.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス
.NET Framework クラス ライブラリは、Microsoft .NET Framework に含まれているクラス、インターフェイス、および値型のライブラリです。このライブラリは、システム機能へのアクセスを提供します。また、.NET Framework のアプリケーション、コンポーネント、およびコントロールを作成する場合の基礎となるようにデザインされています。
名前空間
.NET Framework クラス ライブラリに用意されている名前空間を次に示します。
Microsoft.Aspnet.Snapin
ASP.NET 管理コンソール アプリケーションが Microsoft 管理コンソール (MMC) とやり取りするために必要なクラスが含まれています。Microsoft.Build.BuildEngine
MSBuild エンジンを表すクラスが含まれています。Microsoft.Build.Framework
MSBuild のタスク、ロガー、およびイベントを構成するクラスが含まれています。Microsoft.Build.Tasks
MSBuild と共に出荷されたすべてのタスクの実装が含まれています。Microsoft.Build.Tasks.Deployment.Bootstrapper
MSBuild で内部利用するクラスが含まれています。Microsoft.Build.Tasks.Deployment.ManifestUtilities
MSBuild で内部利用するクラスが含まれています。Microsoft.Build.Utilities
独自の MSBuild ロガーおよびタスクの作成に使用できるヘルパー クラスが用意されています。Microsoft.Csharp
C# 言語によるコンパイルとコード生成をサポートするクラスが含まれています。Microsoft.JScript
JScript 言語によるコンパイルとコード生成をサポートするクラスが含まれています。Microsoft.SqlServer.Server
Microsoft .NET Framework 共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) コンポーネントを Microsoft SQL Server に統合するためのクラスと、SQL Server データベース エンジン プロセスの実行環境が含まれています。Microsoft.VisualBasic
Visual Basic 言語によるコンパイルとコード生成をサポートするクラスが含まれています。Microsoft.VisualBasic.ApplicationServices
Visual Basic アプリケーション モデルをサポートする型が含まれています。アプリケーション情報へのアクセスを提供します。Microsoft.VisualBasic.CompilerServices
Visual Basic コンパイラをサポートする内部利用専用の型が含まれています。Microsoft.VisualBasic.Devices
Visual Basic のデバイスに関連する My オブジェクトをサポートする型が含まれています。Microsoft.VisualBasic.FileIO
Visual Basic の My ファイル システム オブジェクトをサポートする型が含まれています。Microsoft.VisualBasic.Logging
Visual Basic の My ロギング オブジェクトをサポートする型が含まれています。ログをファイルに直接出力するシンプルなログ リスナを提供します。Microsoft.VisualBasic.MyServices
Visual Basic の My をサポートする型が含まれています。Microsoft.VisualBasic.MyServices.Internal
Visual Basic の My をサポートする内部利用専用の型が含まれています。Microsoft.Vsa
.NET Framework スクリプト エンジンのスクリプトをアプリケーションに統合し、実行時にコードをコンパイルおよび実行できるようにするインターフェイスが含まれています。Microsoft.Win32
2 種類のクラス、つまりオペレーティング システムによって生成されるイベントを処理するクラスと、レジストリを操作するクラスが用意されています。Microsoft.Win32.SafeHandles
ファイル ハンドルおよびオペレーティング システム ハンドルをサポートする共通機能を提供するセーフ ハンドル クラスの抽象派生クラスが含まれています。Microsoft.WindowsCE.Forms
.NET Compact Framework を使用する Pocket PC および Smartphone の Windows フォーム アプリケーションを開発するためのクラスが含まれています。Microsoft.WindowsMobile.DirectX
.NET Compact Framework を使用するデバイスで DirectX アプリケーションを開発するためのクラスが含まれています。アプリケーションを実行するには、Windows Mobile の将来のリリースが必要です。Microsoft.WindowsMobile.DirectX.Direct3D
.NET Compact Framework を使用するデバイス上で Direct3D アプリケーションを開発するためのクラスが含まれています。アプリケーションを実行するには、Windows Mobile の将来のリリースが必要です。System
一般的に使用される値型と参照データ型、イベントとイベント ハンドラ、インターフェイス、属性、および処理例外を定義する基本クラスが含まれています。その他のクラスには、データ型の変換、メソッド パラメータの操作、数値演算、リモート プログラムまたはローカル プログラム呼び出し、アプリケーション環境の管理、およびマネージ アプリケーションとアンマネージ アプリケーションの監視をサポートするサービスが用意されています。System.CodeDom
ソース コード ドキュメントの要素と構造を表すために使用できるクラスが含まれています。これらの要素を使用すると、System.CodeDom.Compiler 名前空間によって提供される機能を利用して、サポートされている言語のソース コードとして出力できるソース コード ドキュメントの構造をモデル化できます。System.CodeDom.Compiler
サポートされているプログラミング言語でのソース コードの生成とコンパイルを管理するための型が含まれています。コード ジェネレータはそれぞれ、System.CodeDom 名前空間で提供される要素から成る、CodeDOM (Code Document Object Model) のソース コード モデルの構造に基づいて、特定のプログラミング言語によるソース コードを生成できます。System.Collections
