITH RECOVERY;

L3. スナップショット バックアップから復元し、データベースとログ ファイルを新しい場所に配置する

RESTORE DATABASE Sales
  FROM DISK = 'D:\MSSQL\Backup\SalesSnapshotFull.bkm'
  WITH METADATA_ONLY,
  MOVE Sales_Data TO 'D:\MSSQL\Sales.mdf',
  MOVE Sales_Log TO 'D:\MSSQL\Sales_log.ldf;

[例の先頭に戻る]

次の手順

* SQL Managed Instance *

 

Azure SQL Managed Instance

このコマンドを使用すると、Azure Blob Storage アカウントの完全データベース バックアップからデータベース全体を復元できます (完全復元)。

サポートされるその他の RESTORE コマンドについては、以下を参照してください。

重要

SQL Managed Instance の自動バックアップから復元するには、SQL Database の復元に関するページを参照してください。

構文

--To Restore an Entire Database from a Full database backup (a Complete Restore):
RESTORE DATABASE { database_name | @database_name_var }
 FROM URL = { 'physical_device_name' | @physical_device_name_var } [ ,...n ]
[;]

引数

DATABASE

対象のデータベースを指定します。

FROM URL

復元操作で使用される、URL に配置された 1 つ以上のバックアップ デバイスを指定します。 この URL の形式は、Microsoft Azure Storage サービスからバックアップを復元する場合に使用されます。

重要

URL からの復元時に複数のデバイスから復元するには、Shared Access Signature (SAS) トークンを使用する必要があります。 Shared Access Signature の作成例については、「SQL Server Backup to URL」と「Simplifying creation of SQL Credentials with Shared Access Signature ( SAS ) tokens on Azure Storage with Powershell」 (Powershell を使用する Azure ストレージにおける Shared Access Signature (SAS) トークンでの SQL 資格情報の作成の簡素化) を参照してください。

n: 最大 64 個のバックアップ デバイスをコンマ区切りリストに指定できることを示すプレースホルダーです。

解説

前提条件として、Blob Storage アカウントの URL と一致する名前、およびシークレットとして配置された Shared Access Signature を使用して、資格情報を作成する必要があります。 RESTORE コマンドでは、Blob Storage の URL を使用して資格情報が検索され、バックアップ デバイスの読み取りに必要な情報が検索されます。

復元操作は非同期です。クライアント接続が切断された場合でも復元は続行されます。 接続が切断された場合は、sys.dm_operation_status ビューで復元操作の状態 (と CREATE および DROP DATABASE) を確認できます。

次のデータベース オプションが設定または上書きされます。後で変更することはできません。

  • NEW_BROKER (.bak ファイルでブローカーが有効になっていない場合)
  • NEW_BROKER (.bak ファイルでブローカーが有効になっていない場合)
  • AUTO_CLOSE=OFF (.bak ファイル内のデータベースに AUTO_CLOSE=ON がある場合)
  • RECOVERY FULL (.bak ファイル内のデータベースに SIMPLE または BULK_LOGGED 回復モードがある場合)
  • メモリ最適化ファイルグループがソース .bak ファイルにない場合は、追加され、XTP と呼ばれます。 既存のメモリ最適化ファイルグループはすべて XTP に名前変更されます
  • SINGLE_USER および RESTRICTED_USER オプションは、MULTI_USER に変換されます

制限事項 - SQL Managed Instance

これらの制限が適用されます。

  • 複数のバックアップ セットを含む .BAK ファイルは復元できません。
  • 複数のログ ファイルを含む .BAK ファイルは復元できません。
  • .bak に FILESTREAM データが含まれている場合、復元は失敗します。
  • アクティブなメモリ内オブジェクトがあるデータベースを含むバックアップは、General Purpose パフォーマンス レベルに復元することはできません。
  • 読み取り専用モードのデータベースが含まれているバックアップは、現在復元することができません。 この制限は間もなく解除される予定です。

詳細については、Azure SQL Managed Instance に関するページを参照してください。

暗号化されたデータベースを復元する

暗号化されたデータベースを復元するには、データベースの暗号化に使用された証明書または非対称キーにアクセスできることが必要です。 証明書または非対称キーがないと、データベースは復元できません。 このため、バックアップが必要である間は、データベース暗号化キーの暗号化に使用する証明書を保持しておく必要があります。 詳細については、「 SQL Server Certificates and Asymmetric Keys」をご覧ください。

アクセス許可

RESTORE を実行できるようにするには、ユーザーが CREATE DATABASE 権限を持っている必要があります。

CREATE LOGIN mylogin WITH PASSWORD = 'Very Strong Pwd123!';
GRANT CREATE ANY DATABASE TO [mylogin];

