電子メール メッセージまたは予定に含まれているエンティティのコレクションを表します。
適用可能な Outlook のモード |
読み取り |
要件セットに指定できるもの |
メールボックス |
Entities
メンバー
プロパティ
プロパティ名 |
Outlook のモード |
説明 |
導入バージョン |
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読み取り |
アイテムに含まれている 1 つ以上の物理的な住所を取得します。 |
バージョン 1.0 |
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読み取り |
アイテムに含まれている 1 つ以上の連絡先を取得します。 |
バージョン 1.0 |
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読み取り |
アイテムに含まれている 1 つ以上の SMTP 電子メール アドレスを取得します。 |
バージョン 1.0 |
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読み取り |
アイテムに含まれている 1 つ以上の提案された会議を取得します。 |
バージョン 1.0 |
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読み取り |
アイテムに含まれている 1 つ以上の電話番号を取得します。 |
バージョン 1.0 |
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読み取り |
アイテムに含まれている 1 つ以上のタスクのヒントを取得します。 |
バージョン 1.0 |
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読み取り |
アイテムに含まれている 1 つ以上の URL を取得します。 |
バージョン 1.0 |
注釈
Entities オブジェクトは、Exchange Server 2013 サーバーによって見つけられた 1 つ以上のエンティティがアイテム (電子メール メッセージまたは予定) に含まれている場合に、getEntities メソッドと getEntitiesByType メソッドによって返されるエンティティ配列のコンテナーです。これらのエンティティをコード内で使用することにより、アイテム内のアドレスへのマップなどの追加のコンテキスト情報をビューアーに提供したり、アイテム内の電話番号に対してダイヤラーを開いたりできます。
Entities オブジェクトのプロパティには、コード内の Entities オブジェクトを参照せずに、配列としてアクセスします。たとえば addresses プロパティにアクセスするには、次のコードを使用します。
var addresses = getEntities().addresses[];
プロパティで指定された型のエンティティがアイテム内にない場合、そのエンティティに関連付けられているプロパティは null になります。たとえば、メッセージに番地と電話番号が含まれている場合、addresses プロパティと phoneNumbers プロパティには情報が含まれ、それ以外のプロパティは null になります。
エンティティの認識には、大量のデータの機械学習に基づいた自然言語認識を利用しています。エンティティの認識は決定論的ではなく、結果がアイテムの特定のコンテキストに左右されることがあります。
getEntitiesByType メソッドによってプロパティ配列が返された場合、指定のエンティティのプロパティだけにデータが含まれ、それ以外のプロパティはすべて null になります。
要件
アプリの種類 |
メール アプリ |
サポートされるクライアント |
Outlook 2013、Outlook 2013 SP1、Outlook 2013 RT、Outlook Web App、デバイス用 OWA |
ライブラリ |
Office.js |
名前空間 |
Office |
関連項目
参照先
EntityType 列挙型 (JavaScript API for Office v1.1)
その他の技術情報
Outlook クライアントでメール アプリをアクティブ化する
正規表現アクティブ化ルールを使用して Outlook でメール アプリを表示する
Outlook アイテム内の文字列を既知のエンティティとして照合する
サンプル: Outlook アイテムからエンティティ文字列を抽出する
Appointment.getEntities メソッド (JavaScript API for Office v1.1)
Appointment.getEntitiesByType メソッド (JavaScript API for Office v1.1)
Appointment.getFilteredEntitiesByName メソッド (JavaScript API for Office v1.1)
Message.getEntities メソッド (JavaScript API for Office v1.1)
Message.getEntitiesByType メソッド (JavaScript API for Office v1.1)
Message.getFilteredEntitiesByName メソッド (JavaScript API for Office v1.1)