リスト、キュー、ビット配列、ハッシュ テーブル、ディクショナリなど、オブジェクトのさまざまなコレクションを定義するインターフェイスとクラスが含まれています。System.Collections.Generic
ジェネリック コレクションを定義するインターフェイスとクラスが含まれています。これを使用して、厳密に型指定されたコレクションを作成し、非ジェネリックの厳密に型指定されたコレクションを使用した場合に比べてタイプ セーフおよびパフォーマンスを向上させることができます。System.Collections.ObjectModel
再利用可能なライブラリのオブジェクト モデル内のコレクションとして使用できるクラスが含まれています。これらのクラスは、プロパティまたはメソッドがコレクションを返す場合に使用します。System.Collections.Specialized
厳密に型指定された専用コレクションが含まれています。たとえば、リンクされたリストのディクショナリ、ビット ベクタ、文字列だけを格納するコレクションなどがあります。System.ComponentModel
コンポーネントとコントロールの実行時およびデザイン時の動作を実装するために使用できるクラスが用意されています。この名前空間には、属性コンバータと型コンバータの実装、データ ソースとの連結、およびコンポーネントのライセンス処理のための基本クラスとインターフェイスが含まれています。System.ComponentModel.Design
デザイン時にコンポーネントを設定できるようにするために、デザイン時のコンポーネントとユーザー インターフェイスの動作を開発者が独自に規定できるようにするクラスが含まれています。開発者がコンポーネントを配置したり、コンポーネントのプロパティを設定したりできるようにするしくみは、デザイン時の環境が用意します。System.ComponentModel.Design.Data
データ関連コンポーネントのデザイン時の動作を実装するクラスが含まれています。System.ComponentModel.Design.Serialization
デザイン時のシリアル化のカスタマイズと管理をサポートする型が用意されています。System.Configuration
構成データを処理するためのプログラミング モデルを提供する型が含まれています。System.Configuration.Assemblies
アセンブリを構成するために使用されるクラスが含まれています。System.Configuration.Install
独自のコンポーネント用のカスタム インストーラを作成するためのクラスが用意されています。Installer クラスは、.NET Framework における全カスタム インストーラの基本クラスです。System.Configuration.Provider
機能の追加または削除を簡略化するためのプラグ可能なモデルをサポートするために、サーバー アプリケーションとクライアント アプリケーションが共有する基本クラスが含まれています。System.Data
ADO.NET アーキテクチャの大部分を構成するクラスが含まれています。ADO.NET アーキテクチャを使用すると、複数のデータ ソースからのデータを効率的に管理するコンポーネントをビルドできます。ADO.NET には、インターネットなどからの切断時に、複数層システム内のデータを要求、更新、および同期するためのツールが用意されています。ADO.NET アーキテクチャは、Windows フォームや ASP.NET によって作成された HTML ページのようなクライアント アプリケーションにも実装されます。System.Data.Common
.NET Framework Data Provider for ODBC によって共有されるクラスが含まれています。.NET Framework データ プロバイダは、マネージ空間でデータベースなどのデータ ソースにアクセスするために使用するクラスのコレクションを記述します。System.Data.Design
カスタムの型指定されたデータセットを生成するために使用できるクラスが含まれています。System.Data.Linq
リレーショナル データにオブジェクトとしてアクセスするクラスが含まれています。DataContext および関連クラスは、オブジェクト モデルまたは別個の外部 XML ファイルで属性として指定されたマップを使用してデータベースにマップされたオブジェクトの、読み取り、作成、更新、削除に使用できます。System.Data.Linq.Mapping
LINQ to SQL で使用されるマッピング情報へのプログラムによるアクセスを提供します。System.Data.Odbc
.NET Framework ODBC 用データ プロバイダをカプセル化するクラスが含まれています。.NET Framework ODBC 用データ プロバイダは、マネージ空間で ODBC データ ソースにアクセスするために使用するクラスのコレクションを記述します。System.Data.OleDb
.NET Framework OLE DB 用データ プロバイダをカプセル化するクラスが含まれています。.NET Framework OLE DB 用データ プロバイダは、マネージ空間で OLE DB データ ソースにアクセスするために使用するクラスのコレクションを記述します。System.Data.OracleClient
.NET Framework Oracle 用データ プロバイダをカプセル化するクラスが含まれています。.NET Framework Oracle 用データ プロバイダは、マネージ空間で Oracle データ ソースにアクセスするために使用するクラスのコレクションを記述します。System.Data.Sql
SQL Server 固有の機能をサポートするクラスが含まれています。このクラスの API 拡張機能は、.NET Framework SQL Server 用データ プロバイダ (System.Data.SqlClient) に追加されます。System.Data.SqlClient
.NET Framework SQL Server 用データ プロバイダをカプセル化するクラスが含まれています。.NET Framework SQL Server 用データ プロバイダは、マネージ空間で SQL Server データベースにアクセスするために使用するクラスのコレクションを記述します。System.Data.SqlServerCE
マネージ環境で Windows CE ベースのデバイスから SQL Server CE のデータベースにアクセスするために使用できるクラスのコレクションを記述します。この名前空間を使用すると、デバイス上に SQL Server CE データベースを作成したり、デバイスまたはリモート サーバー上にある SQL Server データベースとの接続を確立したりすることもできます。System.Data.SqlTypes
