!hasprefix 演算子

大文字と小文字を区別しない開始文字列を含まないデータのレコード セットをフィルター処理します。

最適なパフォーマンスを得る場合は、3 文字以上の文字列を使用します。 !hasprefix は、インデックス付き用語を検索します。インデックス付き 用語 は 3 つ以上の文字です。 用語が 3 文字未満の場合、クエリは列内の値をスキャンします。これは、用語インデックスで用語を検索するよりも低速です。

次の表は、指定された省略形を hasprefix 使用して演算子を比較します。

  • RHS = 式の右側
  • LHS = 式の左側
演算子 説明 大文字と小文字の区別 例 (true になる)
hasprefix RHS は LHS に用語のプレフィックスとして含まれる いいえ "North America" hasprefix "ame"
!hasprefix RHS は LHS に用語のプレフィックスとして含まれない いいえ "North America" !hasprefix "mer"
hasprefix_cs RHS は LHS に用語のプレフィックスとして含まれる はい "North America" hasprefix_cs "Ame"
!hasprefix_cs RHS は LHS に用語のプレフィックスとして含まれない はい "North America" !hasprefix_cs "CA"

その他の演算子の詳細、およびクエリに最適な演算子については、「 datatype 文字列演算子」を参照してください。

パフォーマンスに関するヒント

Note

パフォーマンスは、検索の種類とデータの構造によって異なります。 ベスト プラクティスについては、「クエリのベスト プラクティス」を参照してください。

可能な場合は、大文字と小文字を区別 する !hasprefix_csを使用します。

構文

T|whereColumn!hasprefix(Expression)

構文規則について詳しく知る。

パラメーター

名前 必須 説明
T string ✔️ レコードをフィルター処理する表形式の入力。
string ✔️ フィルター処理に使用する列。
[式] string ✔️ 検索する式。

戻り値

述語が true である T 内の行。

StormEvents
| summarize event_count=count() by State
| where State !hasprefix "N"
| where event_count > 2000
| project State, event_count
State event_count
テキサス州 4701
KANSAS 3166
アイオワ州 2337
ILLINOIS 2022
MISSOURI 2016