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Microsoft Dynamics 365 用 2016 年 12 月の更新プログラム

2017 年 3 月

© 2017 Microsoft. All rights reserved.


 

このドキュメントでは、次の製品バージョンに関する重要な最新情報について説明します。

·         Microsoft Dynamics 365 (オンライン) 用 2016 年 12 月の更新プログラム

·         Microsoft Dynamics 365 (設置型) 用 2016 年 12 月の Service Pack

·         Microsoft Dynamics CRM Online 2016 更新プログラム

·         Microsoft Dynamics CRM 2016

·         Microsoft Dynamics CRM Online 2016 更新プログラム 0.1

·         Microsoft Dynamics CRM 2016 更新プログラム 0.1

·         Microsoft Dynamics CRM Online 2016 更新プログラム 1

 

また、既知の問題についても説明します。既知の問題の回避策がある場合はそれについても説明します。

既知の問題

一般

Web クライアント

タブレット PC 用 Dynamics 365 および電話用 Dynamics 365

Outlook 用 Dynamics 365

Unified Service Desk

対話型サービス ハブ

ビジネス アプリ、アプリ デザイナー、サイト マップ デザイナー

Sales

Unified Resource Scheduling

Project Service Automation

Field Service

Connected Field Service

Dynamics 365 ポータル

プロセス デザイナーとプロセス

ラーニング パス

著作権

 

上位リソース

管理者の方は、TechNet の「Microsoft Dynamics 365 の展開と管理」を確認してください。

今回のリリースのための準備ガイドを参照してください。更新プログラムを再確認してください。

管理者、開発者、トレーナー、および IT プロフェッショナル向けの重要な情報が掲載された Dynamics 365 ヘルプ センターにアクセスしてください。


 

一般的な既知の問題

言語パックはソリューションをインストールする前に有効にする

多言語をサポートするすべてのソリューション (Field Service や Project Service Automation など) では、ソリューションをインストールする前に、言語パックを有効にする必要があります。ソリューションを先にインストールし、その後に言語パックを有効にした場合、一部の言語では、ソリューションのエンティティやビューのメタデータが表示されません。

サンプル データがインストールされない

一部の言語ではサンプル データがインストールされません。この問題は、基本言語がフィンランド語 (1035)、ハンガリー語 (1038)、またはノルウェー語 (1044) である組織の Microsoft Dynamics CRM 2016 (設置型) の展開においてのみ発生します。

Relationship Insights 機能の使用について

Relationship Insights 機能 (電子メール エンゲージメント、自動取り込み、およびリレーションシップ アシスタント) は、ベータ プレビュー版として北米地域で使用できます。パブリック プレビュー版は、北米地域で 2016 年 12 月のリリースから使用できます。リレーションシップ分析機能のパブリック プレビュー版は、北米地域で後日使用できます。その他の地域での Relationship Insights のすべての機能 (電子メール エンゲージメント、自動取り込み、リレーションシップ アシスタント、およびリレーションシップ分析) の使用については、後日発表します。

関連性検索: 共有電子メールの添付ファイルが検索結果に表示されない

最新リリースでは、電子メールおよび予定の添付ファイル内のテキストに一致する検索結果が表示されます。自分と共有された電子メールまたは予定の添付ファイルについては、検索結果が表示されません

Outlook 用 Dynamics 365 の既知の問題

Outlook デスクトップでの予定の追跡停止が Outlook アドインに反映されない

Outlook 用 Dynamics 365 アプリで予定の追跡を停止しても、予定は引き続き追跡対象として Outlook 用 Dynamics 365 (Outlook アドイン) に表示されます。

添付ファイルありの予定を追跡するとき、追跡が直ちに始まらない

添付ファイルがある予定を追跡するとき、追跡が直ちに始まらず、次回の同期サイクルまで予定の状態は "追跡の保留中" と表示されます。

Dynamics 365 (設置型)、OWA、Internet Explorer、および特定の構成では、アプリを読み込むために Dynamics 365 からサインアウトする必要がある

Dynamics 365 (設置型) では、AD FS ドメインと Dynamics 365 ドメインが同じ親ドメインの直下にあり、Internet Explorer の Outlook Web Application (OWA) で Dynamics 365 アプリを使用する場合、アプリを読み込むためには、Dynamics 365 からサインアウトする必要があります。詳細については、こちらのサポート情報記事を参照してください。

ファイルなしの営業資料を追加しようとすると、アプリが応答を停止する

営業資料にファイルが含まれていない場合、その営業資料を電子メールに追加しようとすると、プロセスを終了するまで Outlook 用 Dynamics 365 アプリはファイルを待機し続けます。

作成フォームのテンプレートが 1 つの言語で表示される

電子メールを作成するためにアプリを開いたとき、Exchange Server のバージョンが Exchange Server 2013 CU14 より以前のものである場合は、この電子メールを送信前に追跡することはできません。

CU14 より前の Exchange Server で作成の電子メールは送信前に追跡できない

電子メール作成用にアプリを開いたとき、Exchange Server のバージョンが Exchange Server 2013 CU14 より以前のものである場合は、この電子メールを送信前に追跡することはできません。

取引先担当者の領域で、一部のフィールドのフィルター処理または並び替えができない

取引先担当者追跡テーブルで、取引先担当者を役職別にフィルター処理できない

Dynamics 365 の [取引先担当者] タブで [取引先担当者] 領域に勤務地所在地が表示されない

Dynamics 365 の [取引先担当者] タブに [勤務先所在地] 列が表示されますが、勤務先所在地の値が Dynamics 365 に存在する場合でも、データは表示されません。

取引先担当者の領域で、Exchange が取引先担当者にインデックスを付けるのにしばらく時間がかかることがある

Dynamics 365 から Exchange に情報を同期するとき、Exchange で新しい値へのインデックス付けがすぐに行われない場合があります。そのため、新しい値の一部がフィルターに直ちに表示されない可能性があります。

モバイル デバイスの Outlook Web Application でテンプレートやサポート情報記事を追加できない

モバイル デバイスで Outlook Web App (OWA) を使用している場合、新しい電子メールの作成中は、電子メール テンプレートやサポート情報記事を追加できません。

Web クライアントに関する既知の問題

Windows 10 の 10565 より前のビルドでは、Microsoft Edge でドラッグ アンド ドロップによるテンプレートのアップロードが機能しない

テンプレートをアップロードするとき、Microsoft Edge のドラッグ アンド ドロップ機能は、Windows 10 の 10565 より前のビルドでは利用できません。ビルド番号を確認するには、[スタート] をクリックし、「run」と入力してから、「winver」と入力して [OK] をクリックします。

ワークフローを通して生成した Word ドキュメントが常にターゲット レコードに添付される

作成されるドキュメントは、ワークフローを開始した起点レコードではなく、常にドキュメントの生成元であるターゲット レコードに添付されます。たとえば営業案件 (ワークフローをトリガーした営業案件) から取引先企業の説明を生成した場合、ドキュメントは、営業案件ではなく、ターゲットである取引先企業の説明に添付されます。

コンテンツ コントロールを編集すると Word がフリーズすることがある

これは、多数のフィールドを処理するときに発生する Word のパフォーマンス上の問題です。コンテンツ コントロール内でテキストまたは書式設定を変更すると、それをトリガーとして Word のデータ ソースが更新されます。その際、更新が失敗して Word がフリーズすることがあります。

回避策: 次のようにします。(1) テキストでは、単純なテキスト コントロールだけを使用します。テキストの書式設定は通常どおりに実行できますが、この方法で、書式設定時に Word での更新がトリガーされるのを避けることができます。(2) 大文字への変更やスペースの追加も含めて、コンテンツ コントロール内のテキストを変更しないようにします。Word のオートコレクト/オートフォーマットをオフにすることで、テンプレートの作成時に意図せずに変更が発生しないようにすることができます。