SQL Server のネイティブ データ型のためのクラスが含まれています。これらのクラスは、他のデータ型に対する高速な代替手段となります。この名前空間のクラスを使用すると、有効桁数が消失するような状況で発生する型変換エラーの防止に役立ちます。他のデータ型では、内部的に SqlTypes との型変換が行われるため、この名前空間内でオブジェクトを明示的に作成して使用すると、コードの実行も速くなります。System.Diagnostics
システム プロセス、イベント ログ、およびパフォーマンス カウンタと対話できるクラスが用意されています。また、この名前空間には、アプリケーションをデバッグしたり、コードの実行をトレースしたりできるクラスも用意されています。詳細については、Trace クラスおよび Debug クラスを参照してください。System.Diagnostics.CodeAnalysis
コード分析ツールとの対話のためのクラスが含まれています。コード分析ツールは、コードが命名やセキュリティなどに関するコーディング規則に従っているかどうかを分析するために使用します。System.Diagnostics.Design
アプリケーションの監視およびインストルメンテーションのデザイン時サポートを拡張するために使用できるクラスが含まれています。System.Diagnostics.SymbolStore
ソース行から Microsoft Intermediate Language (MSIL) へのマップなど、デバッグ シンボル情報の読み書きを実行できるクラスが用意されています。.NET Framework 対応のコンパイラでは、デバッグ シンボル情報をプログラム データベース (PDB) ファイルに格納できます。デバッガとコード プロファイラ ツールは、実行時にデバッグ シンボル情報を読み取ることができます。System.DirectoryServices
マネージ コードから Active Directory への簡単なアクセスを提供します。この名前空間には、ADSI (Active Directory Services Interfaces) 技術を使用する 2 つのコンポーネント クラス DirectoryEntry および DirectorySearcher があります。ADSI は、さまざまなネットワーク プロバイダを利用するための柔軟なツールとして Microsoft から提供される一連のインターフェイスです。ADSI を使用すると、管理者は、ネットワークの規模に関係なく、比較的簡単にネットワーク上のリソースを検出および管理できます。System.DirectoryServices.ActiveDirectory
Microsoft® Active Directory® ディレクトリ サービス タスクを構築する高レベル抽象オブジェクト モデルが用意されています。フォレスト、ドメイン、サイト、サブネット、パーティション、スキーマなどの Active Directory® ディレクトリ サービスの概念は、このオブジェクト モデルの一部です。System.DirectoryServices.Protocols
LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) バージョン 3 (V3) および DSML (Directory Services Markup Language) バージョン 2 (V2) 規格に定義されているメソッドが用意されています。System.Drawing
GDI+ 基本グラフィックス機能へのアクセスを提供します。System.Drawing.Drawing2D、System.Drawing.Imaging、および System.Drawing.Text の各名前空間では、より高度な機能が提供されています。System.Drawing.Design
デザイン時のユーザー インターフェイス (UI) ロジックと描画を拡張するクラスが含まれています。このデザイン時機能をさらに拡張すると、カスタム ツールボックス項目や、サポートされる型の値を編集したりグラフィカルに表現したりできる型に固有の値エディタ、特定の型の間で値を変換できる型コンバータを作成できます。この名前空間には、デザイン時 UI の拡張機能を開発するための基本的なフレームワークが用意されています。System.Drawing.Drawing2D
高度な 2 次元ベクタ グラフィックス機能を提供します。この名前空間には、グラデーション ブラシ、Matrix クラス (ジオメトリック変換の定義に使用される)、および GraphicsPath クラスが含まれています。System.Drawing.Imaging
高度な GDI+ イメージング機能を提供します。基本のグラフィックス機能は、System.Drawing 名前空間に用意されています。System.Drawing.Printing
印刷に関連するサービスを提供します。通常、PrintDocument クラスの新しいインスタンスを作成して、印刷する内容を記述するプロパティを設定します。次に、Print メソッドを呼び出してドキュメントを実際に印刷します。System.Drawing.Text
高度な GDI+ タイポグラフィ機能を提供します。基本のグラフィックス機能は、System.Drawing 名前空間に用意されています。この名前空間のクラスを使用すると、ユーザーがフォントのコレクションを作成して使用できます。System.EnterpriseServices
エンタープライズ アプリケーションのための重要なインフラストラクチャを提供します。COM+ は、エンタープライズ環境に配置されるコンポーネント プログラミング モデルのためのサービス アーキテクチャを提供します。この名前空間には、エンタープライズ アプリケーションにとって実用的な、COM+ サービスにアクセスできる .NET Framework オブジェクトが用意されています。System.EnterpriseServices.CompensatingResourceManager
マネージ コードで補正リソース マネージャ (CRM) を使用できるようにするためのクラスが用意されています。CRM は、COM+ によって提供されるサービスです。このサービスを使用すると、非トランザクション オブジェクトを Microsoft 分散トランザクション コーディネータ (DTC) のトランザクションに含めることができます。CRM は完全なリソース マネージャの機能を備えていませんが、トランザクションの最小性 (all-or-nothing の動作) と、復元ログを通じての永続性を提供します。System.EnterpriseServices.Internal
COM+ サービスに対するインフラストラクチャ サポートが用意されています。この名前空間内のクラスとインターフェイスは、アンマネージ COM+ クラスからの System.EnterpriseServices への呼び出しのサポート専用です。System.Globalization
