Azure Active Directory でのグループ メンバーの一括追加
Microsoft Entra の一部である Azure Active Directory (Azure AD) のポータルで、コンマ区切り値 (CSV) ファイルを使用してグループ メンバーを一括インポートすることで、多数のメンバーをグループに追加できます。
CSV テンプレートについて
一括アップロード CSV テンプレートをダウンロードして入力し、Azure AD グループ メンバーを正常に一括追加します。 CSV テンプレートは、次の例のようになります。
CSV テンプレートの構造
ダウンロードした CSV テンプレート内の行は次のとおりです。
- バージョン番号: アップロード CSV の先頭行にバージョン番号を含める必要があります。
- 列見出し:列見出しの形式は、<項目名> [PropertyName] <Required または空白> です。 たとえば、「
Member object ID or user principal name [memberObjectIdOrUpn] Required
」のように入力します。 以前のバージョンのテンプレートの中には、内容が少し異なるものがあります。 グループ メンバーシップを変更する場合は、使用する識別子として、メンバー オブジェクト ID またはユーザー プリンシパル名のいずれかを選択できます。 - 例の行:このテンプレートには、各列に使用できる値のサンプル行が含まれています。 サンプル行を削除し、独自のエントリに置き換える必要があります。
その他のガイダンス
- アップロード テンプレートの最初の 2 行を削除または変更することはできません。アップロードを処理することができなくなります。
- 必須の列が最初に示されています。
- テンプレートに新しい列を追加することはお勧めしません。 その他の列を追加しても無視され、処理されません。
- できるだけ頻繁に最新バーションの CSV テンプレートをダウンロードすることをお勧めします。
- ファイルを正常にアップロードするには、少なくとも 2 人のユーザーの UPN またはオブジェクト ID を追加します。
グループ メンバーを一括インポートするには
組織のユーザー管理者アカウントを使用して Azure portal にサインインします。 グループの所有者も、所有しているグループのメンバーを一括インポートできます。
Azure AD で、 [グループ]>[すべてのグループ] の順に選択します。
メンバーを追加するグループを開き、 [メンバー] を選択します。
[メンバー] ページで、[一括操作] を選択し、[メンバーのインポート] を選択します。
[グループ メンバーの一括インポート] ページで、 [ダウンロード] を選択して、必要なグループ メンバーのプロパティを含む CSV ファイル テンプレートを取得します。
CSV ファイルを開き、グループにインポートする各グループ メンバーの行を追加します (必要な値は、メンバー オブジェクト ID またはユーザー プリンシパル名です)。 そのうえでファイルを保存します。
[グループ メンバーの一括インポート] ページの [CSV ファイルをアップロード] で、そのファイルを参照します。 ファイルを選択すると、CSV ファイルの検証が開始されます。
ファイルの内容が検証されると、一括インポート ページに "ファイルが正常にアップロードされました" と表示されます。 エラーが存在する場合は、ジョブを送信する前にそれらを修正する必要があります。
ファイルが検証に合格したら、 [送信] を選択して、グループ メンバーをグループにインポートする Azure の一括操作を開始します。
インポート操作が完了すると、一括操作が成功したという通知が表示されます。
インポートの状態を確認する
[一括操作の結果] ページでは、保留中のすべての一括要求の状態を確認できます。
一括操作に含まれる各行の項目の詳細については、 [成功数] 、 [失敗数] 、 [要求数合計] の各列の値を選択してください。 エラーが発生した場合、その理由が表示されます。
一括インポート サービスの制限
グループ メンバーの一覧をインポートする各一括アクティビティは、最大 1 時間実行できます。 これにより、最大 4 万人のメンバーの一覧をインポートできます。