Web アーカイブ ファイルとしてエクスポートする場合のページ レイアウト (レポート ビルダ)
Web アーカイブ エクスポート オプションでは、レポート ビルダのレイアウトおよびデータが HTML ファイルの要素として保存されます。各アイテムがどのように保存されるかは、レポート アイテムごとに異なります。
レポート
Report RDL 要素内の要素は、要素またはタグとして、HTML ドキュメントの HEAD セクション内に保存されます。次の表は、レポート ビルダの Report RDL 要素内の要素が HTML でどのように保存されるかを示します。
RDL 要素 | 保存方法 |
---|---|
Name |
|
本文
レポート ビルダのレポートの内容は、HTML ドキュメントの BODY セクションに保存されます。BODY セクションには、高さ、幅、および罫線に関する情報を含む DIV タグが含まれています。レポートの本文内に含まれているアイテムは、BODY HTML 要素の子として保存されます。
次の表は、レポート ビルダの一部のレポート ページ プロパティが HTML でどのように保存されるかを示します。
RDL 要素 | 保存方法 |
---|---|
Height |
DIV HTML 要素の高さの属性として保存されます。 |
Width |
DIV HTML 要素の幅の属性として保存されます。 |
Page Height |
無視されます。 |
Page Width |
無視されます。 |
メモ : |
---|
レポート本文内の複数の列または連続する列は、Web アーカイブ エクスポート オプションではサポートされていません。レポートはすべて、1 つの列として保存されます。 |
スタイル
スタイル要素は、HTML 4.0 では CSS スタイルとして、HTML 3.2 では HTML 属性として保存されます。HTML 4.0 の場合、レポート アイテムごとに 1 つの CSS スタイルが保存されます。スタイルの名前は、レポート間で一意です。次の表は、レポート ビルダのスタイル属性が HTML スタイルにどのようにマップされるかを示します。
レポート ビルダのスタイル | 説明 | HTML 4.0 | HTML 3.2 |
---|---|---|---|
罫線の色 |
罫線の色 |
border |
bordercolor |
罫線のスタイル |
罫線のスタイル |
border |
無視 |
罫線の太さ |
罫線の太さ |
border |
border |
背景色 |
背景の色 |
background-color |
bgcolor |
フォント スタイル |
フォントのスタイル (標準、斜体) |
font-style |
<I> |
フォント サイズ |
フォントのサイズ |
font-family |
<font face=> |
フォント スタイル |
フォントのスタイル (太字) |
font-style |
<B> |
テキストの文字飾り |
テキストの文字飾り (下線、取り消し線) |
text-decoration |
<U> |
文字の配置 |
テキストの横方向の配置 |
text-align |
align |
縦方向の配置 |
テキストの縦方向の配置 |
vertical-align |
valign |
色 |
テキストの色 |
color |
color |
左の余白 |
左罫線とテキスト間の余白のサイズ |
padding-left |
無視 |
右の余白 |
右罫線とテキスト間の余白のサイズ |
padding-right |
無視 |
上の余白 |
上罫線とテキスト間の余白のサイズ |
padding-top |
無視 |
下の余白 |
下罫線とテキスト間の余白のサイズ |
padding-bottom |
無視 |
行間 |
テキストの行の高さ |
Line-height |
無視 |
メモ : |
---|
HTML 4.0 と HTML 3.2 では使用するタグが異なるので、同じアイテムであっても異なって表示されることがあります。たとえば、フォントの太さを調整するために使用するタグは、HTML 4.0 の方が正確です。フォントの太さによっては、HTML 4.0 では太字で表示されるテキストが、HTML 3.2 では太字で表示されないことがあります。 |
Web アーカイブ エクスポート オプションによって、レポートのレポート定義言語 (RDL) 要素が Web アーカイブ ファイルとしてどのように保存されるかをよく理解するには、RDL 要素についてさらに詳しく学習する必要があります。RDL 要素の詳細については、SQL Server 2005 Books Online の「レポート定義言語」のトピックを参照してください。
参照
処理手順
別の種類のファイルとしてレポートをエクスポートする方法 (レポート ビルダ)
概念
別の種類のファイルとしてのレポートのエクスポート (レポート ビルダ)
別の種類のファイルとしてレポートをエクスポートする場合のデザイン上の注意事項 (レポート ビルダ)