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Window.LargeScroll メソッド (Word)

指定した画面数だけウィンドウまたはウィンドウ枠をスクロールします。

構文

LargeScroll (DownUpToRightToLeft)

expression 必須です。 Window オブジェクトを表す変数を指定します。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Down 省略可能 バリアント型 (Variant) ウィンドウを下にスクロールする画面数を指定します。
Up 省略可能 バリアント型 (Variant) ウィンドウを上にスクロールする画面数を指定します。
ToRight 省略可能 バリアント型 (Variant) ウィンドウを右にスクロールする画面数を指定します。
ToLeft 省略可能 バリアント型 (Variant) ウィンドウを左にスクロールする画面数を指定します。

注釈

このメソッドは、垂直および水平方向のスクロール バーのスクロール ボックスの前後でクリックする操作と同じです。

Down と Up の両方の引数を指定すると、ウィンドウは引数の差の値だけスクロールされます。 たとえば、引数 Down に 2、引数 Up に 4 を指定すると、ウィンドウは 2 画面上にスクロールされます。 ToLeft と ToRight の両方の引数を指定したときも同様です。

これらの引数には負数を指定できます。 どの引数も指定しない場合、ウィンドウは 1 画面下にスクロールされます。

次の使用例は、作業中のウィンドウを 1 画面下にスクロールします。

ActiveDocument.ActiveWindow.LargeScroll Down:=1

次の使用例は、作業中のウィンドウを分割し、選択された方のウィンドウを 2 画面上にスクロールし、1 画面右にスクロールします。

With ActiveDocument.ActiveWindow 
 .Split = True 
 .LargeScroll Up:=2, ToRight:=1 
End With

関連項目

Window オブジェクト

サポートとフィードバック

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