Azure Sphere アプリケーション用の Visual Studio プロジェクト (.vcxproj) とソリューション (.sln) が既にある場合は、CMake を使用するように変換する必要があります。 Visual Studio で Azure Sphere プロジェクトを開いてプロジェクトのプロパティやその他の設定を調べることができますが、20.01 リリース以降は正常にビルドされません。
CMake を使用してビルドする高度なアプリ プロジェクトを変更する最も簡単な方法は、 HelloWorld_HighLevelApp サンプルから開始することです。 次の手順を実行する必要があります。
アプリケーションから メイン.c を更新します。
アプリケーションで必要なその他の C ファイルをプロジェクト フォルダーにコピーします。
CMakeLists.txt ファイルを開き、プロジェクト名を更新します。
行にコンパイルが必要なファイルを
add_executable
追加します。 例えば:add_executable (${PROJECT_NAME} main.c file1.c file2.c)
必要なライブラリを行に
target_link_libraries
追加します。 例えば:target_link_libraries (${PROJECT_NAME} applibs gcc_s c mycustomlibrary)
既存の Visual Studio プロジェクトで使用されているライブラリを確認するには、[プロジェクトのプロパティ] の [リンカー] 入力を確認します。 リンカー入力を表示する正確なメニュー項目またはキーボード ショートカットは、使用している Visual Studio のバージョンによって異なります。
正しい Azure Sphere CMake 関数を呼び出していることを確認します。 特に、
azsphere_target_add_image_package 、イメージ パッケージ ファイルを作成するルールを設定し、ビルド時に含めるリソース ファイルを指定します。 例えば:
azsphere_target_add_image_package(${PROJECT_NAME} RESOURCE_FILES "file1.dat" "file2.dat")