言語、国/地域、使用する暦、日付、通貨、通知の書式パターン、文字列の並べ替え順序など、カルチャ関連の情報を定義するクラスが含まれています。これらのクラスは、グローバライズされた (国際対応) アプリケーションを作成する場合に便利です。System.IO
データ ストリームやファイルを同期的および非同期的に読み取ったり書き込んだりできるようにする型が含まれています。System.IO.Compression
ストリームの基本的な圧縮および圧縮解除機能を提供するクラスが含まれています。System.IO.IsolatedStorage
分離ストアを作成および使用できるようにする型が含まれています。分離ストアを使用すると、信頼性の低いコードからはアクセスできないデータの読み書きが可能になり、ファイル システム上の他の場所に保存できる機密情報が公開されるのを防止できます。データは、現在のユーザーと、コードが存在するアセンブリ別に分離されたコンパートメントに格納されます。System.IO.Ports
シリアル ポートを制御するクラスが含まれています。これにより、同期かつイベント ドリブンの I/O、ピンおよびブレークの状態へのアクセス、シリアル ドライバのプロパティへのアクセス、およびポート特性を指定するための列挙体が提供されます。System.Linq
統合言語クエリ (LINQ: Language-Integrated Query) を使用するクエリをサポートするクラスとインターフェイスが用意されています。System.Linq.Expressions
言語レベルのコード式を式ツリーの形式でオブジェクトとして表せるクラス、インターフェイス、および列挙体が含まれます。System.Management
WMI (Windows Management Instrumentation) インフラストラクチャに組み込まれている、システム、デバイス、アプリケーションに関する豊富な管理情報と管理イベントへのアクセスを提供します。System.Management.Instrumentation
管理用のアプリケーションを組み込み、それらの管理情報とイベントを WMI を通じて潜在的なコンシューマに公開するために必要なクラスが用意されています。これによって、Microsoft Application Center や Microsoft Operations Manager などのコンシューマからアプリケーションを簡単に管理できます。また、マネージおよびアンマネージのどちらについても、管理者スクリプトまたはその他のアプリケーションによるアプリケーションの監視と構成が可能になります。System.Messaging
ネットワーク上のメッセージ キューへの接続、監視、および管理を行ったり、メッセージの送信、受信、ピークを行ったりできるクラスが用意されています。System.Messaging.Design
System.Messaging クラスのデザイン時サポートを拡張するために使用できるクラスが含まれています。System.Net
最近のネットワークで使用されている多くのプロトコル用の単純なプログラミング インターフェイスが用意されています。WebRequest クラスおよび WebResponse クラスは、プラグ可能なプロトコルと呼ばれるものの基礎、つまり、それぞれのプロトコルの固有の詳細を気にせずにインターネット リソースを使用するアプリケーションを開発できるネットワーク サービスの実装の基礎を形成します。System.Net.Cache
取得したリソースのキャッシュ ポリシーを WebRequest クラスおよび HttpWebRequest クラスを使用して定義するために使用する型および列挙体を定義します。System.Net.Configuration
System.Net 名前空間の構成設定にプログラムでアクセスして更新するためにアプリケーションが使用するクラスが含まれています。System.Net.Mail
電子メールを SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) サーバーへ送信するために使用するクラスが含まれています。System.Net.Mime
MIME (Multipurpose Internet Mail Exchange) ヘッダーを表すために使用する型が含まれています。電子メールを SmtpClient クラスを使用して送信する際、この型を System.Net.Mail 名前空間の型と共に使用して、Content-Type、Content-Disposition、Content-transfer-Encoding の各ヘッダーを指定します。System.Net.NetworkInformation
ネットワーク トラフィック データ、ネットワーク アドレス情報、およびローカル コンピュータのアドレス変更の通知へのアクセスが用意されています。この名前空間には、Ping ユーティリティを実装するクラスも含まれています。Ping と関連クラスを使用して、コンピュータがネットワーク経由でアクセス可能かどうかをチェックできます。System.Net.Sockets
ネットワークへのアクセスの制御を支援する必要のある開発者のための、Windows ソケット (Winsock) インターフェイスのマネージ実装が用意されています。System.Reflection
読み込まれた型、メソッド、およびフィールドのマネージ ビューを提供するクラスとインターフェイスが含まれています。このビューでは、型を動的に作成したり呼び出したりできます。System.Reflection.Emit
コンパイラやツールによってメタデータと Microsoft Intermediate Language (MSIL) を出力し、必要に応じてディスク上に PE ファイルを生成できるクラスが含まれています。これらのクラスの主なクライアントは、スクリプト エンジンとコンパイラです。System.Resources
アプリケーションで使用されるカルチャに固有のさまざまなリソースを作成、格納、および管理できるクラスとインターフェイスが用意されています。System.Resources.Tools
StronglyTypedResourceBuilder クラスが含まれています。リソースの厳密な型指定をサポートします。.NET Framework Version 2.0 から、このコンパイル時機能により、静的な読み取り専用の (get) プロパティを含むクラスを作成してリソースへのアクセスをカプセル化できるようになり、リソースの使用が簡単になりました。System.Runtime
System、Runtime、Security などのさまざまな名前空間をサポートする高度な型が含まれています。System.Runtime.ConstrainedExecution
あるコードの作成者とそのコードに依存する開発者との間で信頼関係を築くためのコントラクトを列挙および定義する一連の型を定義します。System.Runtime.Hosting
アプリケーション ドメイン内でのアプリケーションのアクティベーションに使用する高度な型が含まれています。System.Runtime.CompilerServices
