WmiConfigurationAttribute クラス

定義

名前空間:

System.Management.Instrumentation

アセンブリ:

System.Core.dll

WmiConfiguration 属性は、アセンブリには WMI.NET プロバイダー拡張機能を使った WMI プロバイダーを実装するコードが含まれていることを示します。 この属性は、実装された WMI プロバイダーの高度な構成を行うパラメーターを受け取ります。

注: WMI .NET ライブラリは最終的な状態と見なされます。これらのライブラリに影響を与えるセキュリティ以外に関連する問題については、さらなる開発、機能拡張、または更新は利用できません。 MI API は新しい開発すべてに使用する必要があります。

public ref class WmiConfigurationAttribute sealed : Attribute

[System.AttributeUsage(System.AttributeTargets.Assembly)]
public sealed class WmiConfigurationAttribute : Attribute

[<System.AttributeUsage(System.AttributeTargets.Assembly)>]
type WmiConfigurationAttribute = class
    inherit Attribute

Public NotInheritable Class WmiConfigurationAttribute
Inherits Attribute

継承

Object

Attribute

WmiConfigurationAttribute

属性

AttributeUsageAttribute

例

// Specify that this assembly contains code that implements a WMI
// Provider. Use the assembly:WmiConfiguration attribute to define
// the WMI namespace, the hosting model, and the impersonation mode
// of the WMI provider.
// The attribute below specifies that the class this provider
// exposes to WMI will be in the root/MortgageCalc namespace, will
// use the decoupled hosting model and will not allow the provider
// to impersonate its callers.

[assembly: WmiConfiguration("root/MortgageCalc",HostingModel = ManagementHostingModel.Decoupled, IdentifyLevel = false)]

注釈

次の表に、この属性で受け入れられるパラメーターと、制御できるプロバイダー構成の側面を示します。

パラメーター	構成
Scope	プロバイダーがクラスを公開する名前空間。
NamespaceSecurity	- 使用される名前空間のセキュリティ (DACL)。
HostingModel	- プロバイダーによって使用されるホスティング モデル。
IdentifyLevel	- プロバイダーの偽装モード。
HostingGroup	プロバイダーが属しているホスティング グループ。 このパラメーターは、インプロセス プロバイダーにのみ適用されます。
SecurityRestriction	WMI プロバイダーのセキュリティ (DACL)。

コンストラクター

WmiConfigurationAttribute(String)

WMI プロバイダーがクラスを公開する WMI 名前空間を指定する WmiConfigurationAttribute クラスの新しいインスタンスを初期化します。

プロパティ

HostingGroup	WMI プロバイダーのホスト グループを取得または設定します。
HostingModel	WMI プロバイダーのホスト モデルを取得または設定します。
IdentifyLevel	WMI プロバイダーが、その呼び出し元を偽装できるかどうかを指定する値を取得または設定します。 値が false の場合、プロバイダーは偽装を実行できません。値が true の場合、プロバイダーは偽装を実行できます。
NamespaceSecurity	プロバイダーが管理オブジェクトを公開する名前空間のセキュリティ記述子を指定する SDDL (Security Descriptor Definition Language) 文字列を取得または設定します。
Scope	WMI プロバイダーがクラスを公開する WMI 名前空間を取得します。
SecurityRestriction	WMI プロバイダーのセキュリティ記述子を取得または設定します。
TypeId	派生クラスで実装されると、この Attribute の一意の識別子を取得します。 (継承元 Attribute)

メソッド

Equals(Object)	このインスタンスが、指定されたオブジェクトと等価であるかどうかを示す値を返します。 (継承元 Attribute)
GetHashCode()	このインスタンスのハッシュ コードを返します。 (継承元 Attribute)
GetType()	現在のインスタンスの Type を取得します。 (継承元 Object)
IsDefaultAttribute()	派生クラスでオーバーライドされるとき、このインスタンスの値が派生クラスの既定値であるかどうかを示します。 (継承元 Attribute)
Match(Object)	派生クラス内でオーバーライドされたときに、指定したオブジェクトとこのインスタンスが等しいかどうかを示す値を返します。 (継承元 Attribute)
MemberwiseClone()	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (継承元 Object)
ToString()	現在のオブジェクトを表す文字列を返します。 (継承元 Object)

明示的なインターフェイスの実装

_Attribute.GetIDsOfNames(Guid, IntPtr, UInt32, UInt32, IntPtr)	一連の名前を対応する一連のディスパッチ識別子に割り当てます。 (継承元 Attribute)
_Attribute.GetTypeInfo(UInt32, UInt32, IntPtr)	オブジェクトの型情報を取得します。この情報はインターフェイスの型情報の取得に使用できます。 (継承元 Attribute)
_Attribute.GetTypeInfoCount(UInt32)	オブジェクトが提供する型情報インターフェイスの数 (0 または 1) を取得します。 (継承元 Attribute)
_Attribute.Invoke(UInt32, Guid, UInt32, Int16, IntPtr, IntPtr, IntPtr, IntPtr)	オブジェクトによって公開されたプロパティおよびメソッドへのアクセスを提供します。 (継承元 Attribute)