RESTORE 権限は、サーバーでメンバーシップ情報を常に確認できるロールに与えられます。 固定データベース ロールのメンバーシップは、データベースがアクセス可能で破損していない場合にのみ確認することができますが、これは RESTORE の実行時に必ずしも保証されないため、db_owner 固定データベース ロールのメンバーには RESTORE 権限は付与されません。

次の例では、資格情報の作成を含め、URL からのコピーのみのデータベース バックアップを復元します。

A. 4 つのバックアップ デバイスからデータベースを復元する

-- Create credential
CREATE CREDENTIAL [https://mybackups.blob.core.windows.net/wide-world-importers]
WITH IDENTITY = 'SHARED ACCESS SIGNATURE',
      SECRET = 'sv=2017-11-09&ss=bq&srt=sco&sp=rl&se=2022-06-19T22:41:07Z&st=2018-06-01T14:41:07Z&spr=https&sig=s7wddcf0w%3D';
GO
-- Restore database
RESTORE DATABASE WideWorldImportersStandard
FROM URL = N'https://mybackups.blob.core.windows.net/wide-world-importers/00-WideWorldImporters-Standard.bak',
URL = N'https://mybackups.blob.core.windows.net/wide-world-importers/01-WideWorldImporters-Standard.bak',
URL = N'https://mybackups.blob.core.windows.net/wide-world-importers/02-WideWorldImporters-Standard.bak',
URL = N'https://mybackups.blob.core.windows.net/wide-world-importers/03-WideWorldImporters-Standard.bak'

データベースが既に存在する場合は、次のエラーが表示されます: Msg 1801, Level 16, State 1, Line 9 Database 'WideWorldImportersStandard' already exists. Choose a different database name.

B. 変数を使用して指定されたデータベースを復元する

DECLARE @db_name sysname = 'WideWorldImportersStandard';
DECLARE @url nvarchar(400) = N'https://mybackups.blob.core.windows.net/wide-world-importers/WideWorldImporters-Standard.bak';

RESTORE DATABASE @db_name
FROM URL = @url

C. restore ステートメントの進行状況を追跡する

SELECT query = a.text, start_time, percent_complete,
    eta = dateadd(second,estimated_completion_time/1000, getdate())
FROM sys.dm_exec_requests r
    CROSS APPLY sys.dm_exec_sql_text(r.sql_handle) a
WHERE r.command = 'RESTORE DATABASE'

注意

このビューではおそらく、2 つの復元要求が表示されます。 1 つはクライアントによって送信された元の RESTORE ステートメントであり、もう 1 つはクライアントの接続が失敗した場合でも実行されるバックグラウンドの RESTORE ステートメントです。

* Analytics
Platform System (PDW) *

 

分析プラットフォーム システム

Analytics Platform System (PDW) ユーザー データベースをデータベース バックアップから Analytics Platform System (PDW) アプライアンスに復元します。 データベースは、Analytics Platform System (PDW) の BACKUP DATABASE - Analytics Platform System コマンドによって以前に作成されたバックアップから復元されます。 バックアップ操作および復元操作を使用してディザスター リカバリー計画を作成したり、アプライアンス間でデータベースを移動したりします。

Note

master システム データベースの復元には、アプライアンスのログイン情報の復元が含まれます。 master データベースを復元するには、Configuration Manager ツールの [Restore the master Database](master データベースの復元) ページを使用します。 制御ノードへのアクセス許可を持つ管理者は、この操作を実行することができます。 Analytics Platform System (PDW) データベース バックアップの詳細については、Analytics Platform System (PDW) 製品ドキュメント の「バックアップと復元」に関するセクションをご覧ください。

構文

-- Restore the master database
-- Use the Configuration Manager tool.

Restore a full user database backup.
RESTORE DATABASE database_name
    FROM DISK = '\\UNC_path\full_backup_directory'
[;]

--Restore a full user database backup and then a differential backup.
RESTORE DATABASE database_name
    FROM DISK = '\\UNC_path\differential_backup_directory'
    WITH [ ( ] BASE = '\\UNC_path\full_backup_directory' [ ) ]
[;]

--Restore header information for a full or differential user database backup.
RESTORE HEADERONLY
    FROM DISK = '\\UNC_path\backup_directory'
[;]

引数

RESTORE DATABASE database_name

ユーザー データベースを database_name と呼ばれるデータベースに復元するように指定します。 復元するデータベースには、バックアップされているソース データベースと異なる名前を付けることができます。database_name は、復元先のアプライアンス上にデータベースとしてまだ存在することができません。 許可されるデータベース名の詳細については、Analytics Platform System (PDW) 製品ドキュメントの「オブジェクトの名前付け規則」を参照してください。

