Microsoft 365 Multi-Geo テナント の構成

Microsoft 365 Multi-Geo の テナント を構成する前に、「 Microsoft 365 Multi-Geo の計画」を読んでください。

この記事の手順に従うには、サテライト地域の場所として有効にする Geography の場所と、それらの場所に対してプロビジョニングするテスト ユーザーの一覧が必要です。

すべての Multi-Geo ワークロードで顧客主導の構成が必要なわけではありません。

Multi-Geo のExchange Onlineの構成

Multi-Geo 対応テナントでExchange Onlineを準備するために、顧客主導の構成は必要ありません。 お客様は、テナントのExchange Online内で Multi-Geo が有効になるとすぐに、すべての地域をExchange Onlineで使用できます。

Microsoft Teams for Multi-Geo の構成

複数地域対応テナントで Microsoft Teams を準備するために必要な顧客主導の構成はありません。 お客様は、テナントに対して Microsoft Teams 内で Multi-Geo が有効になるとすぐに、Microsoft Teams ですべての 地域を使用できます。

SharePoint と OneDrive for Multi-Geo の構成

特定の Geography にデータを格納する場合は、その Geography を SharePoint と OneDrive 用に事前に構成する必要があります。

SharePoint と OneDrive で テナント に対して複数地域が有効になると、SharePoint 管理センターで [ 地理的な場所 ] タブが使用できるようになります。 [ 地理的な場所 ] タブが表示されない場合、 テナント はまだ Multi-Geo の有効化を完了していません。

データを格納する SharePoint と OneDrive の各サテライト地域の場所を追加するには:

  1. SharePoint 管理センターを開きます。 [ 地理的な場所] に移動します。
  2. [ 場所の追加] を選択します
  3. 追加する場所を選択し、[ 次へ] を選択します。
  4. geo の場所で使用するドメインを入力し、[ 追加] を選択します。
  5. [閉じる] を選択します。

テナントのサイズによっては、プロビジョニングに数時間から最大 72 時間かかる場合があります。 サテライト地域の場所のプロビジョニングが完了すると、確認メールが届きます。 OneDrive および SharePoint 管理センターの [地理的な場所] タブのマップに新しい Geography の場所が青で表示されたら、ユーザーの優先データの場所をその Geography の場所に設定します。

Important

新しい サテライト地域の 場所は、既定の設定で設定されます。 これにより、ローカル コンプライアンスのニーズに応じて、 サテライト地域 の場所を構成できます。