データベースが併置されたアーカイブ サーバーまたは監視サーバーの復元
トピックの最終更新日: 2011-05-24
併置されたデータベースを持つアーカイブ サーバーまたは監視サーバーで障害が発生した場合は、このセクションに示す手順に従って、サーバーを復元して、データベースを再作成します。複数のサーバーで個々に障害が発生している場合は、この手順を各サーバーに対して実行します。
注: |
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Lync Server が正常に実行するために、アーカイブ データおよび監視データは必要はありません。 |
次の手順では、アーカイブ データまたは監視データの収集を続行できるようにデータベースを再作成する方法について説明します。データの復元の詳細については、「監視データまたはアーカイブ データの復元」を参照してください。
ヒント: |
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復元を開始する前に、システムのイメージ コピーを作成することをお勧めします。システムのイメージ コピーを作成しておくと、復元中に問題が発生した場合に、そのイメージをロールバック ポイントに使用できます。このイメージ コピーをオペレーティング システムと SQL Server のインストール後に作成して、証明書を復元または再登録することもできます。 |
併置されたデータベースを持つアーカイブ サーバーまたは監視サーバーを復元するには
障害が発生したサーバーと同じ完全修飾ドメイン名 (FQDN) を持つクリーン サーバーまたは新しいサーバーを開始し、オペレーティング システムをインストールし、証明書を復元または再登録します。
注: 組織で定めるサーバーの展開手順に従って、この手順を実行します。 RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーであるユーザー アカウントから、復元するサーバーにログオンします。
インスタンス名を障害が発生する前の名前と同じにして、SQL Server 2008 R2、SQL Server 2008、または SQL Server 2005 をインストールします。
注: 展開によっては、サーバーに複数の併置されたデータベースまたは個別のデータベースが含まれる場合があります。サーバーの展開で最初に使用した SQL Server (SQL Server のアクセス許可とログインを含む) をインストールしたときと同じ手順に従います。 トポロジ ビルダーを実行してトポロジを公開します。
注: この手順はオプションで、トポロジが有効になっていることを確認できます。併置されたデータベースは、Lync Server 2010 展開ウィザードを実行すると作成されます。 トポロジ ビルダーを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server トポロジ ビルダー] の順にクリックします。
[既存の展開からトポロジをダウンロードする] をクリックし、[OK] をクリックします。
トポロジを選択し、[保存] をクリックします。[はい] をクリックして選択を確定します。
[Lync Server 2010] ノードを右クリックし、[トポロジの公開] をクリックします。
トポロジの公開ウィザードの指示に従います。
ウィザードの残りの指示に従います。[完了] をクリックします。
アーカイブ サーバーまたは監視サーバーをインストールして、データベースを再作成するには、Lync Server 2010 インストール フォルダーまたはメディアを参照し、\setup\amd64\Setup.exe にある Lync Server 展開ウィザードを起動します。展開ウィザードの指示に従って、次の操作を行います。
[ステップ 1: ローカル構成ストアのインストール] を実行して、ローカル構成ファイルをインストールします。
[ステップ 2: Lync Server コンポーネントのセットアップまたは削除] を実行して、Lync Server のサーバーの役割をインストールします。
[ステップ 3: 証明書の要求、インストール、または割り当て] を実行して、証明書を割り当てます。
[ステップ 4: サービスの開始] を実行して、サーバー上でサービスを開始します。
展開ウィザードの実行の詳細については、展開に関するドキュメントで復元しているサーバーの役割を参照してください。
アーカイブまたは監視データを復元します。詳細については、「監視データまたはアーカイブ データの復元」を参照してください。