レッスン 3: クリックスルー レポートの変更内容の確認

このレッスンでは、レッスン 1 で作成した独自のクリックスルー レポートが、Product エンティティ内の集計値が含まれているフィールドをクリックすると表示されることを確認します。

注意

SQL Server 2008 R2 Reporting Services には、レポート ビルダー 1.0 とレポート ビルダー 3.0 の両方が含まれています。

注意

レポート ビルダー 1.0 にはレポートをクリックスルー レポートとして使用するためのビルトイン オプションが含まれています。レポート ビルダー 3.0 では、レポートをクリックスルー レポートにするクリックスルー リンクを手動で作成します。代わりに、基本となるレポートをレポート ビルダー 1.0 で作成し、クリックスルー オプションを設定してから、レポート ビルダー 3.0 でレポートを開き、SQL Server 2008 R2 Reporting Services 機能を使用してレポートを調整することもできます。このチュートリアルには手動のクリックスルー リンク作成手順は含まれていません。

レポート ビルダー 1.0 を開くには

  1. Microsoft Internet Explorer 6 以降を起動します。

  2. Web ブラウザーのアドレス バーに、レポート マネージャーの URL を入力します。

    既定では、この URL は http://<ComputerName>/reports です。

  3. レポート マネージャーのホーム ページで、[レポート ビルダー] をクリックします。

    [レポート ビルダー] ウィンドウが開きます。

    重要な注意事項重要

    SQL Server 2008 R2 では、レポート ビルダー 3.0 がレポート ビルダーの既定のバージョンに設定されています。レポート ビルダー 1.0 を開くには、URL: http://<servername>/reportserver/reportbuilder/reportbuilder.application を使用します。

  4. [作業の開始] ペインで、[Adventure Works2008R2][OK] の順にクリックします。

    次に、Product Category、Product Subcategory、および Product name フィールドを含んでいる基本的なレポート ビルダー レポートの作成を開始します。

レポート ビルダー 1.0 のレポートを作成するには

  1. [エンティティ] ボックスで [Product] をクリックします。

  2. [フィールド] ボックスで、[Product Category] をダブルクリックします。

    Product Category グループがデザイン領域に追加されます。

  3. [フィールド] ボックスで、[#Products] をダブルクリックします。

  4. [表示] メニューの [レポートの実行] をクリックします。

    2 列のレポートが表示されます。

クリックスルー レポートの変更内容を確認するには

  1. Clothing カテゴリの隣にある #Products 列で 35 をクリックします。

    35 は衣料製品の番号です。レッスン 1 で作成した、カスタマイズしたクリックスルー レポートが表示されます。

  2. ツール バーの [親のレポートに戻る] をクリックします。

次の手順

カスタマイズしたクリックスルー レポートが予想どおりに表示されることを確認したら、このチュートリアルを終了します。