MailItem オブジェクト
Microsoft Outlook Visual Basic リファレンス |
MailItem オブジェクト
MailItem 複数のオブジェクト |
受信トレイ フォルダ内のメッセージを表します。
MailItem オブジェクトを使用する
新しいメッセージを表す MailItem オブジェクトを作成するには、CreateItem メソッドを使用します。次の例は、新しいメッセージを作成および表示します。
Set myOlApp = CreateObject("Outlook.Application")
Set myItem = myOlApp.CreateItem(olMailItem)
myItem.Display
受信トレイ フォルダから単一の MailItem オブジェクトを取得するには、Items(index) プロパティを使用します。引数 index には、メッセージのインデックス番号、またはメッセージの既定のプロパティに適合する値を指定します。
Set myOlApp = CreateObject("Outlook.Application")
Set myNamespace = myOlApp.GetNamespace("MAPI")
Set myFolder = myNamespace.GetDefaultFolder(olFolderInbox)
myFolder.Display
Set myItem = myFolder.Items(2)
myItem.Display
解説
Microsoft Outlook のオブジェクト モデルを使用し、プログラムを通じて受信者情報が参照される場合、その情報へのアクセスを許可するかどうかをユーザーに確認するダイアログ ボックスが表示されます。ユーザーはアドレス帳または受信者情報へのアクセスを、このダイアログ ボックスが表示されてから最長 10 分間、許可することができます。これにより、モバイル デバイスとの同期を行う場合などにも作業を完了させることが可能になります。
この確認ダイアログ ボックスが表示されるのは、ソリューションがプログラムを通じて MailItem オブジェクトの以下のプロパティにアクセスを試みた場合です。
- SentOnBehalfOfName
- SenderName
- ReceivedByName
- ReceivedOnBehalfOfName
- ReplyRecipientNames
- To
- CC
- BCC
- Body
- HTMLBody
- Recipients
- SenderEmailAddress