翻訳をインポートして公開してもフォーム ラベルが変更されない

フォーム ラベルを変更した後で翻訳をエクスポートして再度インポートした場合、ラベルは変更されません。

取引先企業エンティティに 2 つの新しいフィールドができました。PrimarySatoriID と PrimaryTwitterID です。

これらのフィールドは、Microsoft 内部でのみ使用するプレースホルダーであり、一般には公開されません。

ロールがないチームにレコードを再割り当てしようとした場合、エラー ダイアログで [OK] をクリックしたときに [レコードの再割り当て] ダイアログが閉じない

ロールが割り当てられていないチームにレコードを再割り当てしようとすると、[レコードの再割り当て] ダイアログが表示され、ブラウザー ウィンドウを最新の情報に更新するまでそのダイアログを閉じることができません。

ユーザー定義エンティティ フォームで初期状態のステータス フィールドのオプション セット値を削除する際にユーザー定義エンティティに新規レコードを作成すると、予期しないエラーが発生する

ユーザー定義エンティティを作成後、初期状態のステータス候補リスト フィールドのオプション セット値を削除してから新しい値を追加した場合、レコードを作成しようとするとエラーが発生します。

回避策: 新しいオプション セット値を追加してから、オプション セット値を削除します。

iOS 7 搭載のタブレット PC でフォームを更新できない

iOS 7 タブレット PC では、ユーザーがレコードを作成または更新することはできません。この問題は iOS 8 では発生しません。

回避策: グリッドからレコードを選択して所有者を割り当てます。

請求書、見積もり、受注製品のアイコンが表示されない

[ナビゲーション] メニューから請求書、見積もり、受注製品の関連グリッドにアクセスするとき、アイコンが表示されません。

編集可能グリッド: 日付/時間エディターに和暦の設定が保持されない

ユーザーが編集可能グリッドを編集し、個人用オプションで和暦を選択しても、日付ピッカー ポップアップ ウィンドウに表示される日付の値に選択した和暦の設定が反映されません。

編集可能グリッド: 一部のデータ型でインライン編集がサポートされていない

次のデータ型ではインライン編集がサポートされていません。

·         エンティティの初期状態フィールド

·         [顧客の種類] フィールド (取引先企業と取引先担当者のレコードを組み合わせた特殊検索)

·         複合フィールド (住所、氏名)

·         関係者リスト

·         検索エンティティ関連フィールド (例: 取引先企業エンティティの取引先担当者の検索では、[取引先担当者] フィールドは編集できますが、電子メール アドレス (取引先担当者) は編集できません)。

編集可能グリッド: サブグリッドでインライン編集がサポートされていない

次のサブグリッドではインライン編集がサポートされていません。

·         営業案件、見積フォームの製品サブグリッド

編集可能グリッド: エンティティレベルの既存の業務ルールに対して行った変更がある場合は、ブラウザーの表示を最新の情報に更新する必要がある

ホーム ページ グリッドとグローバルな簡易作成フォームでは、業務ルールの変更を有効にするためにブラウザーを最新表示する必要があります。

編集可能グリッド: 編集可能サブグリッドが従来のフォームでのみ機能する

従来のフォームを使用ている場合、サブグリッドで編集可能グリッドを有効にしても編集可能サブグリッドが表示されません。システム管理者は、必要に応じてシステム設定で従来のフォームをオフにできます。

タブレット PC 用 Dynamics 365 および電話用 Dynamics 365 に関する既知の問題

リレーションシップ アシスタントが新しいワークスペース ウィンドウで間もなく使用できるようになる

アプリを起動すると、新しいワークスペース ウィンドウが表示されます。このウィンドウの左側には新しいリレーションシップ アシスタントが表示される予定です。このウィンドウには、リレーションシップ アシスタントがリリースされるまで "準備中" という通知が表示されます。

ユーザーに News エンティティの読み取り特権がない場合、タイムラインに誤ったエラーが表示される

モバイル ユーザーが "アクティブなニュース" の一覧に移動したとき、次のエラーが表示されます: "申し訳ございません。問題が発生しました。操作をやり直すか、アプリを再起動してください。エラー コード: 0x0。"

回避策: ユーザーに News エンティティの読み取り特権を付与します。

Windows のスマートフォンやタブレット PC のアプリで音声録音ができない

Windows のスマートフォンやタブレット PC のアプリでは、ノートの音声録音ができません。

Windows 8.1 のスマートフォンやタブレット PC のアプリで写真をライブラリに保存できない

メモの機能の一部として用意されている、Dynamics 365 アプリで撮影した写真を保存する機能が Windows 8.1 のスマートフォンやタブレット PC のアプリでは使用できません。

Windows のスマートフォンやタブレット PC のアプリで画像をトリミングできない

メモで写真を撮影した後、Windows のスマートフォンやタブレット PC のアプリでその画像をトリミングできないことがあります。

オーディオやビデオの録音が Android のデバイス ライブラリに自動的に保存される

Android のアプリで録音したオーディオやビデオは、ローカルのデバイス ライブラリに自動的に格納されます。

オフラインの Web リソースを Windows タブレット PC で使用できない

Windows タブレット PC で、Web リソースはオフライン モードでは使用できません。

バックグラウンドの同期頻度が定義されていない

バックグラウンドの同期頻度は、オペレーティング システムによって決まります (モバイル アプリでは決まりません)。

Mobile offline JavaScript クライアント SDK のレコードの作成やレコードの更新に関する制限事項

クライアント SDK は、交差するエンティティのレコード、オフライン利用を無効化されたエンティティのレコード、または活動関係者エンティティのレコードの作成または更新には使用できません。データ入力は事前に検証されません。データに関連するすべての検証は、Dynamics 365 への同期中に行われます。

Mobile offline JavaScript クライアント SDK の削除に関する制限事項

クライアント API は、交差するエンティティのレコード、オフライン利用を無効化されたエンティティのレコード、または活動関係者エンティティのレコードの削除には使用できません。

Mobile offline JavaScript クライアント SDK の取得に関する制限事項

·         OData クエリ オプションは URL クエリ パラメーターのように $ で開始する必要がある

·         $select は基本エンティティの属性のみを取得し、関連エンティティの属性を取得しない

·         OData クエリ オプションは URL クエリ パラメーターのように $ で開始する必要がある

·         $expand はナビゲーション プロパティ名のみを使用する

·         $select は $expand 内にのみ指定できる

·         取得できる関連レコードの上限は 5,000 件で、1 つ存在すると次のリンクが提供されない

Mobile offline JavaScript クライアント SDK の複数取得に関する制限事項

·         $select は基本エンティティの属性のみを取得し、関連エンティティの属性を取得しない

·         OData クエリ オプションは URL クエリ パラメーターのように $ で開始する必要がある

·         $expand はナビゲーション プロパティ名のみを使用する

·         $select は $expand 内にのみ指定できる

·         両方の参加エンティティのオフライン使用が有効化されているナビゲーション プロパティのみ使用できる

·         MaxPageSize は省略可能で 0 を上回る必要がある

·         $filter が機能せず、条件演算子 =、!=、< >、<=、>= がサポートされる

·         論理演算子 AND、OR、NOT のみがサポートされる

·         $filter は基本エンティティの属性に適用できるが、関連属性には適用できない

·         $expand は N:1 の関連付けの次のリンクを返す

·         次のリンクは JSON 形式にフォーマットされており、ユーザーは次のリンクを使用して次の取得の呼び出しを作成する必要がある

·         $skiptoken、$getOnlyRelatedEntity は内部のみで使用し、ユーザーは変更してはならない

·         $skip はサポートされていない

·         FetchXml は基本エンティティの属性のみを取得する

Mobile offline のビューに関する制限事項

·         フィルター条件として日付階層ベースのパラメーターが使用されているすべてのエンティティ ビューは、Mobile offline では使用できない

·         Mobile offline ではシステム ビューのみがサポートされる 

·         ビューにオフライン利用を無効化されたその他のエンティティからの属性がある場合、Mobile offline のそのビューにデータは表示されない

Mobile offline のセキュリティに関する制限事項

FLS 属性の共有はオフライン モードではサポートされない

Active Directory Federation Services (AD FS) のクライアント アプリの登録を更新する必要がある (設置型バージョンのお客様にのみ適用)