ユーザー データベースを復元すると、アプライアンスに対して、データベースの完全バックアップが復元され、その後、必要応じて差分バックアップが復元されます。 ユーザー データベースの復元には、データベース ユーザーとデータベース ロールの復元が含まれます。

FROM DISK = '\\UNC_path\backup_directory'

ネットワーク パスとディレクトリ。ここから Analytics Platform System (PDW) によってバックアップ ファイルが復元されます。 たとえば、FROM DISK = '\\xxx.xxx.xxx.xxx\backups\2012\Monthly\08.2012.Mybackup'。

backup_directory: 完全バックアップまたは差分バックアップが格納されているディレクトリの名前を指定します。 たとえば、完全バックアップまたは差分バックアップに対して RESTORE HEADERONLY 操作を実行することができます。

full_backup_directory: 完全バックアップが格納されているディレクトリの名前を指定します。

differential_backup_directory: 差分バックアップが格納されているディレクトリの名前を指定します。

  • パスとバックアップ ディレクトリが既に存在し、これらが完全に修飾された汎用名前付け規則 (UNC) パスとして指定されている必要があります。
  • バックアップ ディレクトリのパスにはローカル パスを指定できません。Analytics Platform System (PDW) アプライアンス ノード上の場所とすることもできません。
  • UNC パスとバックアップ ディレクトリ名の最大長は 200 文字です。
  • サーバーまたはホストは IP アドレスとして指定する必要があります。

RESTORE HEADERONLY

ユーザー データベースの 1 つのバックアップに関するヘッダー情報のみを返すように指定します。 特に、ヘッダー フィールドにはバックアップに関するテキストの説明と、バックアップの名前が含まれます。 バックアップ名は、バックアップ ファイルを格納するディレクトリの名前と同じである必要はありません。

RESTORE HEADERONLY の結果は、SQL Server の RESTORE HEADERONLY の結果の後でパターン化されます。 結果には 50 を超える列が含まれます。ただし、全部が Analytics Platform System (PDW) で使用されるわけではありません。 SQL Server の RESTORE HEADERONLY の結果に含まれる列の説明については、RESTORE HEADERONLY に関するページを参照してください。

アクセス許可

CREATE ANY DATABASE アクセス許可が必要です。

バックアップ ディレクトリにアクセスし、そこから読み取るための権限を有する Windows アカウントが必要です。 Analytics Platform System (PDW) に Windows アカウント名とパスワードを保存する必要もあります。

エラー処理

RESTORE DATABASE を実行すると、次の条件下でエラーが発生します。

  • 復元するデータベースの名前が、ターゲット アプライアンス上に既に存在しています。 名前の衝突を回避するには、一意のデータベース名を選択するか、または復元を実行する前に既存のデータベースを削除します。
  • バックアップ ディレクトリ内に無効なバックアップ ファイル セットが存在します。
  • データベースを復元するにはログイン権限が不十分です。
  • Analytics Platform System (PDW) には、バックアップが保存されているネットワーク上の場所にアクセスする適切な権限がありません。
  • バックアップ ディレクトリ用のネットワーク上の場所が存在しないか、その場所が使用できません。
  • 計算ノードまたは制御コントロール上のディスク領域が不足しています。 Analytics Platform System (PDW) では、復元を開始する前に、アプライアンス上に十分なディスク領域が存在するかどうかを確認しません。 そのため、RESTORE DATABASE ステートメントの実行中にディスク領域不足エラーが生成される可能性があります。 ディスク容量不足が発生すると、Analytics Platform System (PDW) は復元をロールバックします。
  • データベースを復元するターゲット アプライアンスにある計算ノードの数が、データベースがバックアップされたソース アプライアンス上の計算ノードの数と比べて少なくなっています。
  • データベースの復元は、トランザクション内から試行されます。

注釈

Analytics Platform System (PDW) は、データベースの復元が成功したかどうかを追跡します。 データベースの差分バックアップを復元する前に、Analytics Platform System (PDW) は、データベースの完全復元が正常に完了していることを確認します。

復元後、ユーザー データベースのデータベース互換性レベルは 120 となります。 これは、元の互換性レベルに関係なく、すべてのデータベースに当てはまります。

より多くの計算ノードを備えたアプライアンスへの復元

小型のアプライアンスから大型のアプライアンスにデータベースを復元すると、再割り当てによってトランザクション ログが増えるため、DBCC SHRINKLOG (Azure Synapse Analytics) を実行します。

