続きです。
2)Vista/7でファイルを追加した場合はどうなるのか
★Win7の場合
①高速スタートアップが有効のWin8で、外付けHDDを繋いだ状態で、シャットダウン。
②外付けHDDはPCに繋いだままの状態で、OSをWin7に変更し、外付けHDDにファイルを追加後、
シャットダウン。(追加したファイル:Excel2010ファイル、拡張子xlsx)
③外付けHDDはPCに繋いだままの状態で、OSをWin8に変更し、外付けHDDのファイル構成を確認。
【結果】
2台の外付けHDDでそれぞれ違う結果となった。
●WinXPでフォーマットしたHDD
⇒ファイルは消えなかったが、壊れて開けなくなった。削除しようとすると「ファイルアクセスの拒否」。
削除できない。
⇒OSをWin7に戻したところ、ファイルは見えた。しかしファイルを開こうとすると、「ファイルが見つかり
ません。ファイル名及びファイルの保存場所が正しいかどうかを確認してください」。
⇒しょうがないので、Win7上でChkdsk /fを実行。するとこのファイルは消えた。
⇒再度Win8を起動したところ、Win7では一度消えたファイルが復活。今度はファイルが開け、削除も
できる状態。
●Win8でフォーマットしたHDD
⇒ファイルは消えた。
⇒OSをWin7に戻したところ、ファイルが見えた。更新も削除もできる状態。
⇒これはちょっと理にかなっている。まるで「このファイルはWin7で追加されたファイルだから、
ファイルの本来の所有者であるWin7にしか見せない/触らせない。」とでも言いたいかのよう。
⇒ユーザアカウント制御(UAC)としての正常な動きか?
⇒違う。なぜならWin8上では消えるこのファイルを、アクションセンターは「ディスクエラー」として
検出してしまうから。UAC絡みのように見えるのは、単なる偶然である。
★Vistaの場合
①高速スタートアップが有効のWin8で、外付けHDDを繋いだ状態で、シャットダウン。
②外付けHDDはPCに繋いだままの状態で、OSをVistaに変更し、外付けHDDにファイルを追加後、
シャットダウン。(追加したファイル:Excel2010ファイル、拡張子xlsx)
③外付けHDDはPCに繋いだままの状態で、OSをWin8に変更し、外付けHDDのファイル構成を確認。
【結果】
2台の外付けHDDとも同じ結果。
●WinXPでフォーマットしたHDD/Win8でフォーマットしたHDD 共通
⇒ファイルは消えた。
⇒OSをVistaに戻したところ、ファイルが見えるようになった。開く・更新する・削除することが可能。
⇒一見、ユーザアカウント制御(UAC)としての正常な動きのように見えるが、違う。
なぜなら、Win8特有の現象だから。例えば、Win7で外付けHDDに追加したファイルは、OSを
Vistaに変更しても、全く問題なく閲覧・更新・削除できる。その逆、Vistaで外付けHDDに追加
したファイルは、OSをWin7に変更した場合も同じ。(UAC絡みなら、Win7・Vista間でもファイル
が見えなくなるはずである。)(ちなみに、VistaはXPからのアップグレードだが、Win7、Win8
はクリーンインストールであり、ユーザーアカウントを他のOSから受け継いでいる事実はない。)