UIElement.UseLayoutRounding プロパティ

定義

オブジェクトとそのビジュアル サブツリーのレンダリングで、レンダリングをピクセル全体に合わせた丸め動作を使用するかどうかを決定する値を取得または設定します。

public:
 property bool UseLayoutRounding { bool get(); void set(bool value); };
bool UseLayoutRounding();

void UseLayoutRounding(bool value);
public bool UseLayoutRounding { get; set; }
var boolean = uIElement.useLayoutRounding;
uIElement.useLayoutRounding = boolean;
Public Property UseLayoutRounding As Boolean
<uiElement UseLayoutRounding="bool" />

プロパティ値

Boolean

bool

レンダリング とレイアウトでレイアウトをピクセル全体に丸める必要がある場合は true。それ以外の場合は false。 既定値は trueです。

注釈

レイアウトの目的の値または特性を指定するには、Double 型のさまざまなWindows ランタイムプロパティが使用されます。 最も明らかなのは HeightWidth ですが、他にも多数あります。 UseLayoutRounding の既定値が true の場合、測定操作とレイアウト操作では、これらのレイアウト プロパティのサブピクセル値を最も近い整数値に丸め、ピクセル境界に合わせてオブジェクトをレンダリングします。 この動作は、サブピクセルの値がレンダリングされ、サブピクセル境界の両側のピクセルに影響を与える場合に表示される可能性のあるビジュアル成果物を減らすことを目的としています。 このような成果物の最も顕著な例は、特定の色の鮮明で細い線を生成する場合です。 線の測定でサブピクセル値が指定され、レイアウトの動作がピクセル全体に丸まらなかった場合、線がぼやけて表示される可能性があり、意図したよりも淡い色の網掛けとして表示される可能性があります。

レイアウトの丸めは、エイリアシングと配置に影響します。

UseLayoutRounding を false に設定するシナリオについては、ここに記載されていません。 アプリのサブピクセル レンダリングを有効にすることにメリットがあると感じる場合は、UseLayoutRounding を false に設定して、視覚的な結果を調べて、サブピクセル レンダリングからのレンダリング成果物が認識される利点を上回らないかどうかを確認します。 UseLayoutRounding を false に設定した場合は、XAML ページまたはオブジェクト ツリーのルートでこれを行うのが一般的です。

適用対象

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