次の方法で共有


共有データベース サーバー セットアップ

このセットアップ方法では、データベースを作成し、アドミニストレータ プログラムとユーティリティ、クライアント プログラム、および NetSetup をセットアップします。NetSetup は、クライアントがサーバーからセットアップするときに使用します。クライアント プログラムだけを必要とするユーザーの場合は、NetSetup を使用してセットアップする方法をお勧めします。NetSetup では、まず必要な実行可能ファイルとライブラリをユーザーのハード ディスクにコピーします。その後で、サーバーに作成されたデータベースを使用できるように、レジストリ設定を構成します。

Visual SourceSafe をアップグレードした場合、新しいデータベースは作成されません。Visual SourceSafe のアップグレードの詳細については、「Visual SourceSafe のアップグレード」を参照してください。

Visual SourceSafe の共有データベース サーバー バージョンをセットアップするには

  1. サーバーの CD-ROM ドライブ、またはサーバーに接続されているコンピュータの CD-ROM ドライブに、Visual SourceSafe の CD を挿入します。
  2. Setup.exe をダブルクリックします。
  3. セットアップ ウィザードに表示される指示に従って操作します。
  4. セットアップの種類を確認するメッセージが表示されたら、[共有データベース サーバー] をクリックします。
  5. データベースのセキュリティを設定します。詳細については、「データベースのセキュリティ」および「データベースのロック ダウン」を参照してください。

Visual SourceSafe のセットアップが終了したら、Visual SourceSafe ユーザーを作成し、NetSetup を実行する権限を各ユーザーに与える必要があります。

NetSetup を使用したクライアント セットアップの準備をするには

  1. アドミニストレータ プログラムを使用して、データベースのユーザー リストにユーザーを追加します。次に、追加したユーザーに Windows フォルダへのアクセス権を与えて、各ユーザーが NetSetup を実行して Visual SourceSafe を使用できるようにします。詳細については、「データベースのセキュリティ」および「データベースのロック ダウン」を参照してください。

  2. Netsetup.exe の場所、セットアップ手順、および CD キーを各ユーザーに伝えます。

    NetSetup を実行するすべてのユーザーが同じ CD キーを使用することはできますが、その場合でも各ユーザーが個別にライセンスを取得する必要があります。

    メモ   クライアント セットアップ (NetSetup) は、読み取り専用のサーバーから実行することもできます。ただし、セットアップは正常に実行されますが、セットアップが完了してもクライアントは実行されません。サーバーの共有属性を [フル コントロール] に設定すると、クライアントは正常に起動します。

参照

データベースのセキュリティ | データベースのセットアップ | プロジェクト オプションの設定