COUNT (NoSQL クエリ)

適用対象: NoSQL

式内の値の数を返します。

構文

COUNT(<scalar_expr>)  

引数

説明
scalar_expr スカラー式。

戻り値の型

数値スカラー値を返します。

この最初の例では、スカラー値または数値式のいずれかを COUNT 関数に渡します。 この式はまずスカラーに評価されるため、関数を使用した後の結果の値が両者で同じになります。

SELECT VALUE {
    countScalar: COUNT(1),
    countExpression: COUNT(2 + 3)
}
[
  {
    "countScalar": 1,
    "countExpression": 1
  }
]

この次の例では、/name フィールドを含む 2 つの項目があるコンテナーを想定しています。 同じフィールドを持たない項目が 1 つあります。

[
  {
    "name": "Horric socks",
    "category": "socks"
  },
  {
    "name": "Shinity socks",
    "category": "socks"
  },
  {
    "category": "socks"
  }
]

この例では、関数が、フィルター処理されたデータ内で指定されたスカラー フィールドが出現した回数をカウントします。 この場合、関数が /name フィールドが出現した回数を調べます。これは、3 回中 2 回です。

SELECT VALUE
    COUNT(p.name)
FROM
    products p
WHERE
    p.category = "socks"
[
  2
]

解説

  • この関数は、クエリのフィルター内のあらゆるプロパティに対して範囲インデックスを活用します。