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Windows DNA

Windows DNA は、n 層開発モデルによって Web を完全に統合する方法として、Microsoft により開発されたものです。Windows DNA では、企業コンピューティング、インターネット、イントラネット、世界的な電子商取引などの要件を満たすソリューションを提供しながら、全体的な開発コストや導入コストを削減するためのフレームワークが定義されています。

Windows DNA では、標準 Windows ベースのサービスを使用して、ユーザー インターフェイスとナビゲーション、ビジネス ロジック、データ保存などの、複数層ソリューションを構成するそれぞれの層の要求に対応しています。Windows DNA で使用されているサービスは、Component Object Model (COM) を通じて統合されています。Windows DNA で使用されているサービスは、以下のとおりです。

  • ダイナミック HTML (DHTML)
  • Active Server Pages (ASP)
  • COM コンポーネント
  • コンポーネント サービス
  • Active Directory Services
  • Windows® セキュリティ サービス
  • Microsoft®メッセージ キュー サービス
  • Microsoft Data Access Compornents

Windows DNA はオープン プロトコル、およびパブリック インターフェイスを使用して開発されているため、サードパーティ製品に容易に統合できます。さらに、インターネット コンピューティング用に業界で定義された標準がサポートされているため、技術の変更に対し、開発者が簡単に対応できます。Windows DNA に追加された最新技術の一部については、「開発テクノロジ」を参照してください。次の図は、このような技術を示しています。

Windows DNA アーキテクチャ