通話品質ダッシュボード (CQD) は、organization全体で Teams の使用状況に関するデータにアクセスし、通話品質を分析するためのレポートを作成し、通話の問題のトラブルシューティングを行うセルフサービス データ環境です。 CQD は、organizationの Teams 通話で数百のデータ ポイントを追跡し、Power BI 用 Microsoft 通話品質コネクタを使用して簡単にアクセスできるデータベースに格納します。
このデータにアクセスする場合は、これを使用して、毎日の通話エラーや通話量の合計など、高レベルのメトリックを分析できます。 また、これを使用して、参加者が通話をドロップした理由や 、特定の建物 で通話が非常に高いレートで通話がドロップされた理由などを特定することもできます。 Power BI でこの分析を実行するには、Web に発行できるレポートを開発し、スケジュールされた更新時刻またはほぼリアルタイムの更新レートで更新されたデータを自動的に受信できます。 レポートが Web に発行されたら、organization内にリンクを配布し、ユーザーがデータ自体を探索できるようにアクセス許可を設定できます。 これにより、基になる情報を Excel にエクスポートすることもできます。
注:
通話品質ダッシュボードは、Teams サービスとクライアント エンドポイントからの診断テレメトリのリターンに依存する品質と信頼性の分析ツールとして設計されています。 診断テレメトリの信頼性が低いため、呼び出し数や特定のメトリックに若干の差異が生じる可能性があります。 使用状況に焦点を当てたレポートに通話品質ダッシュボードを使用する場合は、この点に注意してください。
注:
Web に発行された Power BI レポートには、承認された管理者のみがアクセスできます。
作業の開始
まず、 通話品質ダッシュボードの使用について理解します。 CQD にサインインしてデータの操作を開始するには、適切な管理者資格情報が必要です。
Teams 管理センターから CQD にアクセスすることもできます。
- Teams 管理センターの左側のナビゲーションで、[分析] & [レポート] を選択します。
- 次に、[ 通話品質ダッシュボード] を選択します。
CQD にサインインすると、既存のダッシュボードからデータの分析を開始できます。 これらは、ページの上部にあるドロップダウン メニューにあります。 Power BI デスクトップを使用して、高度にカスタマイズ可能なレポートを作成することもできます。 CQD Power BI テンプレート ファイルを使用して作業を開始します。 これらのテンプレート ファイルには、最も頻繁に要求される通話品質メトリックとグラフの多くが含まれています。
Power BI での CQD データの操作
組織の通話品質データの分析を開始する前に、Power BI デスクトップをインストールして使用する方法について説明します。 Power BI を使用して CQD データベースにアクセスするには、 Microsoft Call Quality コネクタをダウンロードしてインストールします。 コネクタを適切な Documents フォルダーにインストールしてください。
コネクタをインストールすると、Power BI で CQD データにアクセスできます。
ヒント
CQD Power BI テンプレート ファイルを使用して、ヘッド スタートを開始できます。 テンプレート ファイルは既に CQD データ ソースに接続されています。 テンプレート ファイルを使用するには、コネクタをインストールする必要があります。
レポートをゼロから開始する
テンプレート ファイルを使用しないことを選択した場合は、Power BI レポートをゼロから作成できます。
- CQD コネクタのドキュメントの 設定 と クエリの作成 に関する手順に従います。
- [Power BI で データを取得する ] を選択します。
- コネクタで Microsoft 通話品質を検索します。
ユース ケース
Teams データは、いくつかの方法で分析できます。
- Teams 管理センター: Teams 管理センターでは、事前に作成された読みやすいレポートと分析情報のセットを見つけることができます。 ただし、これらのレポートを広範にカスタマイズすることはできません。
- 通話品質ダッシュボード: ここでは、多くのよく寄せられる質問に対する迅速な回答を提供するレポートをフィルター処理してカスタマイズできます。
- Power BI の通話品質コネクタ: Power BI を使用すると、レポートを作成するための最もカスタマイズ可能なオプションが提供されます。 ここでは、CQD データを使用して、ユーザーの動作を理解し、使用パターンを参照し、個々の呼び出しの問題を解決できます。 Power BI を使用して、事前作成されたレポートでは使用できない回答でダッシュボードを補足できます。
データの仮想予定
また、CQD を使用して、仮想予定に固有のデータを収集および分析することもできます。
電子正常性レコード (EHR) とBookings予定を区別する
スケジュール元アプリ ID 列を使用して、スケジュールされた呼び出しの起点 を 表示できます。 [ フィールド] ボックスの一覧で確認できます。 次に、スライサーをキャンバスにドラッグ アンド ドロップします。
EHR コネクタの予定には、ID e97edbaf-39b2-4546-ba61-0a24e1bef890 があります。 Bookings予定には ID 0eaa6b95-4a35-4a5d-9919-e4fc61fb4bdb があります。
注:
ソース アプリ ID のスケジュール設定は、PBIT テンプレートの既定のスライサーの 1 つではありません。