Powerサービス有効時にCPU使用率が100%になる【Ver1803】

Question

アイドル状態でタスクマネージャーのパフォーマンスタブではCPUの全てのコアが使用率100%と表示されます。

しかし、詳細タブではSystem Idle Processが95%～99%を占めており、他プロセスはsvchost.exe含め1%以下と表示され、

何の処理がCPUを使用しているのか把握することができず、困っております。

これまでに確認した点やシステム情報は以下の通りです。

・システム構成(msconfig)でサービスをひとつずつ起動して確認したところ、Power (svchost.exe -k DcomLaunch -p)を

　有効にすると使用率100%、無効にすると使用率数%以下で正常状態になる。

　Power以外のサービスは有効・無効でCPU使用率に変化はない。

・Process Explorerを実行し、svchost.exe のCPU使用率を確認しても1%未満の表示のみ。

　ただし、ツールの使い方を詳しく把握していないため、見落としている可能性がある。

・Windowsディレクトリを対象にWindows Defenderでウイルスチェックを実施したが検出なし。

・BIOSを最新バージョンに更新（M/B Asrock Z370-Pro, BIOSバージョン 2.0)、

　サウンド(Realtek823)の最新版ドライバをインストールしても変化なし。

・全コア100%になっても、体感では処理の重さは感じられない。

　ただし、CPU温度は正常時より10～15℃前後上昇するため、何かの処理は動いていると思われる。

システム情報

　OS　　Windows10 Pro バージョン1803(OSビルド 17134.48) 64bit

　CPU　　Core i5 8500×1

　メモリ　8GB×2

　Disk　　システム用 500GB SSD(WDS500G2B0B)×1、他SSD×1、HDD×2

　M/B　　Asrock Z370-Pro

何かのウイルスに感染した、あるいはWindows10のバグなのでしょうか？

また、Powerサービスを無効にすると解消しますが、無効状態で運用することの問題や懸念点はありますでしょうか？

よろしくお願いいたします。

Answer 1

Power サービス自体は Windows の電源管理を司っているので無効にしないほうが良いものですね。

何らかの理由で電源管理に関する情報が不正になっている可能性もあるので、以下の回答に書かれているような作業は試してみると良いでしょう。

• Computer starts normally only when power service is disabled

それ以外で考えられるのは、ハードウエア側の電源管理関連のドライバーに最新の Windows 10 との互換性の問題があるということですが、BIOS / Sound 以外に System Management / Power Management 系のドライバーやファームウェアの更新は無いのでしょうか？

どうしても改善しない場合は、できることとしたらクリーンインストール環境で現象が再現するか確認する...位ですね。それでも発生するならハードウエア的な要因を疑います。

Answer 2

ご回答有難うございます。

引用されたサイトのMethod2を参照し電源プランを確認したところ「高パフォーマンス」が選択されていたため、「バランス」に変更しCPU使用率が下がりました。（アイドル時で1～2%）

なお、再度高パフォーマンスを選択すると100%張り付きとなるので、再現性のある事象のようです。

こんなに早く解決するとは思っていなかったので、大変感謝しております。

ありがとうございました。

(追記)

M/Bの品名を間違っていました。正しくはAsrock Z370-Pro4です。

バランスにすることで解決しましたが、ご指摘いただいたドライバの更新も実施してみましたので

参考までに記載します。下記のドライバをインストールしてみましたが、高パフォーマンスにすると

100%になる事象は変わりませんでした。

・Intel チップセットドライバ　10.1.1.45

・Intel マネジメント・エンジン・ドライバ　11.8.50.3425

・Intel Lan ドライバー　22.10

・Intel ラピッド・ストレージ・テクノロジー・ドライバー　15.9.1.1018

メーカーサイトには上記以外にいくつかドライバがありますが、使用していない機能なので試していません。

Answer 3

探求するのであれば、「高パフォーマンス」プランの詳細設定で、どの項目が現象のトリガーになるか調べても良いでしょうね。

Answer 4

ご回答有難うございます。

引用されたサイトのMethod2を参照し電源プランを確認したところ「高パフォーマンス」が選択されていたため、「バランス」に変更しCPU使用率が下がりました。（アイドル時で1～2%）

なお、再度高パフォーマンスを選択すると100%張り付きとなるので、再現性のある事象のようです。

こんなに早く解決するとは思っていなかったので、大変感謝しております。

ありがとうございました。

(追記)

M/Bの品名を間違っていました。正しくはAsrock Z370-Pro4です。

バランスにすることで解決しましたが、ご指摘いただいたドライバの更新も実施してみましたので

参考までに記載します。下記のドライバをインストールしてみましたが、高パフォーマンスにすると

100%になる事象は変わりませんでした。

・Intel チップセットドライバ　10.1.1.45

・Intel マネジメント・エンジン・ドライバ　11.8.50.3425

・Intel Lan ドライバー　22.10

・Intel ラピッド・ストレージ・テクノロジー・ドライバー　15.9.1.1018

メーカーサイトには上記以外にいくつかドライバがありますが、使用していない機能なので試していません。

> メーカーサイトには上記以外にいくつかドライバがありますが、使用していない機能なので試していません。

無効にせずにドライバを更新していないなら其れがトリガーに成っているのでは？

> Powerサービスを無効にすると解消しますが

省電力設定が有る各デバイスの省電力設定を無効にしてみる

IRST の「リンク電源管理」を無効にしてみる

IRST のリファレンス ドライバの最新 VER は 16.0.2.1086

etc

Answer 5

回答ありがとうございます。

Intel ラピッド・ストレージ・テクノロジー・ドライバーを 16.0.2.1086に更新し、

リンク電源管理を変更してみましたが、有効・無効で変化はありませんでした。

上記ドライバを更新後、高パフォーマンスの詳細設定をいろいろと変更してみたところ、高パフォーマンスでも100%になる事象がなくなりました。残念ながら、100%になる原因がどの設定項目なのか突き止めることができませんでした。