Windows のタブレット PC やスマートフォンの更新されたクライアントに追加のリダイレクト URI が追加されています。モバイル アプリを登録するには、お使いの AD FS サーバーに更新された次の PowerShell コマンドを実行する必要があります。

Add-AdfsClient -ClientId ce9f9f18-dd0c-473e-b9b2-47812435e20d -Name "Microsoft Dynamics CRM for tablets and phones" -RedirectUri ms-app://s-1-15-2-2572088110-3042588940-2540752943-3284303419-1153817965-2476348055-1136196650/, ms-app://s-1-15-2-1485522525-4007745683-1678507804-3543888355-3439506781-4236676907-2823480090/, ms-app://s-1-15-2-3781685839-595683736-4186486933-3776895550-3781372410-1732083807-672102751/, ms-app://s-1-15-2-3389625500-1882683294-3356428533-41441597-3367762655-213450099-2845559172/, ms-auth-dynamicsxrm://com.microsoft.dynamics,ms-auth-dynamicsxrm://com.microsoft.dynamics.iphone.moca,ms-auth-dynamicsxrm://com.microsoft.dynamics.ipad.good,msauth://code/ms-auth-dynamicsxrm%3A%2F%2Fcom.microsoft.dynamics,msauth://code/ms-auth-dynamicsxrm%3A%2F%2Fcom.microsoft.dynamics.iphone.moca,msauth://code/ms-auth-dynamicsxrm%3A%2F%2Fcom.microsoft.dynamics.ipad.good,msauth://com.microsoft.crm.crmtablet/v%2BXU%2FN%2FCMC1uRVXXA5ol43%2BT75s%3D,msauth://com.microsoft.crm.crmphone/v%2BXU%2FN%2FCMC1uRVXXA5ol43%2BT75s%3D, urn:ietf:wg:oauth:2.0:oob

この更新された PowerShell コマンドを実行しないと、次のエラーが表示されます。

"AADSTS50011: 返信アドレス ‘[msauth URL]’ がこのアプリケーションに構成されている返信アドレスと一致しません: ‘{GUID であるクライアント アプリの ID}’。詳細情報: 指定されていません。"

編集可能グリッド: アプリレベルのナビゲーションを使ってホーム グリッドに戻り、編集可能グループッドで値を変更した後、新しい値が表示されない

編集可能グリッドが有効になっているエンティティのどれかに移動し、レコード フォームを開きます。メイン フォームで、左矢印をクリックしてホーム ページ グリッドに戻ります。編集可能グリッドでフィールドの値を編集し、Tab キーを押してフォーカスを移動します。編集したグリッドのセルに新しい値が表示されません。

回避策: もう一度フィールドをクリックするか、グリッドの表示を最新の情報に更新します。

編集可能グリッド: アプリレベルのナビゲーションを使ってホーム グリッドに戻り、編集可能グリッドで値を変更した後、on-change 業務ルールがトリガーされない。手動で最新情報に更新するまで on-change 業務ルールは機能しない

編集可能グリッドが有効になっているエンティティのどれかに移動し、レコード フォームを開きます。メイン フォームで、左矢印をクリックしてホーム ページ グリッドに戻ります。on-change 業務ルールをトリガーする必要があるフィールドの値の編集は、編集可能グリッドで行います。ルールはトリガーされません。

回避策: グリッドの表示を手動で最新の情報に更新します。

Outlook 用 Dynamics 365 の既知の問題

Outlook または Dynamics 365 で追跡している予定を同期の直後に削除すると、削除したアイテムが元に戻ることがある

同期後すぐに Outlook または Dynamics 365 で追跡された予定を削除すると、次の同期でアイテムが元に戻る場合があります。これは、他の種類のアイテムにも当てはまる場合があり、タイミングの問題によって時折発生しますが頻繁には起こりません。

回避策: アイテムを再度削除します。

Dynamics 365 で電話として追跡されているタスクは、Outlook から割り当てられた場合、所有権が正しく変更されない

Dynamics 365 の Web クライアントでタスクを作成した後 Outlook 用 Dynamics 365 と同期した場合、このタスクを Outlook 用 Dynamics 365 から別のユーザーに割り当てても、所有権は正しく変更されません。電話タスクが Outlook の別のユーザーに割り当てられたとしても、タスクは Dynamics 365 の元のユーザーに割り当てられたままになります。

回避策: すべての電話を Web クライアントから直接割り当てます。

受信者リストに選択解除した受信者が含まれているとき、または電子メール メッセージに登録解除リンクを含めるとき、差し込み印刷で一部の電子メールが送信されない

キャンペーン活動から差し込み印刷を使用して電子メール メッセージを送信するときに、リストから 1 人以上の受信者の選択を解除すると、電子メールはリストで最初に選択された受信者のみに送信されます。ただし、受信者を選択解除しなければ、すべての受信者にメールが送信されます。

差し込み印刷プロセスで対象のマーケティング リストから一部のメンバーのみを選択し、[電子メール メッセージに登録解除リンクを含める] を選択すると、電子メールは 1 人の受信者のみに送信されます。

回避策: 差し込み印刷を完了する前に Word で最初のレコードに戻るか、差し込み印刷ダイアログ ボックスで、登録解除リンク オプションを無効にします。

Unified Service Desk に関する既知の問題

ホストされたコントロールにフォーカスされていないと JavaScript イベントが停止する

同じパネルに種類が IE プロセスのホストされたコントロールが複数読み込まれると、フォーカスされていないページで発生している JavaScript イベントが実行されません。

回避策: JavaScript イベントの発生が想定されるときには、フォーカスがホストされたコントロールにあることを確認してください。

単一の通知コントロールが複数回呼び出されるときにちらつきが発生する

同じ通知コントロールが短い時間に連続して複数回呼び出されると、ちらつきが発生します。

回避策: 通知コントロールで表示アクションを呼び出す間隔を遅くします。

簡易作成フォームを Windows 10 の Unified Service Desk にホストすると、不要なスクロール バーが表示される

対話型サービス ハブの [簡易作成] ページを Unified Service Desk 内で開くと、ページにスクロール バーが表示されます。

対話型サービス ハブに関する既知の問題

タブレット PC などのタッチ専用デバイスでのアクセスはサポートされていない

タブレット PC などのタッチ専用デバイスでの対話型サービス ハブの使用はサポートされていません。アプリケーションは、キーボードとマウスを使用して入力を行うデスクトップ フォーム ファクター向けに最適化されています。

サポート案件フォームの製品検索で、製品バンドルが除外されない

サポート案件の作成時に、製品検索で製品バンドルが除外されることはありません。レコードの保存時にエラー メッセージが表示されます。

[サポート案件への電話] 業務プロセス フローで、[サポート案件の検索] オプションと [サポート案件の解決] オプションを利用できない

[サポート案件への電話] 業務プロセス フローでは、識別ステージの [サポート案件の検索] オプションと解決ステージの [サポート案件の解決] オプションを使用できません。

複数のエンティティをスキャンする業務プロセス フローが完全には機能しない

複数のエンティティにまたがって構成された業務プロセス フローでは、プロセス ステージ ヘッダーが表示されていても、1 つのエンティティから別の関連エンティティへの移動が許可されません。

Ctrl + S キーでフォームを保存できない

キーボード コマンド Ctrl + S では、対話型サービス ハブ レコードのフォームは保存されません。

RTL 言語はサポートされていない

ヘブライ語やアラビア語などの右から左に記述する (RTL) 言語が組織に適用される場合、アプリケーションは読み込まれません。

アプリケーションで [戻る] ボタンを使用しても、レコードまたはビューが更新されない

Dynamics 365 の左上隅に配置される [戻る] ボタンでは、直前に表示していたレコードまたはビューは表示されません。最後に表示したページに移動するだけです。レコードのプライマリ列を更新した後で一覧に戻ると、更新された値が一覧に表示されます。

