ドライバー インターフェイス

Microsoft Windows Server で実行されているアプリケーション ソフトウェアは、通常、デバイス ドライバーと直接対話しません。 通常、オペレーティング システム自体は、アプリケーションの代わりに基になるデバイス ドライバーへのインターフェイスを制御します。 たとえば、ディスク I/O は、アプリケーションがファイル システム要求を行った結果として、ファイル システムによって生成される一連のドライバー要求で構成されます。

これに対し、Microsoft Host Integration Server デバイス ドライバー モデルでは、同期 dumb カードは、入出力制御 (IOCTL) コマンドを使用して SNALink によって直接制御されます。 このメカニズムにより、SNALink は、オペレーティング システムの介入なしに、生の制御パケットをドライバーに渡します。

これは、デバイス ドライバーを識別するファイル名を使用して Open 要求を発行することで実現されます。 オペレーティング システムは、このファイルがドライバーであるという事実を検出し、OPEN I/O 要求パケットをドライバーに渡します。 ユーザー アプリケーションには、ドライバーを参照するために使用できるハンドルが返されます。

IBMSYNC ドライバーは、さまざまなデバイス名を作成します。 セットアップ中に、コンピューター内のアダプターの構成がレジストリに保存されます。 ドライバーが起動すると、このデータが読み取り、見つかったすべてのアダプターのデバイス名が作成されます。

次の表に、IBMSYNC ドライバーで作成できるデバイス名を示します。

デバイス名 説明
\Device\IBMSDLC 標準 IBM 同期データ リンク 制御 (SDLC) アダプター。
\Device\MPCA_1 IBM MPCA 1 アダプター。 このアダプターには、MPCA 1 操作を適用するためにスイッチが設定されています。 このアダプターは、コンピューターのプライマリ MPCA アダプターであり、ダイレクト メモリ アクセス (DMA) 割り込みモードをサポートします。
\Device\MPCA_2 IBM MPCA 2 アダプター。 このアダプターには、MPCA 2 操作を適用するためにスイッチが設定されています。 このアダプターは、コンピューターのセカンダリ MPCA アダプターであり、割り込みモードのみをサポートします。
\Device\SYNC_x 汎用アダプター (Microgate など)。 文字 x は 1 (プライマリ アダプターの場合) または 2 (セカンダリ アダプターの場合) です。
\Device\MPAA_S x IBM MPAA アダプター。 x は 、アダプターがコンピューターにインストールされている MCA スロットの数を表します。 この数値は 1 ~ 8 の値です。
\Device\SYNC_S x 汎用 MPAA アダプター (マイクロゲート MPAA アダプターなど)。 文字 x は 、アダプターがコンピューターにインストールされている MCA スロットの数を表します。 この数値は 1 ~ 8 の値です。

ドライバー ハンドルを使用して SNALink によって行われた DeviceIOControl を使用した後続の IOCTL 呼び出しでは、オペレーティング システムが IOCTL I/O 要求パケットをドライバーに渡します。 そのため、ドライバーは、SNALink からの IOCTL 要求を、オペレーティング システムによって渡された一連の I/O 要求パケットと見なします。

このHost Integration Server、次のオペレーティング システム呼び出しを使用します。

  • OpenFile

  • DeviceIOControl

  • CloseFile

    DeviceIOControl を 使用すると、自由形式の情報をドライバーに渡します。 dumb カード インターフェイスは、独自の形式の情報を使用して、すべての要求をドライバーに渡します (ただし、オペレーティング システムによって異なる方法で処理される Open 要求と Close 要求を除く)。

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