PaddingMode 列挙型

定義

メッセージ データ ブロックが、暗号化操作に必要な合計バイト数より短い場合に適用するパディングの種類を指定します。

public enum class PaddingMode
public enum PaddingMode
[System.Serializable]
public enum PaddingMode
[System.Serializable]
[System.Runtime.InteropServices.ComVisible(true)]
public enum PaddingMode
type PaddingMode = 
[<System.Serializable>]
type PaddingMode = 
[<System.Serializable>]
[<System.Runtime.InteropServices.ComVisible(true)>]
type PaddingMode = 
Public Enum PaddingMode
継承
PaddingMode
属性

フィールド

ANSIX923 4

ANSIX923 の埋め込み文字列は、ブロック長に到達する直前の位置までゼロを設定したバイト列で構成されます。

ISO10126 5

ISO10126 の埋め込み文字列は、ブロック長に到達する直前の位置までランダムなデータで構成されます。

None 1

埋め込みが完了していません。

PKCS7 2

PKCS #7 埋め込み文字列は、バイト シーケンスで構成され、各バイト シーケンスは追加される埋め込みバイトの合計数に等しいバイト数になります。

Zeros 3

埋め込み文字列は、0 に設定されたバイトで構成されます。

注釈

ほとんどのプレーン テキスト メッセージは、ブロックを完全に埋めるバイト数で構成されていません。 多くの場合、最後のブロックを埋めるのに十分なバイトがありません。 この場合、埋め込み文字列がテキストに追加されます。 たとえば、ブロック長が 64 ビットで、最後のブロックに 40 ビットのみが含まれている場合、24 ビットのパディングが追加されます。

一部の暗号化標準では、特定の埋め込みスキームが指定されています。 次の例は、これらのモードのしくみを示しています。 ブロック長が 8、データ長が 9、埋め込みオクテットの数が 7、データが FF FF FF と等しい場合:

データ: FF FF FF FF FF FF FF FF FF
X923 埋め込み: FF FF FF FF FF FF FF FF FF 00 00 00 00 00 00 07
PKCS7 パディング: FF FF FF FF FF FF FF FF FF 07 07 07 07 07 07 07 07
ISO10126 パディング: FF FF FF FF FF FF FF FF 7D 2A 75 EF F8 EF 07

適用対象

こちらもご覧ください