この記事では、Azure Front Door を Intelligent Recommendations (IR) サービスに追加する方法について説明します。
- Microsoft Azure Front Door Service – Azure CDN ソリューション。 Azure Front Door Service の詳細については、Azure Front Door Service のドキュメント を参照してください。
AFD のセットアップ
CDN の設定プロセスは、次の一般的な手順で構成されています。
- フロント エンド ホストを追加します。
- バック エンド プールを構成します。
- ルーティング規則を設定する。
フロント エンド ホストを追加する
Azure Front Door Service の設定方法の詳細については、クイックスタート: 高可用性グローバル Web アプリケーションに対する Front Door を作成する を参照してください。
Azure Front Door Service のバック エンド プールを構成する
Azure Front Door Service のバック エンド プールを構成するには、次の手順を実行します。
- <IR-Endpoint-URL> を、<IR-Endpoint-URL> と同じバックエンド ホスト ヘッダーを持つカスタム ホストとしてバックエンド プールに追加します。
- 負荷分散 では、既定値のままにします。
- バックエンド プールの正常性チェックを無効にします。
次の図は、バック エンド ホスト名が入力された Azure Front Door Service のバックエンドの追加ダイアログ ボックスを示します。
次の図は、既定の負荷分散値が入力された Azure Front Door Service の バックエンド プール の追加ダイアログ ボックスを示します。
IR アカウントに対して独自の Azure Front Door Service サービスを設定する際は、 正常性の検査を無効にしてください。
Azure Front Door Service でルールを設定する
Azure Front Door Service でルート指定ルールを設定するには、次の手順を実行します。
- ルート指定ルールを追加します。
- 名前フィールドに、既定 と入力します。
- 承認済プロトコル フィールドで、HTTP と HTTPS を選択します。
- フロントエンド ホスト フィールドに、<IR-account-Name>.azurefd.net と入力します。。
- 照合するパターン の、上のフィールドで、/* と入力します。
- 工順の詳細で、ルーティング タイプ オプションを転送 に設定します。
- バックエンド プール フィールドで、ecom-backend を選択します。
- 転送プロトコル フィールド グループで、照合要求 オプションを選択します。
- URL 書き換え オプションを 無効 に設定します。
- キャッシュ オプションを 無効 に設定します。
Azure Front Door にカスタムドメインを追加する方法の詳細については、フロント ドアにカスタム ドメインを追加する を参照してください。
これにより、CDN を正しく構成して、自分の IR サービスで使用できるようになります。
参照
Intelligent Recommendations の展開
データ コントラクトを使用したデータの共有
Intelligent Recommendations API