Oracle Database@Azureの冗長性について

中西 優希 20 評価のポイント
2025-12-04T07:46:50.5266667+00:00

■問い合わせ内容

Oracle Database@Azure の高可用性構成に関して、以下を確認したいです。

  1. 冗長化の基本方式は「別可用性ゾーンにクラスタを分散する方式(Oracle RACやData Guard)」で正しいでしょうか?
  2. 可用性セットを利用する構成や、1台のDBが複数の可用性ゾーンにVNICを持つ方式など、他の冗長化手段は存在しますでしょうか?

■その他

情報に過不足やそもそも間違っている等がありましたらご指摘いただけると幸いです。

Azure Virtual Machines における SQL Server
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1 件の回答

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  1. Manoj Kumar Boyini 1,410 評価のポイント Microsoft 外部スタッフ モデレーター
    2025-12-04T10:40:31.3233333+00:00

    こんにちは 中西 優希,

    Microsoft QAにお問い合わせいただきありがとうございます。
    標準的なアプローチは、異なる可用性ゾーンにまたがって Oracle Data Guard と Oracle RAC を使用することです。これは、Oracle の Maximum Availability Architecture (MAA) ゴールドティア — 本番環境向けに推奨される基本方針 — と一致します。[eos]

    アベイラビリティセットはゾーンレベルの保護には対応しておらず、単一のデータセンター内でのみ保護されます。仮想マシンは複数の AZ にまたがることができないため、マルチ VNIC の構成でもゾーンレベルの冗長性は提供されません。

    GoldenGateとシャーディングは強力なツールですが、主要な高可用性(HA)ソリューションではありません。標準的な高可用性にはData Guardを使用してください。

    本番環境では、同期Data Guardを使用して、プライマリおよびスタンバイRACクラスターを異なるAZに展開します。リージョン間のディザスタリカバリには、非同期Data GuardまたはFar Syncを使用します。

    役立つ参考資料:
    Oracle Database@Azure High Availability
    Oracle MAA for Azure
    Availability Zone Mapping for Oracle Database@Azure
    Azure Availability Zones Overview
    Oracle Data Guard Documentation

    お役に立てれば幸いです。ご質問やご不明な点がありましたら、お知らせください。

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