(非推奨) Container Service クラスター内のエージェント ノードのスケーリング
ヒント
Azure Kubernetes Service を使用するこの記事の更新版については、「Azure Kubernetes Service (AKS) クラスターのスケーリング」をご覧ください。
警告
Azure Container Service (ACS) は非推奨となっています。 ACS に新しい機能が追加されることはありません。 API、ポータルのエクスペリエンス、CLI コマンド、ドキュメントはすべて非推奨としてマークされます。
詳細については、Azure.com で Azure Container Service の非推奨化に関するお知らせを参照してください。
次のいずれかの Azure Marketplace ソリューションをデプロイすることをお勧めします。
- Mesosphere DC/OS
Kubernetes を使用する場合は、Azure Kubernetes Service に関するページを参照してください。
Azure Container Service クラスターのデプロイを行った後、エージェントノード数の変更が必要になることがあります。 たとえば、もっと多くのコンテナー アプリケーションまたはインスタンスを実行できるように、より多くのエージェントが必要になることがあります。
DC/OS、Docker Swarm、または Kubernetes クラスター内のエージェントノードの数は、Azure portal または Azure CLI を使って変更できます。
Azure Portal を使用したスケーリング
Azure Portal で、コンテナー サービスを探し、変更するコンテナー サービスをクリックします。
[コンテナー サービス] ブレードで、 [エージェント] をクリックします。
[VM 数] に、目的のエージェント ノードの数を入力します。
構成を保存するには、 [保存] をクリックします。
Azure CLI を使ったスケーリング
Azure CLI をインストールし、az login
で Azure アカウントにサインインします。
現在のエージェント数の表示
クラスターの現在のエージェント数を表示するには、az acs show
コマンドを実行します。 クラスター構成が表示されます。 たとえば、次のコマンドは、リソース グループ myResourceGroup
内の containerservice-myACSName
という名前のコンテナー サービスの構成を表示します。
az acs show -g myResourceGroup -n containerservice-myACSName
このコマンドは、AgentPoolProfiles
の Count
値に、エージェント数を返します。
az acs scale コマンドの使用
エージェントノードの数を変更するには、リソース グループ、コンテナー サービス名、および必要な新しいエージェント数を指定して、az acs scale
コマンドを実行します。 数を増やしてスケールアップを、数を減らしてスケールダウンを実行できます。
たとえば、前のクラスターのエージェント数を 10 に変更するには、次のコマンドを入力します。
az acs scale -g myResourceGroup -n containerservice-myACSName --new-agent-count 10
Azure CLI は、新しいエージェント数を含む、コンテナー サービスの新しい構成を表す JSON 文字列を返します。
その他のコマンド オプションについては、az acs scale --help
を実行します。
スケーリングに関する考慮事項
エージェント ノードの数は、1 ~ 100 の範囲にする必要があります。
コア クォータによって、クラスター内のエージェント ノードの数が制限される可能性があります。
エージェント ノードのスケーリング操作は、エージェント プールを含む Azure 仮想マシン スケール セットに適用されます。 DC/OS クラスターでは、プライベート プール内のエージェント ノードのみが、この記事で説明している操作によってスケーリングされます。
クラスターにデプロイしている Orchestrator によっては、クラスターで実行されるコンテナーのインスタンス数を個別にスケーリングできます。 たとえば、DC/OS クラスターでは、Marathon UI を使用して、コンテナー アプリケーションのインスタンス数を変更します。
次のステップ
- Azure Container Service での Azure CLI のコマンドの他の使用例を参照します。
- Azure Container Service の DC/OS エージェント プールの詳細を確認します。