AutomationElementMode 列挙型

定義

UI オートメーション要素を返すときに使用する参照の型を指定する値を格納します。 これらの値は、AutomationElementMode プロパティで使用されます。

public enum class AutomationElementMode
public enum AutomationElementMode
type AutomationElementMode = 
Public Enum AutomationElementMode
継承
AutomationElementMode

フィールド

Full 1

返される要素が基になる UI への完全な参照を持っていることを指定します。

None 0

返される要素に基になる UI への参照がなく、キャッシュされた情報のみが含まれていることを指定します。 このモードは、項目自体への参照を取得しないでリスト ボックス内の項目の名前を取得する場合などに使用できます。

次の例は、 でモードを設定する方法を CacheRequest示しています。

// Set up the request.
CacheRequest cacheRequest = new CacheRequest();

// Do not get a full reference to the cached objects, only to their cached properties and patterns.
cacheRequest.AutomationElementMode = AutomationElementMode.None;
' Set up the request.
Dim cacheRequest As New CacheRequest()

' Do not get a full reference to the cached objects, only to their cached properties and patterns.
cacheRequest.AutomationElementMode = AutomationElementMode.None

注釈

Full が既定値であり、返される要素に基になるユーザー インターフェイス (UI) への完全な参照が含まれていることを指定します。 None は、返される要素に基になる UI への参照がなく、キャッシュされた情報のみが含まれていることを指定します。

SetFocusなどのGetCurrentPropertyValue要素に対する特定の操作では、完全な参照が必要です。何も行っていない要素に対してこれらを実行しようとすると、 が発生しますInvalidOperationException

プロパティのみが必要な場合は None を使用する方が効率的です。完全な参照の設定に伴うオーバーヘッドが回避されます。

適用対象

こちらもご覧ください