マネージ コードを使用するコンパイラ ライタのための機能を提供し、共通言語ランタイムの動作に影響するメタデータの属性を指定できるようにします。この名前空間のクラスは、コンパイラ ライタ専用です。System.Runtime.InteropServices
COM 相互運用機能とプラットフォーム呼び出しサービスをサポートするさまざまなメンバが用意されています。これらのサービスの詳細については、「アンマネージ コードとの相互運用」を参照してください。System.Runtime.InteropServices.ComTypes
マネージ コードの COM 関数を定義するメソッドが含まれています。System.Runtime.InteropServices 名前空間の UCOM* メソッドは廃止されました。代わりにこれらの関数を使用してください。System.Runtime.InteropServices.CustomMarshalers
.NET インフラストラクチャをサポートします。コードから直接使用するためのものではありません。System.Runtime.InteropServices.Expando
メンバを追加または削除することによってオブジェクトを変更できる IExpando インターフェイスが含まれています。System.Runtime.Remoting
分散アプリケーションを作成したり構成したりできるクラスとインターフェイスが用意されています。System.Runtime.Remoting.Activation
リモート オブジェクトのサーバー アクティベーションおよびクライアント アクティベーションをサポートするクラスとオブジェクトが用意されています。System.Runtime.Remoting.Channels
クライアントがリモート オブジェクトのメソッドを呼び出すときに転送手段として使用される、チャネルおよびチャネル シンクをサポートしたり処理したりするクラスが含まれています。System.Runtime.Remoting.Channels.Http
HTTP プロトコルを使用してリモートの場所との間でメッセージやオブジェクトを転送するチャネルが含まれています。既定の HTTP チャネルでは、伝送のためにオブジェクトとメソッドの呼び出しが SOAP 形式でエンコードされますが、他のエンコード フォーマッタ シンクとデコード フォーマッタ シンクをチャネルの構成プロパティに指定することもできます。System.Runtime.Remoting.Channels.Ipc
Windows オペレーティング システムのプロセス間通信 (IPC: Interprocess Communication) システムで使用するリモート処理用通信チャネルを定義します。IPC チャネルはネットワーク通信を使用しないため、HTTP チャネルおよび TCP チャネルよりはるかに高速ですが、物理的に同一のコンピュータ上のアプリケーション ドメイン間での通信にのみ使用できます。System.Runtime.Remoting.Channels.Tcp
TCP プロトコルを使用してリモートの場所との間でメッセージやオブジェクトを転送するチャネルが含まれています。既定の TCP チャネルでは、伝送のためにオブジェクトとメソッドの呼び出しがバイナリ形式でエンコードされますが、他のエンコード フォーマッタ シンクとデコード フォーマッタ シンクをチャネルの構成プロパティに指定することもできます。System.Runtime.Remoting.Contexts
すべてのオブジェクトが常駐するコンテキストを定義するオブジェクトが含まれています。コンテキストとは、オブジェクトが存在する環境を定義する順序付けられた一連のプロパティです。コンテキストは、同期、トランザクション、ジャスト イン タイム (JIT) アクティベーション、セキュリティなど、特定の自動サービスを要求するように構成されているオブジェクトのアクティベーション プロセス中に作成されます。1 つのコンテキスト内に複数のオブジェクトを常駐させることができます。System.Runtime.Remoting.Lifetime
リモート オブジェクトの有効期間を管理するクラスが含まれています。従来の分散ガベージ コレクションでは、参照カウントを使用したりコントロールを ping したりすることによってオブジェクトの有効期間を管理します。この方法は、サービスあたりのクライアント数が少ないときは有効ですが、サービスあたりに数千ものクライアントが存在する場合には向きません。リモート処理の有効期間サービスは、各サービスにリースを関連付け、リース期間が切れるとサービスを削除します。有効期間サービスは、従来の分散ガベージ コレクタの機能を提供するだけでなく、サーバーあたりのクライアント数が増えたときにも柔軟に対応できます。System.Runtime.Remoting.Messaging
メッセージの作成とリモート処理のためのクラスが含まれています。リモート処理インフラストラクチャは、メッセージを使用してリモート オブジェクトと通信します。メッセージは、リモート メソッド呼び出しの送信、リモート オブジェクトのアクティブ化、および情報の通信を目的として使用されます。メッセージ オブジェクトは、アクション ID、エンボイ情報、およびパラメータを含む、名前付きプロパティのセットを搬送します。System.Runtime.Remoting.Metadata
オブジェクトやフィールドに対する SOAP の生成と処理をカスタマイズするために使用できるクラスおよび属性が含まれています。この名前空間のクラスを使用すると、SOAPAction、型出力、XML 要素名、およびメソッドの XML 名前空間 URI を示すことができます。System.Runtime.Remoting.Metadata.W3cXsd2001
2001 年に W3C (World Wide Web Consortium) によって定義された XML スキーマ定義 (XSD) が含まれています。W3C の『XML Schema Part2: Datatypes』仕様は、さまざまなデータ型の形式と動作を特定しています。この名前空間には、W3C 仕様に準拠するデータ型のラッパー クラスが含まれます。すべての日付と時刻の型は、ISO 標準仕様に準拠しています。System.Runtime.Remoting.MetadataServices
メタデータとリモート処理インフラストラクチャ用の XML スキーマを相互に変換するために、Soapsuds.exe コマンド ライン ツールやユーザー コードから使用されるクラスが含まれています。System.Runtime.Remoting.Proxies
プロキシの機能を制御したり提供したりするクラスが含まれています。プロキシとは、リモート オブジェクトのイメージであるローカル オブジェクトです。プロキシを使用すると、クライアントはリモート処理境界を越えてオブジェクトにアクセスできます。System.Runtime.Remoting.Services
