Microsoft Defender for Cloud においてインターネット露出分析を使用すると、どのマルチクラウド リソースがインターネットに公開されているかを把握できます。 Defender for Cloud では、インターネットへの露出を用いて、構成ミス、脆弱性、その他の問題のリスク レベルを判断します。
Defender for Cloud でインターネットへの露出を検出する方法
Defender for Cloud は、接続されているクラウド リソースを評価して、インターネットに露出するように構成されてしまっているかを確認します。 インターネットへの露出の検出は、仮想マシン (VM) にパブリック インターネット プロトコル (IP) アドレスがあるかどうかを確認するのと同じくらい単純です。 ただし、そのプロセスは複雑になる場合があります。 Defender for Cloud は、複雑なマルチクラウド アーキテクチャにおいてインターネットに公開されているリソースの検索を試みます。 たとえば、ある VM はインターネットに直接公開されていないかもしれませんが、(ネットワーク トラフィックを複数のサーバーに分散して、1 つのサーバーが過負荷にならないようにする) ロード バランサーの背後に配置されている場合があります。
次の表に、Defender for Cloud でインターネットへの露出を評価するリソースを示します。
カテゴリ
サービス/リソース
仮想マシン
Azure VM アマゾン ウェブ サービス (AWS) EC2 Google Cloud Platform (GCP) コンピューティング インスタンス
仮想マシン クラスター
Azure 仮想マシン スケール セット GCP インスタンス グループ
データベース (DB)
Azure SQL Azure PostgreSQL Azure MySQL Azure SQL Managed Instance Azure MariaDB Azure Cosmos DB Azure Synapse AWS Relational Database Service (RDS) DB GCP SQL 管理者インスタンス
Storage
Azure Storage AWS S3 バケット GCP ストレージ バケット
AI
Azure OpenAI Service Azure AI サービス Azure Cognitive Search
コンテナー
Azure Kubernetes Service (AKS) AWS EKS GCP GKE
API
Azure API Management Operations
次の表に、Defender for Cloud がインターネットへの露出を評価するネットワーク コンポーネントを示します。