DisableCrossAccountCopy ポリシーも使用されている場合、DisablePST ポリシーと PSTDisableGrow ポリシーは無視されます

元の KB 番号: 2822194

現象

Outlook に対して次のいずれかのポリシー設定を展開すると、Outlook によって無視されたように見えます。

  • ユーザーが Outlook プロファイルに PST を追加できないようにしたり、Sharing-Exclusive PST を使用できないようにする (レジストリ値: DisablePST)
  • ユーザーが既存の PST ファイルに新しいコンテンツを追加できないようにする (レジストリ値: PSTDisableGrow)

原因

この動作は、Outlook で次のポリシー設定も有効になっている場合に発生します。

  • アカウント間で項目をコピーまたは移動できないようにする (レジストリ値: DisableCrossAccountCopy)

Outlook でポリシーを DisableCrossAccountCopy 使用すると、 DisablePST ポリシーと PSTDisableGrow ポリシーは Outlook によって無視されます。 このポリシーが DisableCrossAccountCopy 有効になっている場合、ユーザーは Exchange メールボックスまたは別の .pst ファイルから pst ファイルにデータを追加できないため、これは意図的です。

詳細情報

ポリシーの詳細については、「 Outlook 2010 でのコンプライアンスとアーカイブの計画」を参照してください。

重要

Outlook 2010 管理テンプレート (ADML/ADMX) で、この値を ではなく に設定すると REG_EXPAND_SZ 、現在既知の REG_MULTI_SZ問題があります。 この問題の詳細については、「 Outlook ポリシー テンプレートでは、REG_MULTI_SZではなくREG_EXPAND_SZとして DisableCrossAccountCopy を展開する」を参照してください。