より多くの計算ノードを備えたアプライアンスにバックアップを復元すると、計算ノードの数に比例して、割り当てられるデータベースのサイズが大きくなります。

たとえば、2 つのノードを備えたアプライアンス (ノードあたり 30 GB) から 6 つのノードを備えたアプライアンスに 60 GB のデータベースを復元する場合、Analytics Platform System (PDW) は、6 つのノードを備えたアプライアンス上に 180 GB のデータベース (6 ノード、ノードあたり 30 GB) を作成します。 Analytics Platform System (PDW) はまず 2 つのノードに復元することでソースの構成と一致させ、次に 6 つのノードすべてにデータを再割り当てします。

再割り当て後の各計算ノードでは、小さい方のソース アプライアンス上の各計算ノードと比べて、含まれる実際のデータが少なくなり、空き領域が大きくなります。 追加の領域を使用して、データベースにデータを追加します。 復元されたデータベースのサイズが必要以上に大きい場合は、ALTER DATABASE - PDW を使用してデータベース ファイルのサイズを縮小することができます。

制限事項と制約事項

以下の制限事項と制約において、ソース アプライアンスとはデータベースのバックアップが作成されたアプライアンスであり、ターゲット アプライアンスとはデータベースの復元先のアプライアンスです。

  • データベースの復元によって、統計は自動的に再構築されません。
  • アプライアンス上で一度に実行できる RESTORE DATABASE ステートメントまたは BACKUP DATABASE ステートメントは 1 つだけです。 複数のバックアップ ステートメントと復元ステートメントが同時に送信された場合、アプライアンスはそれらをキューに配置し、一度に 1 つずつ処理します。
  • データベースのバックアップの復元先は、ソース アプライアンスと同数またはそれより多くのノードを備える Analytics Platform System (PDW) ターゲット アプライアンスである必要があります。 ソース アプライアンスより計算ノード数が少ないアプライアンスをターゲットにすることはできません。
  • SQL Server 2012 PDW のハードウェアを備えるアプライアンスで作成したバックアップを、SQL Server 2008 R2 のハードウェアを備えるアプライアンスに復元することはできません。 この制約は、当初 SQL Server 2008 R2 PDW のハードウェアを備えたアプライアンスを購入し、今はこのアプライアンスで SQL Server 2012 PDW のソフトウェアを実行している場合であっても適用されます。

ロック

DATABASE オブジェクトに対して排他的ロックを実行します。

A. RESTORE の単純な例

次の例では、完全バックアップを SalesInvoices2013 データベースに復元します。 バックアップ ファイルは、\\\xxx.xxx.xxx.xxx\backups\yearly\Invoices2013Full ディレクトリに格納されます。 SalesInvoices2013 データベースはターゲット アプライアンス上に存在することがまだ許可されていないので、このコマンドを実行しても失敗しエラーが返されます。

RESTORE DATABASE SalesInvoices2013
FROM DISK = '\\xxx.xxx.xxx.xxx\backups\yearly\Invoices2013Full';

B. 完全および差分バックアップを復元します。

次の例では、SalesInvoices2013 データベースに、完全バックアップを復元してから差分バックアップを復元します。

データベースの完全バックアップは、\\\xxx.xxx.xxx.xxx\backups\yearly\Invoices2013Full ディレクトリに格納されている完全バックアップから復元されます。 この復元が正常に完了すると、差分バックアップが SalesInvoices2013 データベースに復元されます。 差分バックアップは、\\\xxx.xxx.xxx.xxx\backups\yearly\Invoices2013Diff ディレクトリに格納されます。

RESTORE DATABASE SalesInvoices2013
    FROM DISK = '\\xxx.xxx.xxx.xxx\backups\yearly\Invoices2013Diff'
    WITH BASE = '\\xxx.xxx.xxx.xxx\backups\yearly\Invoices2013Full'
[;]

C. バックアップ ヘッダーの復元

次の例では、データベース バックアップ \\\xxx.xxx.xxx.xxx\backups\yearly\Invoices2013Full のヘッダー情報が復元されます。 コマンドを実行すると、Invoices2013Full バックアップに関する情報を含む行が 1 つ生成されます。

RESTORE HEADERONLY
    FROM DISK = '\\xxx.xxx.xxx.xxx\backups\yearly\Invoices2013Full'
[;]

ヘッダー情報を使用すれば、バックアップの内容を確認したり、バックアップの復元を試みる前にターゲット復元アプライアンスが、ソース バックアップ アプライアンスと互換性があるかどうかを確認したりすることができます。

次の手順