stdev() (集計関数)

サンプルと見なされる小さなデータセットに対するベッセルの補正を使用して、グループ全体の expr の標準偏差を計算します。

Null 値は無視され、計算には考慮されません。

母集団を代表する大規模なデータセットの場合は、 stdevp() (集計関数) を使用します

Note

この関数は、summarize 演算子と組み合わせて使用します。

計算式

この関数では、次の式を使用します。

Stdev サンプル数式を示す画像。

構文

stdev(expr)

構文規則について詳しく知る。

パラメーター

名前 必須 説明
expr string ✔️ 標準偏差集計計算に使用される式。

戻り値

グループ全体の expr の標準偏差値を返します。

次の例は、グループの標準偏差を示しています。

range x from 1 to 5 step 1
| summarize make_list(x), stdev(x)

出力

list_x stdev_x
[ 1, 2, 3, 4, 5] 1.58113883008419