sp_helpfilegroup (Transact-SQL)

現在のデータベースに関連付けられたファイル グループの名前と属性を返します。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_helpfilegroup [ [ @filegroupname = ] 'name' ]

引数

  • [ @filegroupname = ] 'name'
    データベース内のファイル グループの論理名を指定します。name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。name を指定しない場合は、現在のデータベース内にあるすべてのファイル グループの一覧が返されます。この場合は、結果セット セクションに示す最初の結果セットのみが表示されます。

リターン コードの値

成功した場合は 0 を、失敗した場合は 1 をそれぞれ返します。

結果セット

列名

データ型

説明

groupname

sysname

ファイル グループの名前です。

groupid

smallint

数値ファイル グループ識別子です。

filecount

int

ファイル グループ内のファイル数です。

name を指定した場合は、ファイル グループ内のファイルごとに 1 行のデータが返されます。

列名

データ型

説明

file_in_group

sysname

ファイル グループ内のファイルの論理名です。

fileid

smallint

数値ファイル識別子です。

filename

nchar(260)

ディレクトリ パスを含むファイルの物理名です。

size

nvarchar(15)

ファイル サイズ (KB 単位) です。

maxsize

nvarchar(15)

ファイルの最大サイズです。

この値は、ファイルのサイズの上限です。このフィールドの値が UNLIMITED である場合、ディスクがいっぱいになるまでファイルを拡張できることを示します。

growth

nvarchar(15)

ファイルを拡張するときの増分です。これは、新たに領域が必要になるたびにファイルに追加する容量を示します。

0 = ファイルのサイズは固定されており、容量を追加することはできません。

権限

public ロールのメンバーシップである必要があります。

A. データベース内のすべてのファイル グループを返す

次の例は、AdventureWorks2008R2 サンプル データベースのファイル グループに関する情報を返します。

USE AdventureWorks2008R2;
GO
EXEC sp_helpfilegroup;
GO

B. ファイル グループ内のすべてのファイルを返す

次の例は、AdventureWorks2008R2 サンプル データベースの PRIMARY ファイル グループにあるすべてのファイルの情報を返します。

USE AdventureWorks2008R2;
GO
EXEC sp_helpfilegroup 'PRIMARY';
GO