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重要

財務と運用 (Dynamics 365) モバイル アプリおよびプラットフォームは、非推奨になりました。 詳細については、「削除された」または 「推奨されないプラットフォーム機能」を参照してください

この記事では、財務と運用 (Dynamics 365) モバイル アプリ について説明し、組織で実装するのに役立つリソースへのリンクを提供します。

概要

モバイル アプリにより、組織が業務プロセスをモバイル デバイスで使用可能になります。 IT 管理者が組織用のモバイル ワークスペースを有効にすると、ユーザーはアプリにログインしてすぐにモバイル デバイスから業務プロセスの実行を開始できます。 モバイル アプリには、生産性を高めるのに役立つ次の機能が含まれています。

  • ネットワーク接続が断続的な場合やモバイル デバイスが完全にオフラインの場合でも、ユーザーは業務データを表示、編集、および処理できます。 デバイスがネットワーク接続を再確立する際に、オフライン データ操作は自動的に同期されます。
  • IT 管理者または開発者は、組織に合わせたモバイル ワークスペースを構築し公開することができます。 アプリは既存のコード資産を使用します。 したがって、検証手順、ビジネス ロジック、またセキュリティ コンフィギュレーションも再実装の必要はありません。
  • IT 管理者または開発者は、Web クライアントに含まれているポイント アンド クリック ワークスペース デザイナーを使用してモバイル ワークスペースを簡単に設計できます。
  • IT 管理者または開発者は、ビジネス ロジック拡張フレームワークを使用してワークスペースのオフライン機能を必要に応じて最適化できます。 デバイスがオフラインの間もデータは引き続き処理されるため、デバイスが常時ネットワーク接続していなくても、モバイル シナリオは豊富で流動的なままです。

モバイル アプリの要素

モバイル アプリのナビゲーションは、ダッシュボード、ワークスペース、ページ、およびアクションという 4 つの基本概念で構成されています。

モバイル アプリのナビゲーション概念。

  1. アプリを起動すると、ダッシュボード に移動します。

  2. ダッシュボードでは、公開された ワークスペース の一覧が表示されます。

  3. 各ワークスペースでは、そのワークスペースで使用可能な ページ の一覧が表示されます。

  4. ページ上では、いくつかの操作を行うことができます。 次にいくつか例を挙げます。

    • 詳細データの表示。
    • エンティティの詳細または明細行などの関連データの他のページに移動します。
    • そのページに有効な アクション の一覧を参照してください。 アクションで、データ作成もしくは既存データの編集ができます。

実装プロセス

次の図では、Microsoft に提供されるモバイル ワークスペースとカスタム モバイル ワークスペースの両方を実装するためのプロセスを表示します。

モバイル アプリの実装プロセス。

次の表には、Microsoft によって提供されるモバイル ワークスペースとカスタム モバイル ワークスペースの両方を実装する際に役立つリソースへのリンクが含まれています。 最初の列の番号は、前述の図の番号付きの手順に対応します。

ステップ 役割 アクション アクションを完了するのに役立つリソース
1 システム管理者 組織内の財務と運用アプリを実装します。
2 システム管理者 Microsoft Dynamics 365 for Operations バージョン 1611 を使用している場合は:Microsoft が提供するモバイル ワークスペースを有効にする KB をダウンロードしインストールします。 詳細については、次のトピックを参照してください:
3 システム管理者 Microsoft が提供するモバイル ワークスペースを公開します。 モバイル ワークスペースの公開
4 開発者もしくは独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) モバイル プラットフォームを使用して、カスタム モバイル ワークスペースを作成します。 モバイル プラットフォーム
5 ISV カスタム モバイル ワークスペースを含む配置可能パッケージを作成し、Microsoft Dynamics Lifecycle Services (LCS) にそのパッケージをアップロードします。 配置可能パッケージの作成
6 システム管理者 独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) が提供するカスタム ワークスペースの含まれた配置可能パッケージを適用します。 配置可能パッケージの適用
7 システム管理者 ISV が提供するカスタム モバイル ワークスペースを公開します。 モバイル ワークスペースの公開
8 ユーザー モバイル アプリのダウンロードとインストール。 Android 用財務と運用アプリ
iOS 用財務と運用アプリ
(サポートされていない Windows Phone)
9 ユーザー ログインして、モバイル アプリを使用します。 アプリには、システム管理者によって公開されたモバイル ワークスペースが含まれています。 Microsoft が提供したモバイル ワークスペースの一覧は、最近リリースされたモバイル ワークスペース を参照してください。

トラブルシューティング

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