ホット バックアップと負荷分散の提供 (3270)

次の図は、同じサーバー上および異なるサーバー間のホスト接続を介したホット バックアップを示したものです。

同じサーバー上およびサーバー間のホスト接続間のホット バックアップを示す画像。
同じサーバー上および異なるサーバー間のホスト接続を介したホット バックアップを示す図

特定のホスト接続が失敗した状況から回復するには、失敗した接続に依存する機能を自動的に代替してサポートするように同じように構成されたリソースに対応するよう、Host Integration Server のホット バックアップ機能を構成することができます。 障害が発生した場合、ユーザーは、クライアント ソフトウェアを再構成することなく、代替の接続またはサーバーを使用して、特定のリソースに単に再接続できます。 ホット バックアップは、前の図に示すように、LU プールを使用して、同じサーバー上のホスト接続間、またはドメイン内の複数のサーバー間に実装できます。 フォールト トレラントな接続を実装することは、すべての規模の企業に推奨される戦略であり、信頼性の高いホスト アクセスをユーザーに提供するのに役立ちます。

ホット バックアップには、負荷分散と呼ばれる機能が関連します。 負荷分散では、3270 LU プールを使用して、複数のホスト接続と複数のサーバーにセッションが均等に分散されます。 ユーザーが、特定の LU を明示的に要求するのではなく、プール内で最初に使用可能な LU を要求すると、Host Integration Server によってプール内の空いている LU がユーザーにランダムに割り当てられます。 各 LU は異なる接続またはサーバーを使用して構成できるので、サーバーの負荷を構成されているすべてのリソースに分散できます。 複数のサーバーまたは接続の LU を使用してプールを構成すると、負荷分散が自動的に実装されます。

関連項目

LU プール (3270)
LU をワークステーションに割り当てる (3270)
展開方法 (3270)