Windows フォームでの廃止と警告 (.NET 7)
.NET 7 以降、一部の Windows フォーム API が旧形式とマークされるようになりました。 その他の API は旧形式ではありませんが、参照するとコンパイル時に警告が生成されます。
以前の動作
以前のバージョンの .NET では、ビルドの警告なしにこれらの API を使用できます。
新しい動作
.NET 7 以降のバージョンでは、これらの API を使用すると、カスタム診断 ID に関するコンパイル時の警告またはエラーが生成されます。 カスタム診断 ID を使用すると、旧型式のすべての警告を一括抑制する代わりに、個別に警告を抑制できます。
次の表に、カスタム診断 ID とそれに対応する警告メッセージを示します。
診断 ID | 説明 | 重大度 | 導入されたバージョン |
---|---|---|---|
WFDEV001 | IntPtr からのキャストの送受信は安全ではありません。 代わりに、WParamInternal 、LParamInternal 、または ResultInternal を使用してください。 |
警告 | Preview 1 |
WFDEV002 | System.Windows.Forms.DomainUpDown.DomainUpDownAccessibleObject は、DomainUpDown コントロールのユーザー補助機能のサポート提供に使用されなくなりました。 代わりに、AccessibleObject を使用してください。 | 警告 | RC 1 |
WFDEV003 | System.Windows.Forms.DomainUpDown.DomainItemAccessibleObject は、DomainUpDown 項目のユーザー補助機能のサポート提供に使用されなくなりました。 代わりに、AccessibleObject を使用してください。 | 警告 | RC 1 |
導入されたバージョン
.NET 7
破壊的変更の種類
これらの廃止と警告はソースの互換性に影響を与える可能性があります。
推奨アクション
- 警告に記載されている URL リンクを使用して、各診断 ID に対して指定されているガイダンスに従います。
- 警告は、必要に応じてカスタム
WFDEVxxx
診断 ID 値を使用して抑制できます。
影響を受ける API
WFDEV001
- System.Windows.Forms.Message.WParam
- System.Windows.Forms.Message.LParam
- System.Windows.Forms.Message.Result
WFDEV002
WFDEV003
関連項目
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