レッスン 2: 接続情報の指定 (Reporting Services)
チュートリアル プロジェクトにレポートを追加した後、リレーショナル データベース、多次元データベース、その他のリソースのデータにアクセスするためにレポートで使用される接続情報である データ ソースを定義する必要があります。
このレッスンでは、 AdventureWorks2012 サンプル データベースをデータ ソースとして使用します。 このチュートリアルでは、このデータベースが、ローカル コンピューターにインストールされている SQL Server データベース エンジンの既定のインスタンスにあることを前提としています。
接続を設定するには
[ レポート データ ] ウィンドウで、[ 新規作成 ] をクリックし、[ データ ソース...] をクリックします。
注意
レポート データ ペインが表示されていない場合は、 [表示] メニューの [レポート データ]をクリックします。
[ 名前] に「 AdventureWorks2012」と入力します。
[埋め込み接続] が選択されていることを確認します。
[種類]で [Microsoft SQL Server]を選択します。
[接続文字列]に次を入力します。
Data source=localhost; initial catalog=AdventureWorks2012
この接続文字列は、SQL Server Data Tools (SSDT)、レポート サーバー、および AdventureWorks2012 データベースがすべてローカル コンピューターにインストールされており、AdventureWorks2012 データベースにログオンする権限があることを前提としています。
注意
Advanced Services または名前付きインスタンスでSQL Server Expressを使用している場合、接続文字列にはインスタンス情報を含める必要があります。
Data source=localhost\SQLEXPRESS; initial catalog=AdventureWorks2012
接続文字列の詳細については、「[Reporting Servicesとデータ ソースのプロパティ] ダイアログ ボックスの[全般]」の「データ接続、データ ソース、接続文字列」を参照してください。
左ペインで [資格情報] をクリックし、 [Windows 認証 (統合セキュリティ) を使用する]をクリックします。
[ OK] をクリックします。データ ソース AdventureWorks2012 が レポート データ ペインに追加されます。
次の作業
AdventureWorks2012 サンプル データベースへの接続が正常に定義されました。 次に、レポートを作成します。 「レッスン 3: テーブル レポートのデータセットの定義 (Reporting Services)」を参照してください。