.NET Framework に機能を提供するサービス クラスが含まれています。System.Runtime.Serialization
オブジェクトのシリアル化と逆シリアル化に使用できるクラスが含まれています。シリアル化とは、別の場所へのストレージまたは伝送のために、オブジェクトまたはオブジェクトのグラフをバイトのリニア シーケンスに変換するプロセスです。逆シリアル化は、格納されている情報を取り込んで、そこからオブジェクトを再び作成するプロセスです。System.Runtime.Serialization.Formatters
シリアル化フォーマッタで使用される共通の列挙型、インターフェイス、およびクラスが用意されています。System.Runtime.Serialization.Formatters.Binary
オブジェクトをバイナリ形式でシリアル化および逆シリアル化するために使用できる BinaryFormatter クラスが含まれています。System.Runtime.Serialization.Formatters.Soap
オブジェクトを SOAP 形式でシリアル化および逆シリアル化するために使用できる SoapFormatter クラスが含まれています。System.Security
アクセス許可のための基本クラスなど、.NET Framework のセキュリティ システムの基になる構造が用意されています。System.Security.Cryptography
データの安全なエンコーディングおよびデコーディングの他、ハッシュ処理、乱数生成、メッセージ認証などの多数の操作を含む暗号サービスを提供します。System.Security.Cryptography.Pkcs
データ署名、キーの交換、証明書の要求、公開キーの暗号化と復号化、およびその他のセキュリティ機能のためのメソッドを含めて、公開キー暗号化規格 (PKCS) のためのプログラミング要素を提供します。System.Security.Cryptography.X509Certificates
共通言語ランタイムによる Authenticode X.509 v.3 証明書の実装が含まれています。この証明書は、証明書の所有者を一意に、そして確実に識別する秘密キーで署名されます。System.Security.Cryptography.Xml
XML デジタル署名の作成と検証をサポートするためのクラスが含まれています。この名前空間に含まれるクラスは、W3C (World Wide Web Consortium) による勧告『XML-Signature Syntax and Processing』を実装しています。この勧告は http://www.w3.org/TR/xmldsig-core/ で公開されています。System.Security.Permissions
操作とリソースへのアクセスをポリシーに基づいて制御するクラスを定義します。System.Security.Policy
コード グループ、メンバシップ条件、および証拠のが含まれています。これら 3 種類のクラスは、.NET Framework のセキュリティ ポリシー システムによって適用される規則を作成するために使用します。証拠クラスはセキュリティ ポリシーへの入力であり、メンバシップ条件はスイッチです。これら 2 つのクラスの両方によって、ポリシー ステートメントが作成され、与えられるアクセス許可セットが決定されます。ポリシー レベルとコード グループは、ポリシーの階層構造を形成します。コード グループは規則をカプセル化したもので、ポリシー レベルに階層的に配置されます。System.Security.Principal
コードが実行されているセキュリティ コンテキストを表すプリンシパル オブジェクトを定義します。System.ServiceProcess
Windows サービス アプリケーションを実装、インストール、および制御できるクラスが用意されています。サービスとは、ユーザー インターフェイスなしで長時間実行される実行可能プログラムを指します。サービスの実装では、ServiceBase クラスから継承し、開始、停止、一時停止、継続の各コマンドが渡されたときに処理する特定の動作や、システムのシャットダウン時に実行されるカスタムの動作とアクションを定義できます。System.Text
ASCII、Unicode、UTF-7、および UTF-8 の文字エンコーディングを表すクラス、つまり、文字のブロックとバイトのブロックを相互に変換するための抽象基本クラスと、中間インスタンスを作成せずに String オブジェクトの操作と書式設定を行うヘルパ クラスが含まれています。System.Text.RegularExpressions
.NET Framework の正規表現エンジンへのアクセスを提供するクラスが含まれています。この名前空間に用意されている正規表現機能は、Microsoft .NET Framework 内で実行される任意のプラットフォームまたは言語から使用できます。System.Threading
マルチスレッド プログラミングを実現するクラスとインターフェイスが用意されています。この名前空間には、スレッドの動作やデータへのアクセスを同期するためのクラス (Mutex、Monitor、Interlocked、AutoResetEvent など) のほか、システムが提供するスレッド プールを使用するための ThreadPool クラス、スレッド プール スレッドでコールバック メソッドを実行するための Timer クラスも用意されています。System.Timers
指定した間隔でイベントを発生させることができる Timer コンポーネントが用意されています。System.Transactions
コードのトランザクションへの参加を許可するクラスが含まれています。このクラスは、複数の分散参加要素、複数のフェーズ通知、および永続参加リストを使用するトランザクションをサポートします。System.Transactions.Configuration
System.Transactions クラスが使用する設定オプションを記述するクラスが含まれています。System.Web
ブラウザとサーバー間の通信を有効にするクラスとインターフェイスが用意されています。この名前空間には、現在の HTTP 要求に関する詳細情報を提供する HttpRequest クラス、クライアントへの HTTP 出力を管理する HttpResponse クラス、およびサーバー側のユーティリティとプロセスへのアクセスを提供する HttpServerUtility クラスが含まれています。System.Web には、Cookie 操作、ファイル転送、例外情報、および出力キャッシュ制御のためのクラスも含まれています。System.Web.Caching
