この記事は、Microsoft Dynamics 365 Finance の支払仕訳帳を使用した日本向け仕入先月次締め請求書の決済方法について説明します。
日本では、支払は月次締め請求書に対して行われ決済されます。
次の手順では、支払仕訳帳と支払提案機能を使用した月次締め請求書の決済方法について説明します。
手順を完了する前に、月次締め請求書が作成され確定済であることを確認します。
この手順ではデモ データの会社 JPMF を使用します。
支払仕訳帳を使用した仕入先月次締め請求書を決済するには、次のステップに従います。
- Dynamics 365 Finance で、買掛金勘定 > 定期処理タスク > 月次締め請求書の順に移動します。
- 締め ID フィールドで、のちに参照するために値をコピーします デモ データ会社 "JPMF の JPMF-000002" を使用できます。
- 買掛金勘定 > 支払 > 支払仕訳帳の順に移動します。
- 新規を選択します。
- 名前フィールドで、ドロップ ダウン ボタンを選択し、ルックアップを開きます。
- 一覧で、選択した行のリンクを選択します。
- 明細行 を選択します。
- 支払提案を選択します。
- 支払提案の作成を選択します。
- 詳細パラメーター セクションを展開または折りたたみます。
- 締め ID フィールドに、値を入力します。 締め ID フィールドからコピーした値を使うことができます。
- OK を選択します。
- 支払の作成を選択します。
- 支払明細行が提案に基づいて生成されていること、および転記日付を提供していることを確認します。 1 件の月次締め請求書に関連付けられている請求書が複数ある場合は、支払仕訳帳に複数の明細行を生成することができます。
- 投稿を選択します。
- [買掛金勘定] > [定期処理タスク] > [月次締め請求書] の順に移動します。
- 月次締め請求書のステータスが 決済済 に更新されていることを確認します。