Microsoft Web Platform Installer で
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Microsoft Web Platform Installer を使えば Windows Azure 開発に必要なツール、関連する必須アプリケーションを含め、最新版をまとめてインストールできます。今回は Microsoft Web Platform Installer を利用して、無償の Web 開発ツールである Visual Web Developer、Windows Azure の開発ツールキットである Windows Azure Tools for Visual Studio とそれらの関連ツールのインストールを行う手順をご紹介します。
※ この内容は 2012 年 2 月時点の情報を元に作成されています。
- Microsoft Web Platform Installer
※ 既に Visual Studioをインストール済みの方は、[2. IIS 機能の有効化] をご確認いただいたのち、下記リンクから Windows Azure Tools をインストールできます。 - Web Platform InstallerによるWindows Azure Tools for Visual Studio のインストール
- Microsoft Web Platform Installer による Visual Web Developer のインストール
- IIS 機能の有効化
- Windows Azure Tools のインストール
1. Microsoft Web Platform Installer による Visual Web Developer のインストール
Microsoft Web Platform Installer (以下、WebPI) の Web サイトから [今すぐダウンロード] をクリックすると、WebPI のダウンロードおよびインストールが始まります。インストールが完了すると、WebPI が起動します。2 回目以降の利用する際は、Windows のスタート メニューから [Microsoft Web Platform Installer] を選択して起動できます。
図 1: Microsoft Web Platform Installer の Web サイト [拡大版]
WebPI 画面の上部検索ウインドウで “Visual Web Developer” と入力して検索して(Enter で検索が実行されます)、「Visual Web Developer Express 2010 SP1」の [追加] ボタンをクリックします。
図 2: WebPI 起動画面 [拡大版]
図 3: WebPI で Visual Web Developer を検索 [拡大版]
画面左下の [インストールするアイテム] をクリックすると、Visual Web Developer 本体、および依存関係のある必須アプリケーション、ツールが合わせて選択されているのが分かります。(お使いの環境によってインストール内容が異なる場合があります)
図 4: インストールされるアイテムの確認画面 (Visual Web Developer) [拡大版]
画面右下の [閉じる] をクリックして元の画面に戻り、右下の [インストール] ボタンをクリックすると、確認画面が表示されます。確認画面の右下にある [同意します] ボタンをクリックします。Visual Web Developer と一緒に SQL Server Express もインストールされるため、SQL Server にアクセスする認証モードの確認画面が表示されますので、こちらの設定内容を入力します。
図 5: インストール確認画面 (Visual Web Developer) [拡大版]
図 6: SQL Server Express の認証モード設定画面 [拡大版]
図 7: WebPI によるインストール画面 [拡大版]
インストール完了画面が表示されたら Visual Web Developer のインストールは終了です。
図 8: インストール完了画面 (Visual Web Developer) [拡大版]
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2. IIS 機能の有効化
Windows Azure Tools をインストールする前に、IIS 機能を有効にしておく必要があります。
Windows 7 をお使いの場合は、Windows のスタート メニューからコントロール パネルを開き、[プログラムと機能] から [Windows 機能の有効化または無効化] をクリックします。[Windows の機能] の画面で、下記の機能を確認し、チェック ボックスをクリックしてオンにします。画面右下の OK をクリックすると、チェック ボックスがオンになっている機能が有効化されます。
[Microsoft .NET Framework 3.5.1]
_ [Windows Communication Foundation HTTP Activation]
[インターネット インフォメーション サービス]
― [World Wide Web サービス]
― [アプリケーション開発機能]
_ [.NET 拡張機能]、[ASP.NET]、[CGI]、[ISAPI 拡張機能]、[ISAPI フィルター]
― [HTTP 共通機能]
_ [ディレクトリの参照]、[HTTP エラー]、[HTTP リダイレクト]、[静的コンテンツ]
― [健全性と診断]
_ [HTTP ログ]、[ログ ツール]、[要求監視]、 [追跡]
_ [セキュリティ]
_ [要求のフィルタリング]
_ [Web 管理ツール]
_ [IIS 管理コンソール]
表 1: Windows 機能の有効化が必要な項目
図 9: Windows の機能の有効化と無効化の設定 [拡大版]
※ Windows Server 2008 をお使いの場合は下記 Windows Azure Tools ダウンロード ページの [注意事項] をご参照いただき、設定してください。
Microsoft Download Center > Windows Azure Tool for Microsoft Visual Studio 2010 1.4 (2011 年 8 月)
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3. Windows Azure Tools のインストール
IIS および ASP.NET 機能の有効化が完了したら、WebPI に戻って Windows Azure Tools をインストールします。 “Azure Tools” で検索して、「Windows Azure Tools 言語パック - 2011 年 11 月」の [追加] ボタンをクリックします。
図 10: WebPI で Windows Azure Tools を検索 [拡大版]
この「Windows Azure Tools for Visual Studio 2010 言語パック (日本語) 2011 年 11 月」をインストールすることにより、依存関係にあるツールが一緒にインストールされます。(SDK (開発キット) のバージョンは 1.6 となります。) 画面左下の [インストールするアイテム] をクリックすると、インストールされる内容を確認できます。(お使いの環境によってインストール内容が異なる場合があります))
図 11: インストールされるアイテムの確認画面 (Windows Azure Tools) [拡大版]
元の画面に戻り、画面右下の [インストールする] をクリック、次の画面で表示されるインストール内容を確認したら、画面右下の [同意する] をクリックするとインストールが開始されます。インストール完了画面が表示されたら、開発環境のインストールは終了です。
図 12: インストール確認画面 (Windows Azure Tools) [拡大版]
図 13: インストール完了画面 (Windows Azure Tools) [拡大版]
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