頻繁に使用されるサーバー上のデータをキャッシュするためのクラスが用意されています。これには、Cache クラス、つまり、ハッシュ テーブルやデータ セットなどの任意のデータ オブジェクトを格納するディクショナリが含まれています。これらのオブジェクトの有効期限機能と、これらのオブジェクトを追加および削除できるメソッドも用意されています。他のファイルやキャッシュ エントリへの依存関係を持つオブジェクトを追加したり、オブジェクトがキャッシュから削除されたときにコールバックを実行して、アプリケーションに通知したりすることもできます。System.Web.Compilation
ASP.NET ビルド環境内でカスタムのファイルの種類を生成およびコンパイルするためのクラスが含まれています。System.Web.Configuration
ASP.NET 構成のセットアップに使用されるクラスが含まれています。System.Web.Handlers
Web サーバーへの HTTP 要求を処理する HTTP ハンドラ クラスが含まれています。System.Web.Hosting
IIS (Microsoft Internet Information Services) の外部からマネージ アプリケーションによって ASP.NET アプリケーションをホストするための機能が用意されています。System.Web.Mail
この名前空間のクラスは廃止されました。System.Net.Mail 名前空間のクラスを使用してください。CDOSYS メッセージ コンポーネントを使用してメッセージを構築および送信できるようにするクラスが含まれています。メール メッセージは、Microsoft Windows 2000 に組み込まれている SMTP メール サービスか、任意の SMTP サーバーのどちらかを通じて配信されます。この名前空間のクラスは、ASP.NET または任意のマネージ アプリケーションから使用できます。System.Web.Management
Web アプリケーションの状態を管理および監視するためのクラスおよびインターフェイスが含まれています。System.Web.Mobile
ASP.NET モバイル Web アプリケーションを作成するのに必要な、認証やエラー処理などの核となる機能が含まれています。System.Web.Profile
Web サーバー アプリケーションに ASP.NET ユーザー プロファイルを実装するために使用されるクラスが含まれています。System.Web.RegularExpressions
ASP.NET ファイルの分析に使用される正規表現が用意されています。System.Web.RegularExpressions 名前空間のすべてのメンバは、Regex クラスの子孫です。System.Web.Security
Web サーバー アプリケーションに ASP.NET セキュリティを実装するために使用されるクラスが含まれています。System.Web.Services
ASP.NET を使用した XML Web サービスおよび XML Web サービス クライアントを作成できるクラスが含まれています。XML Web サービスは、HTTP、XML、XSD、SOAP、WSDL などの標準プロトコルを使用する疎結合環境でのメッセージ交換機能を提供するアプリケーションです。XML Web サービスを使用すると、企業内外の異種環境に対して、実装、プラットフォーム、およびデバイスの相互運用を広範囲にわたって実現するモジュール アプリケーションを構築できます。これらのアプリケーションの SOAP ベースの XML メッセージには、構造化および型指定を細かく定義している部分と、任意の XML を使用して大まかに定義している部分があります。プロトコルの範囲内で絶えず進化するこのメッセージ機能は、Web の今後のビルド ブロックとして XML Web サービスの柔軟性と保全性の基本となります。System.Web.Services.Configuration
ASP.NET を使用して作成された XML Web サービスの動作を構成するクラスが含まれています。System.Web.Services.Description
Web サービス記述言語 (WSDL) を使用して XML Web サービスをパブリックに記述するためのクラスが含まれています。この名前空間の各クラスは、WSDL 仕様の中の特定の要素に対応します。クラス階層は、有効な WSDL ドキュメントの XML 構造に対応します。System.Web.Services.Discovery
XML Web サービス クライアントにおいて、Web サーバー上で利用できる XML Web サービスを検出できるようにするクラスが含まれています。サービスの検索は、XML Web サービス探索というプロセスをとおして行われます。System.Web.Services.Protocols
ASP.NET Web サービス クライアントと Web サービス間の通信中に、データ送信のため使用されるプロトコルを定義するクラスが含まれています。System.Web.SessionState
サーバー上の Web アプリケーションにおいて、1 つのクライアントに固有のデータを格納できるようにするためのクラスとインターフェイスが用意されています。クライアントがアプリケーションと永続的に接続しているように見せかけるために、セッション状態データが使用されます。ステータス情報はローカル プロセス メモリに格納できる他、Web ファーム構成では、ASP.NET 状態サービスまたは SQL Server データベースのいずれかを使用してプロセス外に格納することもできます。System.Web.UI
Web ページのユーザー インターフェイスとして Web アプリケーションに表示される、コントロールやページを作成できるクラスとインターフェイスが用意されています。この名前空間には、HTML コントロール、Web コントロール、ユーザー コントロールなどの種類に関係なく、すべてのコントロールおよび共通の機能セットを提供する Control クラスが含まれます。また、Web アプリケーションのページが要求されるたびに自動的に生成される Page コントロールもあります。さらに、Web フォーム サーバー コントロールのデータ連結機能、特定のコントロールまたはページのビューステートを保存する機能、プログラム可能なコントロールとリテラル コントロールの両方の解析機能を提供するクラスも用意されています。System.Web.UI.Adapters
コントロール アダプタおよびページ アダプタの基本クラスが含まれています。これを使用してページやコントロールの有効期限状態をオーバーライドすると、既定のマークアップまたは動作を特定のブラウザ向けの新しいマークアップ規格に変更できます。System.Web.UI.Design
Web フォーム コントロールおよび Web サーバー コントロールのデザイン時サポートを拡張するために使用できるクラスが含まれています。System.Web.UI.Design.MobileControls
