endswith 演算子

大文字と小文字を区別しない終了文字列を使用して、データのレコード セットをフィルター処理します。

次の表は、指定された省略形を endswith 使用して演算子を比較します。

  • RHS = 式の右側
  • LHS = 式の左側
演算子 説明 大文字と小文字の区別 例 (true になる)
endswith RHS は LHS の末尾のサブシーケンスです いいえ "Fabrikam" endswith "Kam"
!endswith RHS は LHS の末尾のサブシーケンスではありません いいえ "Fabrikam" !endswith "brik"
endswith_cs RHS は LHS の末尾のサブシーケンスです はい "Fabrikam" endswith_cs "kam"
!endswith_cs RHS は LHS の末尾のサブシーケンスではありません はい "Fabrikam" !endswith_cs "brik"

その他の演算子の詳細、およびクエリに最適な演算子については、「 datatype 文字列演算子」を参照してください。

パフォーマンスに関するヒント

Note

パフォーマンスは、検索の種類とデータの構造によって異なります。 ベスト プラクティスについては、「クエリのベスト プラクティス」を参照してください。

より高速な結果を得るには、演算子の大文字と小文字を区別するバージョンを使用します。 たとえば、endswith の代わりに endswith_cs を使用します。

構文

T|wherecolendswith(expression)

構文規則について詳しく知る。

パラメーター

名前 必須 説明
T string ✔️ レコードをフィルター処理する表形式の入力。
col string ✔️ フィルター処理する列。
式 (expression) string ✔️ フィルター処理に使用される式。

戻り値

述語が true である T 内の行。

StormEvents
| summarize Events=count() by State
| where State endswith "sas"
| where Events > 10
| project State, Events

出力

State イベント
KANSAS 3166
ARKANSAS 1028