Form.Load イベント (Access)

フォームが開き、レコードが表示されるときに発生します。

構文

負荷

expressionForm オブジェクトを表す変数です。

注釈

このイベントが発生したときに、マクロまたはイベント プロシージャを実行するには、"OnLoad/読み込み時" プロパティをマクロ名または "[Event Procedure]"/"[イベント プロシージャ]" に設定します。

Load イベントは、次のいずれかの操作を行ったときに発生します。

  • アプリケーションを起動したとき。
  • [データベース] ウィンドウで [ 開く ] を選択してフォームを開きます。
  • マクロで "OpenForm/フォームを開く" アクションを実行したとき。

フォームの Load イベントが発生したときにマクロやイベント プロシージャを実行すると、コントロールに既定の設定値を指定したり、フォームのレコードの内容に応じて異なる演算データを表示したりできます。

フォームの Unload イベントが発生したときにマクロやイベント プロシージャを実行すると、フォームを閉じてよいかどうかを確認したり、フォームを閉じるときに実行するアクションを指定したりできます。 また、他のフォームを開いたり、フォームを使用したユーザーの名前を入力させるダイアログ ボックスを表示したりできます。

最初にフォームを開くと、次の順序でイベントが発生します。

OpenLoadResizeActivateCurrent

マクロまたはイベント プロシージャに Open イベントと Load イベントのどちらを使用するかを決定しようとしている場合、大きな違いの 1 つは Open イベントを 取り消すことができるが、 Load イベントでは使用できないことです。 たとえば、フォームの Open イベントのイベント プロシージャでフォームのレコード ソースを動的に作成する場合、表示するレコードがない場合はフォームの開き方を取り消すことができます。

フォームを閉じると、次の順序でイベントが発生します。

UnloadDeactivateClose

Unload イベントは、 Close イベントの前に発生します。 Unload イベントはキャンセルできますが、 Close イベントはキャンセルできません。

注:

ActivateGotFocus など、Load イベントに関連するイベントのマクロまたはイベント プロシージャを作成する場合は、競合しないことを確認します (たとえば、別のマクロまたはプロシージャで取り消されたマクロやプロシージャで何かが発生しないようにする)、カスケード イベントが発生しないようにします。

次の使用例では、フォームがロードされたとき、フォームの標題に今日の日付を表示します。

次の使用例の実行結果を確認するには、フォームに対し、次のイベント プロシージャを追加します。

Private Sub Form_Load() 
 Me.Caption = Date 
End Sub

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