互換性のために残されています。System.Web.UI.MobileControls 名前空間のクラスのデザイン時サポートを提供するクラスが含まれています。この名前空間のクラスは廃止されました。System.Web.UI.Design.WebControls 内のクラスを使用してください。System.Web.UI.Design.MobileControls.Converters
モバイル コントロールでのデータ型変換のデザイン時サポートを提供するクラスが含まれています。System.Web.UI.Design.WebControls
Web サーバー コントロールのデザイン時サポートを拡張するために使用できるクラスが含まれています。System.Web.UI.Design.WebControls.WebParts
System.Web.UI.WebControls.WebParts 名前空間のクラスの派生コントロールに対するデザイン時サポートを提供するクラスが含まれています。System.Web.UI.HtmlControls
Web フォーム ページに HTML サーバー コントロールを作成できるクラスのコレクションが含まれています。HTML サーバー コントロールはサーバー上で実行され、ほとんどのブラウザでサポートされる標準の HTML タグに直接割り当てられます。このコントロールを使用すると、Web フォーム ページの HTML 要素をプログラムによって制御できます。System.Web.UI.MobileControls
互換性のために残されています。異なるモバイル デバイスに対してアプリケーションをインテリジェントに表示できる一連の ASP.NET サーバー コントロールが含まれています。この名前空間のクラスは廃止されました。System.Web.UI.WebControls 内のコントロールを使用してください。System.Web.UI.MobileControls.Adapters
モバイル コントロールの有効期限段階をオーバーライドして、既定の HTML、CHTML、または WML のマークアップまたは動作を、新しいマークアップ規格や特定のブラウザまたはモバイル デバイス向けに変更するために使用できるクラスが含まれています。System.Web.UI.MobileControls.Adapters.XhtmlAdapters
モバイル コントロールの有効期限段階をオーバーライドして、既定の XHTML のマークアップまたは動作を、新しいマークアップ規格や特定のブラウザまたはモバイル デバイス向けに変更するために使用できるクラスが含まれています。System.Web.UI.WebControls
Web ページに Web サーバー コントロールを作成できるクラスが含まれています。Web サーバー コントロールはサーバー上で実行されます。Web サーバー コントロールには、ボタンやテキスト ボックスなどのフォーム コントロールが含まれます。予定表のような特殊な用途のコントロールもあります。Web サーバー コントロールはサーバー上で実行されるため、これらの要素をプログラムによって制御できます。Web サーバー コントロールは、HTML サーバー コントロールより抽象的です。Web サーバー コントロールのオブジェクト モデルは、必ずしも HTML の構文を反映していません。System.Web.UI.WebControls.Adapters
Web コントロールの有効期限段階をオーバーライドして、そのコントロールの既定のマークアップまたは動作を、新しいマークアップ規格や特定のブラウザ向けに変更するために使用できるクラスが含まれています。System.Web.UI.WebControls.WebParts
エンド ユーザーが外観や動作を変更 (カスタマイズ) できる Web ページの作成に使用するクラスおよびインターフェイスの統合セットが含まれています。各ページのユーザー定義設定は、その後のブラウザ セッション用に保存されます。System.Web.Util
コールバック メソッドをトランザクションのスコープ下で実行し、作業を別のスレッドにポストする場合に使用するクラスが含まれています。System.Windows.Forms
Microsoft Windows オペレーティング システムに用意されている豊富なユーザー インターフェイス機能を最大限に利用する、Windows ベースのアプリケーションを作成するためのクラスが含まれています。System.Windows.Forms.ComponentModel.Com2Interop
Visual Studio のデザイン モード時にプロパティ ページの表示に使用するヘルパー クラスが含まれています。System.Windows.Forms.Design
Windows フォーム コンポーネントのデザイン時構成と動作をサポートするクラスが含まれています。これらのクラスには、Windows フォーム コンポーネントをサポートする Designer クラス、一連のデザイン時サービス、特定の型のプロパティを設定するための UITypeEditor クラス、ActiveX コントロールをインポートするためのクラスがあります。System.Windows.Forms.Design.Behavior
コンポーネントのカスタム ユーザー インターフェイス動作をデザイン時に作成するためのクラスが含まれています。System.Windows.Forms.Layout
デザイン時および実行時のレイアウト動作をサポートするクラスが含まれています。System.Windows.Forms.PropertyGridInternal
PropertyGrid コントロールの内部サポートを提供します。この名前空間のクラスは .NET Framework インフラストラクチャをサポートするもので、コードから直接使用するためのものではありません。System.Xml
XML 処理の標準ベースのサポートを提供します。System.Xml.Schema
XML スキーマ定義言語 (XSD) スキーマの標準ベースのサポートを提供する XML クラスが含まれています。System.Xml.Serialization
オブジェクトを XML 形式のドキュメントまたはストリームにシリアル化するために使用されるクラスが含まれています。System.Xml.XPath
XPath パーサーと評価エンジンが含まれています。この名前空間では、W3C 勧告『XML Path Language (XPath) Version 1.0』 (www.w3.org/TR/xpath) がサポートされます。System.Xml.Xsl
XSLT (Extensible Stylesheet Transformation) 変換のサポートを提供します。この名前空間では、W3C 勧告『XSL Transformations (XSLT) Version 1.0』 (www.w3.org/TR/xslt) がサポートされます。System.Xml.Xsl.Runtime
System.Xml.Xsl 名前空間のクラスの内部サポートを提供します。この名前空間のクラスは .NET Framework インフラストラクチャをサポートするもので、コードから直接使用するためのものではありません。