タイムラインに追加したメモを編集できない

メモ レコードは、エンティティのタイムラインに保存した後で編集することはできません。

サブグリッドのインライン グラフ オプションはサポートされない

サブグリッドのプロパティには、リスト ビューの代わりにグラフをフォームに表示するオプションがありますが、このオプションはサポートされていません。

一覧の簡易検索ボックスを使用したときに、エンティティのプライマリ フィールドのみが検索される

一覧の検索ボックスを使用してエンティティ レコードを検索する場合、エンティティのプライマリ フィールドのみを検索でき、それ以外の簡易検索フィールドは検索されません。

エンティティ リストまたはフォームから [+新規] ボタンを使用してレコードを作成する場合、重複データ検出はサポートされない

エンティティ リストまたはフォームから [+新規] ボタンを使用して作成されたレコードに対する重複データ検出は行われません。

複数行のテキスト フィールドは、フォームに追加したときに正しく表示されるように、行数を 3 行以上にする必要がある

対話型エクスペリエンス フォームのフォーム エディターで、複数行のテキスト フィールドをダブルクリックして [フィールドのプロパティ] ダイアログを開きます。[行のレイアウト] セクションの書式設定タブで、行数を 3 以上に変更し、[OK] をクリックします。[保存]、[公開] の順にクリックします。

アクティビティ グリッドでの選択/選択解除時に誤ったコマンド セットが表示される

この問題はアクティビティ グリッドでのレコードの選択または選択解除時に発生することがあります。

回避策: ビュー セレクターからビューを選択して、ビューを最新の情報に更新します。

[すべての活動] および [自分の活動] を除くビューでの複数選択時に、関連の設定、完了としてマーク、キャンセルなどのコマンドが表示されない

複数選択時、一部のコマンドは活動に対して使用できません。

回避策: [すべての活動] または [自分の活動] ビューに移動すると、すべてのコマンドが表示されます。

関連レコード ビューに関連ビューが表示されない

(種類が関連ビューである) 一部のシステム ビューは、関連レコード ビューに表示されません。

回避策: 関連ビューのレプリカである新しいビューを作成します。

Firefox でキーボード ショートカットの Shift + F8 が使えない

Shift + F8 は Firefox の既存のショートカットと競合しているため、これを使用して対話型サービス ハブで主要なセクション間を移動することはできません。F8 キーまたは Shift + Tab キーを使って前方に移動することはできます。

Internet Explorer 11 のグローバル フィルターでの検索から Tab キーを押してフォーカスを移動できない

Internet Explorer 11 で Tab キーを押してグローバル フィルターでの検索に移動した場合、Tab キーで検索からフォーカスを移動することができません。

回避策: 検索フィールドからフォーカスを移動するには、Esc キーを使用します。

[リンクを電子メールで送信] の URL でレコードとビューを開くことができない

組織のフレンドリ名がサーバー名と異なる場合は、[リンクを電子メールで送信] コマンドで無効な URL が生成されます。レコードとビューのリンクは機能しません。

ビジネス アプリ、アプリ デザイナー、サイト マップ デザイナーに関する既知の問題

高度な検索を使用した検索でレコードをクリックすると、ユーザーがアプリのコンテキスト外に移動する

高度な検索を使用して検索すると、現時点ではアプリのコンテキストが保持されず、ユーザーをアプリ外の main.aspx の完全なエクスペリエンスに移動します。また、高度な検索にはアプリで参照されているエンティティではなく、すべてのエンティティが表示されます。

アプリの実行中に無効なサイト マップのエラーが発生する

アプリの実行中に無効なサイト マップのエラーが発生することがあります。これは、アプリのサイト マップにサブ領域が 1 つも含まれていないため、アプリのサイト マップを表示できないことを示します。

回避策: アプリをサイト マップ デザイナーで開き、サイト マップに 1 つ以上のサブ領域を追加します。また、そのユーザーまたは Web クライアントに対してそのサブ領域が有効であること、たとえば、サブ領域の表示を妨げる特権ルールがある場合や、そのサブ領域の適用対象が SPLA のみである場合がないかなどを確認してください。

すべてのカスタマイズを公開すると、無効なアプリが公開されることがある

アプリ デザイナーでアプリを公開するとき、アプリにサイト マップがないなど、アプリの検証に失敗した場合、エラーが発生することがあります。ただし、すべてのカスタマイズの公開コマンドを使用すると、アプリがその他のシステム コンポーネントと共に公開されます。これにより、アプリが実行されるときにエラーが発生することがあります。

回避策: アプリをアプリ デザイナーで開き、検証エラーを修正します。

簡易作成、最近表示したビュー、グローバル検索を実行すると、アプリのコンテキスト外のエンティティが表示される

Sales アプリを使用して作業をしているユーザーに、セキュリティ ロールを介してサポート案件エンティティへのアクセスがある場合、簡易作成やその他の領域にサポート案件エンティティが表示されることがあります。現時点ではアプリのコンテキスト外のエンティティはフィルター処理されず、ユーザー特権に基づいて表示および開くことができます。

ソリューションをインポートすると、インポートの成功後名前が "アプリ" ではなく "アプリ モジュール" と表示される

アプリがインポートされた後、インポートの成功ダイアログに "アプリ" ではなく "アプリ モジュール" と表示されます。これはラベルのみの問題で、アプリは正常にインポートされています。

個人用オプションで、既定のウィンドウと既定のタブのオプションがそのアプリ内のものに限定されない

既定のウィンドウやタブの個人設定はアプリごとには指定できません。ユーザーが選択できるように、既定のサイト マップ領域とサブ領域はこれらに引き続き表示されます。

アプリ デザイナー: ダッシュボード、業務プロセス フロー、エンティティを検索するために入力したキーワードが保持される

たとえば、"顧客" という用語をダッシュボードで検索し、[追加] コマンド アクションの [エンティティ] オプションを選択すると、検索語 "顧客" が保持され、その検索語を基にしてエンティティの一覧がフィルター処理されます。この問題は、[追加] コマンド オプションを使ってダッシュボード、業務プロセス フロー、エンティティを追加した場合にのみ発生します。

回避策: ダッシュボード、業務プロセス フロー、エンティティを検索するには、[コンポーネント] タブのアーティファクト タイルを使用します。

Internet Explorer 10 ブラウザーとモダン スタイル アプリではアプリ デザイナーとサイト マップ デザイナーのアクセシビリティがサポートされない

アプリとサイト マップを設計する場合、Internet Explorer 10 とモダン スタイル アプリケーションのアクセシビリティは現時点でサポートされていません。

回避策: Internet Explorer 11 を使用してください。

Dynamics 365 Customer Service アプリ: サイト マップ デザイナーに、アプリの実行時には表示されないサポート情報記事のエンティティへのリンクが表示される

サポート情報記事のリンクは、対話型サービス ハブのサポート情報記事のエンティティを参照しますが、これは Web クライアントの実行中にはフィルターによって除外されています。現時点では、サイト マップ デザイナーの対話型サービス ハブのエンティティを直接参照し、Web クライアントの実行時にサイト マップに表示する方法はサポートされていません。

表示名の値がない Web リソースをアプリ タイルに使用すると、アプリ デザイナーを起動できない場合がある

アプリ タイルに Web リソースを使用してアプリを公開し、その Web リソースに表示名がない場合は、アプリ デザイナーが開きません。

回避策:

1.      常に、表示名が指定されている Web リソースをアプリ タイルに使用してアプリを作成し、更新してください。

2.      表示名のない Web リソースをアプリ タイルに使用してアプリを作成した場合:

a.       [マイ アプリ] ページに移動し、アプリ タイルから目視で Web リソースを確認します。

b.       Dynamics 365 の [カスタマイズ] 領域で同じ Web リソースを見つけます。

c.       そのリソースの表示名を指定します。次に、[保存][公開] の順にクリックします。

d.       [マイ アプリ] ページに移動し、[アプリ デザイナーで開く] をクリックします。

 

サイト マップ デザイナーの初回読み込み時、グループまたはサブ領域を追加する方法は無効

既定では、読み込み時に領域は選択されていないため、[コンポーネント] タブと [追加] メニューからグループまたはサブ領域を追加するアクションは無効になっています。

