頻繁に発生するエラー ダイアログの原因を調査Process Explorer を使ってエラー ダイアログを発生させるプログラムを調べる方法更新日: 2013 年 4 月 16 日 使用ツール
トラブルの状況あるプログラムを実行しようとしたところ、以下のようなエラーが表示されました。エラーの内容を見てもよくわからないので、[はい] をクリックしましたが、再び同じ画面が表示されます。何度クリックしても同じ画面が表示されますし、[いいえ] をクリックしても、閉じるボタンをクリックしても、やはり同じ画面が表示されます。エラー ダイアログが表示されないようにするためには、どうしたらよいでしょうか? 解決方法エラー ダイアログが表示されないようにするためには、まずエラー ダイアログを表示させているプログラムを特定する必要があります。Process Explorer では、[Find Window’s Process] というボタンがあります。このボタンをドラッグ アンド ドロップで、エラー ダイアログまで移動させます。すると、そのエラー ダイアログを表示させているプログラムが Process Explorer で選択されます。 実際にドラッグ アンド ドロップさせてみると、エラー ダイアログは mshta.exe というプロセスによって表示されていることがわかりました。そこで、Process Explorer で mshta.exe を右クリックし、[kill process] をクリックしてプロセスを終了させると、エラー ダイアログも終了しました。 問題のプログラムを発見Process Explorer の [Find Window’s Process] ボタンを使ったドラッグ アンド ドロップは、エラー ダイアログだけでなく、問題となっているプログラムを発見するためにも利用できます。例えば、余計なプログラムが起動しているので終了したいときには、そのプログラムに [Find Window’s Process] ボタンをドラッグ アンド ドロップすれば、余計なプログラム (プロセス) の名前がわかります。そのプロセスに対して Process Explorer から [Kill Process] を実行すれば、余計なプログラムを終了できます。ただし、[Kill Process] を利用してプロセスを終了するときは、終了しても問題ないプロセスであるか事前に確認しておくことをお勧めします。終了したプロセスが Windows の起動に欠かせないプロセスかもしれないからです。もし、プロセスの名前を見てもどのようなプロセスであるかわからない場合、プロセスを右クリックし [Search Online] をクリックすれば、検索エンジン サイトに自動的にアクセスし、プロセス名をキーワードにした検索を行います。そこから、手がかりを見つけることができるかもしれませんので、プロセスは闇雲に終了せず、まずは検索エンジンで調べてから判断すると良いでしょう。 ページのトップへ |