Set-ecsmemoryutilization : Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)

操作名 : Set-ecsmemoryutilization

説明

この操作によって、管理者は Excel Calculation Services のメモリ割り当てを指定できます。

この操作は、共有サービス管理 Web サイトの [Excel Services の設定] ページにある [メモリ使用] ユーザー インターフェイスを設定する操作と同じです。

Excel Services のメモリ使用率とパフォーマンスに関する追加情報については、「Excel Services をサポートするためのリソース要件を決定する」を参照してください。

構文

stsadm -o set-ecsmemoryutilization

**   –ssp <SSP 名>**

[-maxPrivateBytes <メモリ (MB 単位)>]

[-memoryCacheThreshold <割合>]

[-maxUnusedObjectAge <時間 (分単位)>]

パラメータ

パラメータ

必須/省略可

説明

ssp

有効な SSP 名 ("SharedServices1" など)

必須

構成する Excel Calculation Services のリソースを提供する SSP の名前です。

maxPrivateBytes

有効な正の整数

省略可

Excel Calculation Services のプロセスによって割り当てられるプライベート バイトの最大サイズ (MB 単位) です。

-1 の値は、上限がコンピュータの物理メモリの 50% に設定されていることを意味します。

既定の設定は -1 です。

memoryCacheThreshold

以下のどちらかの有効な値 :

  • 0 : アクティブでないオブジェクトのキャッシュを無効にします

  • 1 ~ 95

省略可

アクティブでないオブジェクトに割り当てることができるプライベート バイトの最大サイズの割合です。メモリ キャッシュのしきい値を超えると、キャッシュに残っている現在使用されていないオブジェクトは解放されます。

既定の設定は 90 です。

maxUnusedObjectAge

有効な時間 (分単位)

以下のどちらかの有効な値 :

  • -1 : 上限なし

  • 1 ~ 34560 (24 日間)

省略可

アクティブでないオブジェクトがメモリ キャッシュ内に保存される時間の上限 (分単位) です。アクティブでないオブジェクトとは、セッションで現在使用されていないオブジェクトです。

既定値は -1 です。