回避策: 領域を明示的にクリックしてから、グループまたはサブ領域をドラッグまたは追加します。

コンポーネントを再配置するとコンポーネントのフォーカスが維持されない

再配置アクションの完了後、フォーカスはコンポーネント上にあるものの、親コンポーネントが選択された状態になります。その結果、再配置したコンポーネントではなく親のプロパティが表示されます。

回避策: 再配置したコンポーネントを明示的にクリックすると、そのコンポーネントのプロパティが表示されます。

サイト マップ デザイナーでその他の特権を構成できない

構成できるのはエンティティベースの特権のみです。

回避策: カスタム エンティティを作成してそれにそのロールの一連の特権を構成し、それを使用してアクセスを制御します。その他の特権を持つロールには、そのカスタム エンティティへの特権が付与されている必要があります。

サイト マップ デザイナーのサブ領域に既定のダッシュボードが選択されても、アプリ定義でそれが自動的に選択されない

問題は、依存関係のマッピングが作成されないことです。

回避策: アプリ デザイナーでダッシュボードを明示的に選択します。

サイト マップ デザイナーが、要求されていなくてもサイトマップ xml に追加のパラメーターを追加し、その他の属性に編集が加えられていない場合でもそれら属性を再編する

この問題は、サイト マップがデザイナー外で (サード パーティのツールを使用または xml を直接編集することで) 作成または編集され、後でサイト マップ デザイナーで編集すると表面化します。追加のパラメーターが追加され、サイト マップが新しいバージョンとして扱われます。これにより、ソリューションがエクスポートまたは別の組織にインポートされるときに構成が上書きされる可能性があります。

回避策: サイト マップの作成および編集には、必ずサイト マップ デザイナーを使用してください。

サイト マップ デザイナーのアクセシビリティ

サイト マップ デザイナーのアクセシビリティは完全には確保されていません。スクリーン リーダーと 200% の拡大表示について既知の問題があります。

Sales に関する既知の問題

アップグレード後、アカウント アクセス チームにユーザーを追加できなくなることがある

この問題は、Microsoft Dynamics CRM Online 2015 更新プログラム 1、2015 更新プログラム、2016 更新プログラム 1、最新リリースのアップグレード パスを使用すると発生することがあります。その他すべてのアップグレード パスは機能します。

Unified Resource Scheduling に関する既知の問題

予約に対して現在の日付から 7 日を超える変更があった場合、スケジュール ボードが自動的に最新情報に更新されない

スケジュール ボードは、変更された予約が現在の時刻 + 7 日以内の場合にのみ、最新情報に表示されます。つまり、あるユーザーが現時点から 8 日後のスケジュール ボードを表示しているときに、別のユーザーがその日の予約を変更した場合、ボードは自動更新されず、変更は表示されません。さらに、現時点から 8 日目以降の変更があった場合、スケジュール ボード マップは自動更新されません。これには、ユーザーがルートをドラッグして要件を挿入した場合も含まれます。マップとボードは更新されず、この新しく作成された予約は反映されません。ユーザーはボードとマップを手動で更新する必要があります。

回避策: スケジュール ボードの右上にある [更新] ボタンをクリックします。

リソースの種類がサービス センター、グループ、汎用のいずれかであるリソースは、完全にはサポートされない

リソースの種類が汎用またはサービス センターであるリソースは、リソース要件に合う空き時間を検索するときに、検索対象に含まれません。サービス センター リソースおよび汎用リソースに対するスケジューリングのサポートは組み込まれていません。つまり、ユーザーがサービス センターまたはグループ メンバーに対する予約を作成したとき、その予約から、グループまたはサービス センターのリソースに対する関連した予約が自動的に作成されることも、同期が維持されることもありません。サービス センター予約および汎用リソース予約に対する汎用サポートは、提供されていません。

回避策: 空き時間の検索にはサポートされているリソースの種類を使用し、グループまたはサービス センターとそのメンバーに対する予約を別途作成します。

すべてのブラウザーで、エラー メッセージに対するクリップボードへのコピーの機能はサポートされていない

スケジュール ボードにエラー メッセージが表示された場合、Internet Explorer を除くすべてのブラウザーで、[クリップボードにコピー] ボタンが無効になります。

回避策: エラー メッセージのスクリーンショットを取得してください。

Internet Explorer 10 でのマップ ピン読み込みの問題

Internet Explorer 10 を使用している場合、Bing のブラウザー サポートが不十分なため、スケジュール ボードのマップでマップ ピンの読み込みに問題が発生する可能性があります。

回避策: マップの表示を最新の情報に更新するか、マップ活動には別の Web ブラウザーを使用します。

個人用オプションの一部のタイム ゾーン設定で空き時間の検索時にエラーが発生する

"GMT–10:00 アリューシャン諸島" や "GMT+2:00 ガザ、ヘブロン" などの特定のユーザー タイム ゾーンでは、空き時間の検索時にエラーが発生します。

回避策: タイム ゾーンを、空き時間検索でサポートされている等しい値を持つ別の Dynamics 365 タイム ゾーンに変更します。たとえば、"GMT–10:00 アリューシャン諸島" のユーザーはタイム ゾーンを "GMT–10:00 ハワイ諸島" に変更できます。

複数日のスケジュール ボード ビューではスケジュール ボード ルールがサポートされない

スケジュール ボード ルールは日次、週次、または月次ビューでは実行されません。

複数日ビューで予約通知が予約の横に表示されない

日次、週次、または月次スケジュール ボード ビューでは、予約通知が個々の予約の横に表示されません。

回避策: 詳細パネルで予約通知を確認できます。

右から左への書式でタッチ対応デバイスを使用するとスケジュール ボードのヘッダーが正しくスクロールされない

タッチ対応デバイスの使用時、右から左に読む書式ではヘッダーがボードに対して正しく配置されないため、スケジュール ボード内でスクロールすると断続的な問題が発生します。

回避策: デバイスでのタッチを無効にします。

既存の予約の空き時間を検索するとき、一部のシナリオでは検索後に予約を作成できない

予約を右クリックして空き時間を検索した後、推奨された時間帯をクリックして予約しようとしたときに、[予約] をクリックしてこの予約を再予約できない場合があります。それは、[タブの設定][スケジュール アシスタント] 領域にある [利用不可リソース][利用不可リソースは表示されません] がオプションとして選択されている場合です。

回避策: [利用不可リソース] の選択を [利用不可リソースはグレー表示されます] に変更します。

GPS レコードが期限切れになると、リソースの現在の場所を示すマップ ピンの上にカーソルを置いても、その場所が最後に同期された日時が更新されない

GPS レコードが ([スケジュール パラメーター] レコードの [X 分後にジオ位置情報有効期限切れ] の値に基づいて) 期限切れになったと見なされると、リソースの地理的な場所が最後に同期された日時を表示するツールヒントが、現在の場所に応じて更新されません。

回避策: マップの [最新の情報に更新] ボタンをクリックします。

スケジュール ボードの上部でスケジュール ボードのタブの順序を変更するとき、ボードをグループ内の最後の時間帯にドラッグすると問題が発生する

スケジュール ボードのタブの順序を変更するとき、タブをグループの最後の位置にドラッグすると、タブが正しくないスポットに移動します。グループは、共有の種類 (自分だけ、特定のユーザー、全員) を表す範囲内のすべてのボードとして定義されます。

回避策: タブは常に右から左にドラッグします。

Project Service Automation に関する既知の問題

組織の既定の言語が英語以外の場合、Microsoft Dynamics 365 for Project Service Automation への更新が失敗する

Microsoft Dynamics 365 2016 更新プログラムを使用して Project Service Automation ソリューションを Microsoft Dynamics CRM Online 2016 更新プログラム 1 (8.1) から Microsoft Dynamics 365 (オンライン) 用 2016 年 12 月の更新プログラム (8.2) に更新するとき、組織の既定の言語が英語以外であって英語が有効になっていない場合には、ソリューションの更新が失敗します。

