Exchange Server 2007 SP1 でパブリック フォルダが得た新しい場所
トピックの最終更新日: 2007-09-25
Andrea Fowler 著
こんにちは。パブリック フォルダです。すばらしいニュースがあります。Exchange 2007 Service Pack 1 (SP1) で、自分専用のグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) を手に入れました。これは、とても広々とした 3 つのウィンドウを持つ管理コンソールで、すべて専用で使用できます。これをパブリック フォルダ管理コンソールと呼んでいます。ちょっと長いので、略して PFMC と呼んでもかまいません。また、とても便利な Exchange ツールボックス内にあります。このツールボックスに含まれるようになりました。ここに入れるのは、最も幅広く使用されている最良のツールだけです。そうです、私は成長して独立しました。しかし、一人でやっていくのはたいへんです。すべてを自分でやりくりする必要があり、MOM は私の雑用を引き受けてくれなくなりました。しかし、MOM は今でも私のイベントを管理しようとしています。
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MOM が実在の人物に似ているのは、単なる偶然です。MOM は、Microsoft Operations Manager 2005 SP1 の頭字語です。詳細については、「Microsoft Operations Manager 2005 SP1 を使用した Exchange 2007 の監視」を参照してください。 |
さて、私は長い間どこにいたのでしょうか。どこかへ行ってしまっていたわけではありません。Exchange 管理シェルという職場に住んでいただけなのです。Exchange 2007 では、パブリック フォルダにあまり重点が置かれていませんでした。しかし、Exchange 2007 のメインストリーム サポートで引き続き完全にサポートされる予定です。SP1 では、復活し、より良くなって、少なくとも 2012 年までは残ることを約束します。
使用方法
私の新しい場所は、実に簡単に見つけることができます。次の手順に従うだけで到着します。
Exchange 管理コンソールを開きます。
コンソール ツリーで、[ツールボックス] をクリックします。
私が指差しているところが、ツールボックスでの新しい場所です。
注 :
ツールボックスのアイコンは、そのツールの場所を実際に指し示しているわけではありません。Exchange ツールボックスの実際の動作の詳細については、「ツールボックスの使用」を参照してください。 ツールボックスから、結果ウィンドウのリンクをダブルクリックするか、操作ウィンドウの [パブリック フォルダ管理コンソール] をクリックします。
25 セントのツアー
パブリック フォルダ管理コンソールをぜひご覧ください。自慢するわけではありません。これがどんなに広々としているか、またどんなに多くの機能があるかを見ていただきたいのです。
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パブリック フォルダ管理コンソールは、フォルダの体を持った小さなアニメ キャラクタが住む家ではありません。これは Microsoft 管理コンソール (MMC) 3.0 スナップインです。パブリック フォルダ管理コンソールの使用方法の詳細については、「パブリック フォルダ管理コンソールの使用」を参照してください。 |
結果ウィンドウに表示されているのは、くつろぐ私の絵です。
では、パブリック フォルダ管理コンソールで実際には何ができるのでしょうか。機能は次のとおりです。
パブリック フォルダを持つ他のサーバーへの接続
パブリック フォルダの階層の更新
パブリック フォルダの追加または削除
パブリック フォルダのメールの有効化またはメールの無効化
パブリック フォルダの内容の更新
メールが有効なパブリック フォルダに対する送信者アクセス許可の管理
パブリック フォルダのプロパティの表示および変更
パブリック フォルダ管理コンソールには、次の 3 つの主要なセクションがあります。
パブリック フォルダ ツリー パブリック フォルダ ツリーはコンソールの左側にあり、パブリック フォルダの階層に基づくノードで構成されています。上の図を見るとわかるように、ここには標準の [既定のパブリック フォルダ] ノードがあり、作成したすべてのパブリック フォルダがここに存在します。ユーザーは、これらのフォルダに直接アクセスしたり、Microsoft Outlook などのクライアント アプリケーションを使用してアクセスできます。続いて、おしゃれな外観の [システム パブリック フォルダ] ノードがあります。ユーザーはこれらのフォルダにアクセスできません。これらのフォルダには、Outlook で使用される、空き時間データやオフライン アドレス帳 (OAB) などの情報が格納されています。パブリック フォルダと階層の詳細については、「パブリック フォルダについて」を参照してださい。
結果ウィンドウ 結果ウィンドウは、コンソールの中央にあります。このウィンドウには、パブリック フォルダ ツリーで選択したパブリック フォルダの子パブリック フォルダが表示されます。さらに、SP1 の優れた新機能の 1 つは、結果ウィンドウに表示されるアイテムの一覧のエクスポートです。すばらしい機能です。詳細については、「Exchange 管理コンソールから一覧をエクスポートする方法」を参照してください。
操作ウィンドウ 操作ウィンドウは、実際には右クリック メニューを拡張したものです。あるアイテムを右クリックすると、結果ウィンドウに表示されるものと同じ機能がすべて表示されます。その名前が示すように、すべての操作が行われる場所です。ここでパブリック フォルダを作成し、変更し、メールを有効にすることができます。これらのタスクすべての実行方法の詳細については、「パブリック フォルダの管理」を参照してください。
オフィス
パブリック フォルダ管理コンソールではこれらの優れた機能をすべて実行できますが、Exchange 管理シェルではもっと多くのことを実行できます。実際にはそこですべての作業を行っています。操作ウィンドウでアイテムをクリックしたりウィザードを完了するたびに、その作業の実際に行うのは、パブリック フォルダ管理コンソールではなく Exchange 管理シェルです。そのため、Exchange 管理シェルを私のオフィスと呼んでいます。
机に座っている私の絵があります。
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Exchange 管理シェルには、パーティションで区切られた作業スペース、机、アニメ キャラクタはありません。Exchange 管理シェルの実際の動作方法の詳細については、「Exchange 管理シェルの使用」を参照してください。 |
オフィスにいるとき、パブリック フォルダ管理コンソールでできることはすべて基本的に実行できます。しかしオフィスでは、はるかにたくさんの作業を実行できます。たとえば、次のような作業です。
パブリック フォルダおよびメールが有効なパブリック フォルダの統計情報の収集 (「パブリック フォルダの統計情報を取得する方法」を参照してください)
パブリック フォルダの内容のレプリケーションの中断と再開 (「パブリック フォルダの内容のレプリケーションを中断する方法」および「パブリック フォルダの内容のレプリケーションを再開する方法」を参照してください)
クライアント ユーザーと管理者用にパブリック フォルダ アクセス許可の構成 (「パブリック フォルダ アクセス許可の構成」を参照してください)
パブリック フォルダ データベースから新しいパブリック フォルダ データベースへのパブリック フォルダの内容の移動 (「パブリック フォルダ データベースの内容を別のパブリック フォルダ データベースに移動する方法」を参照してください)
最後に
これですべて終わりです。私の新しい場所をすべてお見せしました。またお会いできる日を楽しみにしています。部屋のドアは常に空いていますので、いつでもお立ち寄りください。
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パブリック フォルダは話しません。パブリック フォルダと実在の人物との会話は、作者の頭の中で交わされたものです。作者によると、最近聞こえているのはその声だけだそうです。 |
Andrea Fowler (このサイトは英語の場合があります) - Microsoft Exchange Server、テクニカル ライター