WorksheetFunction.ChiInv メソッド (Excel)

カイ 2 乗分布の片側確率の逆関数の値を返します。

重要

この関数は 1 つ以上の新しい関数に置き換えられました。この関数は、精度が向上し、その名前が使用法をより適切に反映する可能性があります。 この関数は旧バージョンの Excel で引き続き利用可能ですが、 下位互換性を確保する必要がない場合には、機能をより正確に表わす新しい関数を今後使用することをご検討ください。

新しい関数の詳細については、 ChiSq_Inv_RT メソッドと ChiSq_Inv メソッドに関するページを参照してください。

構文

式。ChiInv (Arg1, Arg2)

式: WorksheetFunction オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前	必須 / オプション	データ型	説明
Arg1	必須	倍精度浮動小数点型 (Double)	χ2 分布に伴う確率を指定します。
Arg2	必須	倍精度浮動小数点型 (Double)	自由度を指定します。

戻り値

Double

注釈

確立 = ChiDist(x,...) であるとき、ChiInv(確率,...) = x という関係が成り立ちます。 この関数を使用して、観測結果と予想される結果を比較して、元の仮説が有効かどうかを判断します。

いずれかの引数が数値以外の場合、 ChiInv はエラーを生成します。

確率 < 0 または確率 > 1 の場合、 ChiInv はエラーを生成します。

自由度に小数点以下の値を指定しても切り捨てられます。

degrees_freedom < 1 または degrees_freedom ≥ 10^10 の場合、 ChiInv はエラーを生成します。

確率の値を指定すると、 ChiInv はその値 x を求めて、ChiDist(x, degrees_freedom) = 確率を求めます。 したがって、 ChiInv の精度は ChiDist の精度に依存します。 ChiInv は反復検索手法を使用します。 64 回反復計算を繰り返しても計算結果が収束しない場合は、エラー値が返されます。

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