Web、メール、印刷ドキュメントを作成するための Microsoft ワード プロセッシング ソフトウェア製品のファミリ。
Word 2016 で 97-2003 形式の互換モードの使用時に、マウスのドラッグで図形サイズを変更できなくなったということですね。
[ファイル]タブ > アカウントで Word のバージョン情報に表示される、バージョンとビルドの番号はいくつになっているでしょうか。
12月3日に配信された更新プログラムが最新ですが、適用されているとバージョン 2111 (ビルド 14701.20226) と表示されます。
Word 2016 と同じ更新バージョンの Word 2019 で確認して見ましたら、同様の現象になりました。
正常な場合は、マウスドラッグによるサイズ変更、回転などは、下図のようにカーソル形状が変わり、点線の図形が表示されてきますが、ドラッグするとカーソルが消えて何も変化しない状態になります。
直前の12月1日にも更新がありましたので、更新バージョンを戻してみましたら、図のように問題なくマウスのドラッグ操作でも変更が可能でした。
2021 年 12 月 1 日 バージョン 2110 (ビルド 14527.20312)
この結果から、12月3日の更新内容に不具合があり、その影響によるものと思います。
[ファイル]タブ > フィードバックから、問題点としてフィードバックを送信されておくと良いと思います。
Office 2016 のメインストリーム サポートは 2020年10月13日に終了して、セキュリティ更新の延長サポート期間になっていますので、機能的な修正がどこまで対応されるかは不明です。
Office 2019 はメインサポートが 2023年10月10日で、延長サポートは 2016 と同じ 2025年10月14日となっています。
対応策としては、フィードバックによる修正が行われて更新されるまで待つか、暫定的に12月1日の更新バージョンにロールバックを行って、一時的に自動更新しないようにして変更して使用するといった方法になると思います。
■12月1日の更新バージョンに戻す (ロールバックする) 方法
- タスクバーの検索ボックスに cmd と入力します。
- 上部に表示されるコマンドプロンプトを管理者として実行を選択して実行します。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」が表示されたら [はい] を指定します。
- コマンド プロンプト画面が表示されるので、以下のコマンドを入力して Enter で実行します。
コマンドの \ 記号は、半角¥記号です。
**cd %ProgramFiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun**
- 続けて、以下のコマンドを入力して Enter で実行します。
コマンドの最後の数字 (16.0.xxxxx.xxxxx) は、更新バージョンのビルド番号です。
**officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.14527.20312**
- 12月1日の更新バージョンのダウンロードと適用が実行されます。(進行画面が表示されます)
- 「更新が終了して使用することができます」と表示されたら、Word が使用可能になります。
- Word 2016 を起動して、[ファイル]タブ > アカウントを選択して、[更新オプション] の [更新を無効にする] で自動更新しないように変更します。
※更新が有効にしておくと、最新状態に戻されて問題が再発してしまうためです。
3)、4) のコマンドの入力は、コピー/貼り付けで行うことができます。
更新のロールバックと 7) の更新を無効にする処置は一時的な暫定処置なので、次回以降の更新に合わせて最新の更新で修正されているようでしたら、自動更新を有効に戻すようにしてください。
毎月の更新プログラムのリリース時期は、下記で確認できます。
Office 2016 C2R および Office 2019 の更新履歴 - Office release notes | Microsoft Docs