回避策: Project Service Automation ソリューションを更新する前に、組織に対して英語を有効にします。

プロジェクトベース サービスの新しい見積依頼明細行の作成時に [名前] フィールドを使用できない

この状況は、Project Service Automation ソリューションの前に Field Service ソリューションをインストールした組織に対して、プロジェクトベースの明細行サブグリッドで [+] ボタンを使用したときに発生します。

回避策: 製品ベースの明細行で [+] ボタンを使って見積依頼明細行フォームを開き、フォーム上で製品の種類の選択を "プロジェクトベース サービス" に切り替えます。フォームは、プロジェクトベースの見積依頼明細行を作成するために必要なフィールドを使用して正しく初期化されます。

Dynamics 365 Government の組織では、ソリューションをインストールした後にプロジェクト パラメーターが自動的に作成されない

Microsoft Dynamics 365 Government の組織では、Dynamics 365 管理センターから Project Service Automation をインストールした後にプロジェクト パラメーターが自動的に作成されません。これは、Project Service Automation のすべての機能に影響を及ぼします。

回避策: Project Service Automation ソリューションをインストールした後、次のように手動でプロジェクト パラメーターを作成してください。

1.      Dynamics 365 組織にサインインします。

2.      [Project Service] > [設定] > [パラメーター] に移動します。

3.      [新規] をクリックします。

4.      [説明] フィールドで [パラメーター] に入力し、[保存] をクリックします。

Project Service Automation で製品バンドルはサポートされない

Project Service Automation では、製品ベース品目を使用して、カタログからプロジェクト営業案件、プロジェクト見積もり、プロジェクト契約に品目を追加できます。ただし、現時点では、Project Service で製品バンドルはサポートされておらず、バンドルを追加すると不整合な動作が発生する可能性があります。

営業案件、見積もり、またはプロジェクト契約に製品バンドルを追加すると、複数の問題が発生する可能性があります。営業案件から見積もりを生成したり、見積もりから契約を生成したりすると、バンドル コンポーネントに品目が重複して表示されます。また、請求対象のコストと未請求売上を作成する際、製品バンドルについては正しく作成されません。

回避策: プロジェクト営業案件、プロジェクト見積もり、またはプロジェクト契約に製品バンドルを追加することは避けてください。

価格表の日付の有効性

顧客および組織単位に対して複数のプロジェクト価格表を添付することができます。プロジェクト営業案件、プロジェクト見積もり、およびプロジェクト契約のエンティティにも、複数のプロジェクト価格表を追加できます。ただし、現時点では、Project Service でプロジェクト価格表の日付の有効性を完全に処理することはできません。

日付の有効性に重複がある複数のプロジェクト価格表を追加した場合、Project Service Automation で検証は行われず、プロジェクト見積行、見積依頼明細行、およびプロジェクト契約品目の詳細で、既定の価格が表示されることがあります。また、トランザクションで、添付されたいずれかの価格表からランダムに既定の価格が使用されます。

回避策: エンティティに添付した価格表の日付の有効性 (価格表ヘッダーの開始日および終了日フィールド) に重複がないことを確認してください。

見積もりに利益性と顧客予算のグラフが自動的に読み込まれない

見積もりページには、時間の経過に伴って予想される売上とコストの分布を示す Project Service Automation のグラフが追加され、ロールベースおよびカテゴリベースの請求可能コストと請求不可コストの要約が表示されます。顧客予算との比較を表示するグラフもあります。顧客予算や見積依頼明細行などのフィールドで金額に変更があった場合、このようなグラフは自動的には読み込みまたは更新されません。

グラフは読み込まれず、"グラフ データを読み込むにはクリックしてください" というメッセージが表示されます。リンクをクリックすると、グラフが表示されます。

回避策: 見積もりページではグラフを手動で最新の情報に更新してください。

見積もりフォームの計算されたロールアップ フィールドが自動的に更新されない

Project Service Automation では、予想されるコスト、請求可能コストと請求不可コスト、および推定粗利が見積もりごとに表示されます。ただし、これらのフィールドは "ロールアップ" フィールドを使って実装されます。ユーザーが見積依頼明細行の詳細で数量やロールを更新するか、価格や請求可能オプションを変更すると、推定コストと推定利益率に影響します。ただし、見積もりヘッダーにこの情報を表示するロールアップ フィールドは、変更が保存されても更新されません。

見積もりヘッダー ページに表示される粗利、請求可能コストの合計、および請求不可コストの合計の情報は、最新でない可能性があります。

回避策: これらのフィールドはロールアップ フィールドです。[最新の情報に更新] ボタンをクリックしてフィールドを最新の情報に更新すると、プロジェクト見積もりに粗利の正しい計算結果が表示されます。

契約履行に関するすべての金額が基本通貨で表示される

Project Service Automation では、契約履行に関連した指標がプロジェクト契約ページに表示されます。推定コスト、これまでの発生コスト、売上見込み、これまでの請求、推定粗利、これまでの粗利などの指標があります。このセクションでは、すべての金額フィールドが、Dynamics 365 のインストール時に設定された基本通貨で表示されます。契約ごとに、顧客に基づいた既定のコスト通貨と販売通貨が使用されます。すべてのコストはコスト通貨で発生し、すべての請求は販売通貨で行われます。ただし、プロジェクト契約ページの契約履行セクションに示されるフィールドについては、すべての金額が基本通貨に変換されてユーザーに表示されます。

基本通貨で表された金額は、組織単位の通貨で表された金額を想定しているユーザーには、わかりにくい可能性があります。

プロジェクトの WBS で、深さ 16 レベルのタスクの作成が失敗する

深さ 16 レベルのプロジェクト タスクを作成するか、既存のタスクを第 16 レベルまでインデントした場合は、タスクを保存できません。これは、プラグインからのプラグイン自体の呼び出しは 15 回までというフレームワークの制限によるものです。その回数を超えると、フレームワークで無限の反復ループとして認識されます。

"リソースの空き時間" および "リソースの稼働率" の Web リソースの URL を共有すると、許可されていないユーザーにリソースの稼働率と空き時間のデータが表示される可能性がある

リソースの予約やリソース稼働率の履歴の照会を行うインタラクティブで視覚的なユーザー インターフェイスを提供するために、表示されるデータの集計時にバッキング エンティティを持たない Web リソースが使用されます。許可されたユーザーが、許可されていないユーザーを共有相手として "リソースの空き時間" および "リソースの稼働率" の URL を手動で共有した場合、許可されていないユーザーが、リソース稼働率の履歴とリソースの空き時間のデータを表示できます。つまり、予約可能リソースの予約エンティティは、プロジェクト リソース ロールによる読み取りが可能であり、リソース マネージャー、プロジェクト マネージャー、およびプラクティス マネージャーの各ロールによる書き込みが可能です。

回避策: "リソースの空き時間" ビューおよび "リソースの稼働率" ビューの URL を許可されていないユーザーと共有しないように、許可されたユーザー向けにガイダンスを提供します。

リソース管理ダッシュボードで先週のリソース稼働率グラフを表示するには、"UpdateRoleUtilization" ワークフローを手動で実行する必要がある

ワークフローを手動で実行するには:

1.      [Project Service] > [設定] > [バッチ ジョブ] に移動します。

2.      [稼働率グラフ] レコードを選択し、[ワークフローの実行] ボタンをクリックします。

3.      検索ダイアログで、[UpdateRoleUtilization] を選択し、[追加] をクリックして、[OK] をクリックします。

リソースへの特性の関連付けの一環として評価値を作成中に作業が停止する

1.      [特性] サブグリッドで [+] をクリックします。

2.      特性を選びます。

3.      評価値を選ぶときは [+新規] をクリックしないでください。その場での評価値の作成はサポートされていません。代わりに既存の評価値を選択してください。いつでも新しい能力モデルを作成し、新しい能力モデルのセットアップの一環として評価値を定義できます。

Microsoft Project 用 Dynamics 365 Project Service Automation アドインは、Dynamics 365 for Project Service Automation でサポートされているすべての言語では使用できない

