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プロンプトに入力を追加する

アプリ、フロー、またはコパイロット エージェントのいずれでも、プロンプトの実行時にユーザーやシステムがテキスト、画像、またはドキュメントを入力できるようにすることで、プロンプトを強化できます。 これらの入力モダリティを提供することで、プロンプトが多様なデータタイプに対応できるようになり、プロンプトの利便性が拡大します。

Important

  • プロンプトは、 Azure OpenAI Service を利用した GPT モデルで実行されます。
  • この機能は 一部の地域に限定されています
  • この機能は、使用制限または容量帯域幅調整の対象となる場合があります。
  • 入力に指示を含めることはできません。 セキュリティ上の理由により、そのような指示は禁止されています。

プロンプトに入力を追加する

入力オブジェクトを含めるには:

  1. ナビゲーション ウィンドウで、AI ハブ>プロンプトを選択します

  2. 入力を追加したいプロンプトを選択するか、新しいプロンプトを作成します。

  3. 指示 パネルで、/ を入力するか、コンテンツの追加を選択します。

  4. ドロップダウン メニューの入力セクションで、テキスト画像またはドキュメント、または Power Fx を選択します。

    入力追加のスクリーンショット。

テキスト入力

テキスト入力を使用すると、テキストの要約、テキストの分類、テキスト情報の抽出、テキストの感情分析、テキストの生成など、実行時にプロンプトに動的に渡されるテキスト コンテンツに対してアクションを実行できます。

テキスト入力の要約のスクリーンショット。

プロンプトに問題がなければ、プロンプトの指示でテキスト入力を選択してサンプル データを追加します。 また、入力名をテキスト入力から名前フィールドで選択した値に変更することもできます。

入力名の変更とサンプルデータの追加のスクリーンショット。

画像またはドキュメントの入力

画像やドキュメントの入力を使用する場合、実行時にプロンプトへ動的に渡されるファイル コンテンツに対して、ファイルの要約やカテゴリ分け、ファイル情報(テキストおよびビジュアル)の抽出、ファイルに関する質問など、さまざまなアクションを実行できます。 同じプロンプトでテキストとドキュメントまたは画像入力を組み合わせることもできます。

ドキュメントから情報を抽出するスクリーンショット。

プロンプトに問題がなければ、プロンプトの指示でドキュメント入力を選択してサンプル データを追加します。 また、入力名をドキュメント入力から名前フィールドで選択した値に変更することもできます。

入力名の変更とサンプルデータのアップロードのスクリーンショット。

画像またはドキュメント入力でサポートされているファイルの種類は、PNG、JPG、JPEG、PDF です。

Power Fx 入力

Power Fx 入力を使用する場合は、数式でプロンプトを拡張します。 現在の日付の取得、テキストの書式設定や検索、計算の実行、またはメモリ テーブルでの作業などの操作を行います。 コネクタに関係のない Power Fx 関数も使用できます。 プロンプト入力を関数の引数として使用するには、次の構文を使用します: Input.'Your input name'.

たとえば、現在の日付を取得し、次の構文でプロンプト入力として提供される書式設定を適用できます: Text(Now(), Input.'Date Format').

プロンプトで Power Fx の数式を使用しているスクリーンショット。

使用可能な関数については、Power Fx 数式リファレンスの概要をご覧ください。

制限事項

  • 画像またはドキュメントの入力の場合、プロンプトにアップロードするファイルのサイズ制限は、すべてのファイルの合計で 25 MB です。
  • 画像またはドキュメントの入力には、PNG、JPG、JPEG、PDF 以外のファイルタイプを渡すことはできません。
  • 画像またはドキュメント入力の場合、大きなドキュメントから情報を抽出すると、特に表の行の情報が正確に抽出されず、スキップされる可能性があります。
  • 50 ページ未満のドキュメントの処理には制限があります。
  • Microsoft Copilot Studio のプロンプトでの画像またはドキュメント入力はまだサポートされていません。