Microsoft Project Professional 2016 は、Dynamics 365 for Project Service Automation でサポートされているすべての言語をサポートしているわけではありません。このアドインは、Microsoft Project Professional 2016 でサポートされていない言語では使用できません。サポートされていない言語としては、バスク語、ブルガリア語、カタルニア語、中国語 (香港特別行政区)、エストニア語、ガリシア語、インドネシア語、カザフ語、ラトビア語、リトアニア語、マレー語 (マレーシア)、セルビア語 (キリル)、セルビア語 (ラテン)、ベトナム語があります。

Field Service に関する既知の問題

関連付けのマッピングを使ってデータを設定すると、検索の OnChange イベントがトリガーされない

業務プロセス フロー内をサポート案件から作業指示書へ移動するとき、サポート案件から作業指示書への 1:N マッピングによって設定した場合は、作業指示書の種類が既定のインシデントの種類から自動的に生成されることはありません。

回避策: 作成時のインシデントの種類に基づいて作業指示書の種類を設定するには、ワークフローを作成します。

Field Service が Outlook 用 Dynamics 365 でサポートされていない

Outlook 用 Microsoft Dynamics 365 では Field Service は無効になり、サポートされません。

RMA 処理アクション使用時に資産の所有権が変更されない

RMA を処理する際、作業指示書製品を RMA に追加して、資産の所有権を変更する処理アクションを選択した場合、選択した製品を受け取り済みとマークした後、資産の所有権は変更されません。

回避策: 資産の所有権を手動で変更するか、ワークフローを使用します。

Field Service と Project Service の両方がインストールされている場合、共有エンティティの作業時に、メニューの階層リンク表示が Field Service から Project Service に切り替わる

Field Service と Project Service の両方で共有されているエンティティに Field Service 管理ページからアクセスした場合、メニュー パスが Project Service のパスに変更されます。

Internet Explorer 11 で在庫移動フォームのサイズを変更できない

Internet Explorer 11 では、在庫移動フォーム リボンにある [在庫移動] ボタンをクリックして在庫移動ページを呼び出した場合、ウィンドウのサイズを変更できません。

通知の重複

予約の通知が重複する場合があります。

スケジュール アシスタントの時間グループで作業時間が考慮されない

スケジュール アシスタントで時間グループを使用する際、リソースのスケジュールが作業時間外に設定されることがあります。

リソース スケジュール最適化に関する既知の問題

親要件の座標と異なる場合、予約の座標が無視される。

リソース要件レコードの作業場所フィールドに "オンサイト" の値が含まれていて、要件の座標と予約の座標が異なる場合、予約の座標が無視され、要件の座標が使用されます。

回避策: 要件と予約の座標が同じになるようにしてください。

キャパシティが需要を上回る場合、常に最適な結果が返されるとは限らない。

リソース キャパシティ (作業時間) が需要 (予約する時間) より多い場合、最適な結果になるとは限りません。

回避策: このような状況になった場合はリソースの作業時間を最小化します。

Connected Field Service に関する既知の問題

Connected Field Service の前に Field Service をインストールする必要がある

Connected Field Service for Microsoft Dynamics 365 をインストールする前に、Field Service ソリューションをインストールする必要があります。

Field Service をインストールするときに既存の Azure リソースを使用できない

新しいリソースは、ユーザーが指定したリソース グループの下に作成されます。

既定では湿度シグナルが IoT 通知として Dynamics 365 に送信されない

温度の値は IoT 通知として Dynamics 365 に送信されます。

回避策: 湿度を IoT 通知として Dynamics 365 に送信するように、ストリーム分析にルールを定義します。

既定では摂氏 21 度より下の温度の値が IoT 通知として Dynamics 365 に送信されない

既定では、摂氏 21 度を下回る温度の値が IoT 通知として Dynamics 365 に送信されません。

回避策: ストリーム分析を使用してしきい値を変更します。

資産とデバイス間のサポートされる関連付け

サポートされている資産とデバイス間の関連付けは (1 - 0..*) です。接続エンティティを使用すると、資産とデバイスの間に多対多の関連付けを定義できますが、Connected Field Service でその関連付けはサポートされていません。

Connected Field Service は GCC に準拠していない

Connected Field Service は GCC 準拠でない Azure リソースへの依存があるため、GCC 準拠ではありません。

新しいコマンドには、メッセージ構造を定義するバッキング JSON オブジェクトが必要

デバイスに送信されるコマンド (reset、reboot など) はデバイスに固有であり、サポートされているデバイス コマンドに基づいて定義された JSON に実装されている必要があります。

インストール アプリケーション サービス プリンシパルは投稿者として顧客サブスクリプションにプロビジョニングされる

インストールが完了または失敗した後、手動で展開アプリケーション サービス プリンシパルを Azure サブスクリプションから削除できます。これを行うには、顧客サブスクリプションのアクセス制御に移動します。

展開したカスタム コネクタ (アプリ サービス) は、Connected Field Service のシナリオに結び付けられない

それらのコネクタを保護するには、標準の Azure アプリ サービスのアプリ サービス保護に関するガイダンスに従う必要があります。

資産と IoT 通知画面に Power BI グラフが表示されない

Power BI グラフが表示されない場合は、Microsoft ダウンロード センターから "Connected Field Service for Microsoft Dynamics 365 用 Power BI レポート テンプレート" という Power BI Desktop ファイルをダウンロードし、構成する必要があります。

1.      Microsoft ダウンロード センターから Power BI デザイナー ファイル (PBIX) をダウンロードします。

2.      Power BI Desktop 用 Azure SQL Database の資格情報を入力し、Power BI for Office 365 にサインインします。

3.      Azure SQL DB データ ストアを指定するようにクエリを更新します。

4.      レポートを Power BI for Office 365 アカウントに発行します。

5.      Power BI ダッシュボードにタイルをピン留めします。

6.      それを Power BI サブスクリプションを持つ Dynamics 365 ユーザーと共有します (Power BI Pro の SKU が必要です)。

7.      資産、IoT デバイス、または IoT 通知フォームで、画面の [Power BI] セクションをクリックし、使用するダッシュボードとタイルを選択して、Power BI グラフを構成します。

メモ: 接続されているデバイスの読み取り値は、登録済みデバイスについてのみ表示されます。

Dynamics 365 ポータルに関する既知の問題

マルチポータル シナリオ - スキーマの変更には、組織のすべてのポータルをアップグレードすることが必要

最新の Dynamics 365 リリースでは、多言語ポータルをサポートするためのスキーマの変更が行われています。そのため、すべてのポータルを新しいリリースにアップグレードする必要があります。

マルチポータル シナリオ - 同じ組織における異なる言語でのプロビジョニング時、重複するポータル言語サンプル データが挿入される

43 のサポート対象ポータル言語で、すぐに使用できるサンプル データが用意されています。それらの言語は、ポータルで有効にすることができる言語と一致しています。マルチポータル シナリオで Dynamics 365 ポータルが異なる複数の言語でプロビジョニングされる場合、ポータル言語のサンプル データが重複します。

回避策: この問題を回避するには、すべてのポータルを同じ言語でプロビジョニングしてから、そのポータルの他の言語を有効にします。または、重複したローカライズされたポータル言語のサンプル データを手動で削除します。

サイト設定が検証されない

Dynamics 365 ポータルに対して行うサイト設定は、システムによって検証されません。

多言語サポート - ポータルがシームレスに機能するためには、ホームと [ページが見つかりません] ページをいずれかの言語で利用可能にする必要がある

多言語サポートの追加は、Dynamics 365 ポータルの新しい機能です。サポートされている言語をポータルに追加した後、ポータルを予想したとおりに機能させるには、ホーム ページと [ページが見つかりません] ページを新しい言語で利用可能にする必要があります。

プロセス デザイナーとプロセスに関する既知の問題 

リード エンティティに推定予算金額を設定できない

業務プロセス フローに種類が [金額] であるステップが含まれていて、対応するフィールドがフォームに存在しない場合、データを入力しようとすると、関連付けられた通貨が設定されていないために検証エラーになり、フォームを保存できません。

回避策: 対応するフィールド ([見込み値] のステップに対応する [予算金額]) をフォームに追加し、必要に応じて、そのフィールドを非表示にします。非表示にする場合は、フィールドのプロパティで [既定で表示する] チェック ボックスをオフにします。

プロパティ ページから他のページに切り替えると、ユーザーに通知することなく、未適用の変更がすべて破棄される

コンポーネント タイル プロパティ ウィンドウで行った編集内容で未適用のものは破棄され、警告は表示されません。他のタイルを編集する前に、[適用] ボタンをクリックする必要があります。 

デザイナーのステータス バーの状態表示の用語が不統一

デザイナーのステータス バーやエンティティ グリッドなどに [非アクティブ] と [下書き] という状態が表示されますが、それらは同じ状態を意味しています。

新しく追加されたステージがメイン キャンバスに完全には表示されない

メイン キャンバスの外側にまで広がっている大規模なプロセスに新しいコンポーネント タイルが追加された場合、プロセス フローの一部分しか見えない場合があります。すべてのタイルを選択することはでき、各タイルのプロパティを編集することもできますが、ユーザーは部分的にしか見えないタイルは使用できないと考える可能性があります。 

分岐条件で式を使用している場合は検証エラーが表示されない

ビジネス プロセス デザイナーには、すべてのコンポーネント タイルのあらゆるプロパティ値についての検証エラーが表示されます。ただし条件が式である場合は、ユーザー フレンドリでないサーバー側のエラーがユーザーに表示されます。 

最後のステージまたはページのインライン編集が機能しないときがある

場合によっては、プロセス フローの最後のステージ タイル、またはタスク フローの最後のページ タイルで、コンポーネント タイル名に対するインライン編集ができない場合があります。ユーザーはタイル プロパティ ウィンドウでコンポーネント タイル名を編集できます。 

一部のブラウザー構成でプロセス フロー スナップショットにアイコンが表示されない場合がある

特定の構成の Internet Explorer 11 を Windows 8.1 で実行している場合、ビジネス プロセスに対して生成されたスナップショットに、アイコンが表示されないことがあります。ユーザーは、これらのスナップショットを使用してプロセス フローを表示しながら、コンポーネント タイルの種類のラベルを簡単に読むことができます。または、別のブラウザー構成を使用してください。

ワークフロー タイルまたはワークフローを含むステージをツール バーからコピーして貼り付けると、保存が失敗する

ワークフロー タイルまたはワークフローを含むステージに対してツール バーの [コピー][貼り付け] ボタンを使用すると、[保存] が機能しません。

回避策:ツール バーのボタンを使用するのではなく、ワークフロー タイルまたはステージをドラッグして目的の場所にドロップします。または、一致するステージを再作成します。

検証モードがオフのときは業務ルールのテキスト ビューにプロパティの変更が反映されない場合がある

ルール定義は通常、編集続行中にページが最新情報に更新されたときに、ユーザーの手動操作なしで更新されます。

回避策: 業務ルールを保存してください。

Office 365 グループ

v2.5.0.1 から v2.6 へのアップグレード後、Office 365 グループ関連プロセスをシステム管理者が手動で再アクティブ化する必要がある

Office 365 グループ ソリューションをバージョン 2.5.0.1 から 2.6 へのアップグレード後、以下のプロセスが自動的に再アクティブ化されない可能性があります。システム管理者がこれらのプロセスを手動で再アクティブ化することが必要になる場合があります。

1.      グループ メンバーの追加

2.      保留中のグループ メンバーの追加

3.      重複するグループ名の確認

4.      グループへのエンティティの接続

5.      コラボレーションの作成

6.      構成の公開

7.      Office グループ コラボレーションの取得

8.      Office グループ ヘッダーの取得

9.      保留中のグループ メンバーの取得

10.  Office グループ設定の検証

ラーニング パス

頻繁にではないが、Internet Explorer または Edge ブラウザーを使用しているユーザーに、crmdynint.com という URL がポップアップ表示されることがある

Internet Explorer または Edge ブラウザーを使用しているときに、ラーニング パスのエンド ユーザーに対して、アドレス バーに "crmdynint.com" という URL を示す小さいポップアップ ウィンドウが表示されることがあります。この問題は、これら 2 つのブラウザーに固有であり、一部のユーザーに散発的に発生します。

回避策: Internet Explorer または Edge で [インターネット オプション] を開きます。[セキュリティ] タブに移動します。異なる複数のセキュリティのゾーンが表示されます。各ゾーンに複数のサイトが関連付けられていることもあります。この回避策では、以下のサイトが同じセキュリティ ゾーンまたは信頼レベルに含まれていることを確認します。

·         https://home.dynamics.com

·         https://*.dynamics.com

·         https://*.windows.net

·         https://*.microsoftonline.com

 

さらに一時ファイルを削除します。

Edge ブラウザーでは、ラーニング パス作成ツールを使用したガイド付きタスクのプレビューがモバイル アプリに対して機能しない

モバイル アプリでは、カスタマイズしたラーニング パス コンテンツを作成、編集、公開するためにラーニング パスを使用できます。ガイド付きタスクの編集時、このツールでガイド付きタスクのプレビューができます。この機能は、Edge ブラウザーでは動作しません。

回避策: 別のブラウザーを (サポートされている構成で) 使用してください。

アクセシビリティ

ラーニング パスを使用すると、サイド バーやガイド付きタスクのようなカスタマイズしたヘルプ コンテンツを作成できます。現時点で、このツールの一部の領域では、キーボード ナビゲーションとスクリーン リーダーを使用したコンテンツ開発が完全にはサポートされていません。

ガイド付きタスクの編集: ステップのピン留めが外れたり、表示領域の範囲外になったりすることがある

ガイド付きタスクのステップをドラッグして Dynamics 365 アプリケーションにドロップし、UI 要素にピン留めするか、ステップの方向を変更することができます。ステップの方向は、ピン留めされた要素に対してステップが配置される位置を指定します。

次の状況では、ステップの "ピン留めが外れる" ことや、ステップにアクセスできなくなることがあります。

1.      ユーザーが、ステップをピン留めできない UI 要素に対して、ステップをピン留めしようとした場合

2.      ユーザーがステップの相対的な位置を変更し、それによってステップが表示可能領域の範囲外になった場合

回避策: フロー エディターからステップを取得し、もう一度ドラッグ アンド ドロップしてピン留めし直します。

Firefox ブラウザーを使用して対話型サービス ハブでガイド付きタスクのステップをピン留めするときの問題

対話型サービス ハブでラーニング パス作成ツールを起動し、対話型サービス ハブのガイド付きタスクを作成できます。Firefox ブラウザー使用時に対話型サービス ハブのガイド付きタスクを作成し、ガイド付きタスクのステップをピン留めする場合、ドラッグ アンド ドロップ後にマウス ボタンから指を離したときに、ステップがピン留めされないことがあります。アプリケーションの UI でステップをピン留めするには、マウスをクリックすることが必要な場合があります。

マイ アプリ ページでタイルにガイド付きタスクのステップをピン留めするときの問題

[設定] > [マイ アプリ] ページに移動すると、そのまま使用できるアプリとカスタム アプリをすべて表示することができます。このページでラーニング パス作成ツールを起動し、ガイド付きタスクのステップを追加できます。ピン留めしたガイド付きタスクのステップが、プレビュー時および実行時に、誤った要素にピン留めされてページに表示されることがあります。

Safari 9 ブラウザーではラーニング パス コントロールのエクスポートができない (ローカライズされたファイルのエクスポートを含む)

Safari 9 ブラウザーを使用している場合、ラーニング パス コントロールのローカライズされたファイルを [詳細オプション] からエクスポートすること、およびコンテンツ ライブラリからラーニング パス コントロール全体をエクスポートすることはできません。

著作権

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Dynamics 365 について: サード パーティ製品に関する注意事項

Dynamics CRM について: サード パーティ製品に関する注意事項